FreeNAS 11.3-U4.1 がリリースされています
FreeNAS 11.3-U4.1
2020年7月29日
FreeNAS 11.3-U4.1は、ミドルウェアレプリケーションの問題と権限の問題の2つのバグ修正が含まれたホットパッチリリースです。
バグの修正
キー | 概要 | コンポーネント |
NAS-106928 | zettareplミドルウェアファイル記述子リーク | ミドルウェア |
NAS-106911 | 権限変更動作の回帰 | SMB |
バグの修正
キー | 概要 | コンポーネント |
NAS-106928 | zettareplミドルウェアファイル記述子リーク | ミドルウェア |
NAS-106911 | 権限変更動作の回帰 | SMB |
TrueNAS のハードディスク交換手順を掲載しました。
FreeNAS は RaidZ によるソフトウェアRAIDがあるおかげで、MirrorやRaidZ1/2/3などに設定しておけば、ハードディスクが故障した時もいきなりデータを失うことはありません。
そこで、仮想マシン上の FreeNAS のハードディスクを1本引っこ抜いて交換してみました。
以前の記事を掲載した時点では、ネット上ではシェルで zpool コマンドを使用する例が多かったのですが、現在は GUI を使う例が多くなった印象です。
せっかくの FreeNAS なのでやはりここは GUI で実行すればいいと思います。
ということで、新しい 11.3 の UI で説明してみます。
かなりのバグ修正が入っていますので、11.3のユーザーは速やかにアップデート推奨のようです。
> NAS-106110 11.3にアップグレードしてから、UPSは「ups is on battery power」アラートになります ミドルウェア
は私の管理しているFreeNASでも該当する症状を示しているものがありました。
AC電源に障害でもあるのか、と思っていました。
FreeNAS 11.3-U5
2020年9月29日
iXsystemsはFreeNASバージョン11.3への5番目のアップデートの一般提供を発表できることを嬉しく思います!11.3-U5は、ミドルウェアとWebインターフェイスに100を超えるバグ修正が加えられたメンテナンスリリースです。これは現在、FreeNAS 11.3の最も安定したパフォーマンスの高いリリースであり、ユーザーはすぐに更新することをお勧めします!
FreeNAS11.3-U5の完全な変更ログは次のとおりです。:
訳注:多いので続きでご確認下さい。表組み中のリンク先は翻訳されていません。
FreeNASで設定したSMB共有フォルダ内に、Windows ACL属性が設定されてしまうと、思った通りにアクセスできないことがあります。
FreeNASのStorage>Pools>対象のDatasetの右側の縦三点からEdit Permissionsを選択して修正してやろうと思うと、
Dataset Has Complex ACLs
This dataset has an active ACL. Changes to permissions must be made with the ACL
editor. Open ACL editor?
こんなダイアログが表示されて、ACL Editor に行くしかない場合、
Strip ACLsが超便利です。
詳しくは続きで。
TrueNAS 12.0 is Released!
2020年10月21日|ブログ、TrueNAS、TrueNAS 12.0、TrueNASコア|
TrueNAS 12.0 RELEASEが、昨日(2020年10月20日)公開され、それに伴い、TrueNAS COREとTrueNAS Enterpriseが本番展開に向けて準備が整いました。これにより、統合ソフトウェアイメージへのFreeNASとTrueNASの統合が正式に完了し、予定通り本番環境に対応したプラットフォームとなりました。
また、ソフトウェアの統合に伴い、TrueNAS関連のすべてのものの将来のホームとなるTrueNAS.comのウェブサイトに向けて、新たに改良されたTrueNAS.comへの移行も進めています。下の図は、この移行について説明しています。
そして、ここには機能とパフォーマンスの改善点の長いリストがあります。
TrueNAS 12.0(TrueNAS 12.0がリリースされました!)へのアップデートは、
従来通りな感じで、おおまかに3パターンあります。
11.3-U5の場合、
(11.3系で最新にしてから行うこと、とのこと。それ以前のバージョンからの場合は、ISOイメージをダウンロードしてと書かれてる。なお、11.3-U5未満の環境をManual Update 用のファイルで強引にアップデートするとUIが反応しなくなることがある模様。)
たとえば11.0からだと安全なルートとしては、まずそのまま最新までアップデートして11.1-U7、ここでTrainを11.2に変更して11.2-U8にして、さらにTrainを11.3に変更してアップデートして11.3-U5にしてから、最終的にTrainを12.0に変更してアップデートするみたいな感じか。とはいえ、今まで古いバージョンにこだわっていた人がここにきて急に突然最新を目指すのもよくわかんないけど。(ハードウェアが対応していないとかならアップデートでなく新規インストールだろうし。ああ、最新版を追いかけるポリシーに方針転換したとかかな)
テスト環境で試した感じでは11.0でTrainを12.0に変えて一気に行けるみたいだけど、設定とか互換性のないPluginとかJailとか影響するのかな。
FreeNAS自体がインターネットに接続している場合は、
11.3-U5までアップデートして
CHECK FOR UPDATES から
Trainを
TrueNAS 12.0-STABLE
に変更して、
DOWNLOAD UPDATES
か
11.3-U5までアップデートしてから、
(11.3-U5までも適宜マニュアルアップデートする)
https://download.freenas.org/12.0/STABLE/RELEASE/
から
TrueNAS-12.0-RELEASE-manual-update.tar
をダウンロードしてきて、
INSTALL MANUAL UPDATE FILE
から
アップロードして
作業場所にPoolだけじゃなくて、
Memory deviceっていうのが選べるようになってる。
メモリカツカツじゃなければこっちの方が早そう。
で、アップデートする
か
それ以前のバージョンからの場合は、
ダウンロードしてきたISOイメージを焼いてそこからインストーラーを起動して
Install/Upgrade
からアップデートインストールする
通常のインストールの流れと違うところは、
Upgrade this TrueNAS installation
Upgrading the installation will preserve your existing configuration.
Do you wish to perform an upgrade or a fresh installation on da0?
<Upgrade Install> <Fresh Install>
このTrueNASインストールをアップグレードする
インストールをアップグレードすると、既存の設定が保持されます。
da0にアップグレードと新規インストールのどちらを実行しますか?
[アップグレード・インストール] [フレッシュ・インストール]
アップデートの場合は Upgrade Install で。
(この FreeNAS をイチから構築し直すつもりなら Fresh Install かな)
Update Method Selection
User configuration settings and storage volumes are preserved and not
affected by this step.
The boot device can be formatted to remove old versions, or the
upgrade can be installed in a new boot environment without affecting
any existing versions.
<Install in new boot environment> <Format the boot device>
更新方法の選択
ユーザーが構成した設定とストレージボリュームは保存され、このステップでは影響を受けません。
ブートデバイスをフォーマットして古いバージョンを削除したり
アップグレードは、既存のバージョンに影響を与えることなく、新しいブート環境としてインストールすることができます。
[新しいブート環境にインストール] [ブートデバイスのフォーマット]
基本的には Install in new boot environment でいいかな。
よほどブートデバイスの容量がカツカツの場合に Format the boot device を使うのかな?
(だとしたら、ブートデバイスをもっと容量のあるものに変える方が先決のような)
かな。
再起動後、UIがFreeNASのままの場合は、[Shift]+[F5]
Looking for help?
リンク先はみんな英語なので、
GET STARTED
でいいかと。
新しいダッシュボード。
右上に赤いバッジが出ています。
アップデート後は、Poolのアップデートフラグを更新するか求められます。
チャレンジャーな人が人柱するのを待ってもいいでしょうが、
現時点でTrueNAS 12.0に挑んでいる人はチャレンジャーと言ってもいいと思います。
このアップデートは一方通行で、一度アップデートしてしまうと、
以前のバージョンに戻すことはできません。
Poolのアップデートは、
Storage > Pools
プールの右上の歯車から
Update Pool
後戻りできないことを了承したら
□ Confirm をチェックして CONTINUE
Updated
CLOSE で閉じて終了。
TrueNAS CORE 13.0 のインストールをアップしました。
さてインストール手順ですが、従来までと大差ありません(FreeNAS 11.3 のインストール)。
画像のみ更新、っていう感じですね。
#基本的には11.3の焼き直しです。
TrueNAS CORE 13.0 のセットアップをアップしました。
TrueNAS CORE 13.0 で SMB 共有を設定するをアップしました。
インストールしてから、この設定ができるようにするまでは、
これまでの記事などを参考にしてください。
TrueNASで設定してみました。
TrueNAS で APC Smart-UPS を設定する
UPSは、APC Smart-UPSを使用しています。
ガッツリサーバーグレードのハードウェアで構成してたり大量のハードディスクを搭載してるのでもなければ、
750とか500あたりが妥当ではないでしょうか。
Installing TrueNAS for the First Time(初めてのTrueNASのインストール)
の前半部分の翻訳です。
この記事は更新版があります。
なぜ TrueNAS にするか
以上のような感じで、引退した先代パソコンなどを転用するとかしやすかったり、メインボードの故障で起動しなくなったTeraStationのディスクを中古パソコンに移植して再構築したりするのに向いていると思います。
FreeNAS 11.3 のインストール
名称が変わった最新板
TrueNAS 12.0 のインストール
TrueNAS版に更新してみました。
TrueNAS の系譜
とはいえ、
NASシステムの最新バージョンなんて無闇に追いかける必要はなし、と考える人がFreeNASを使っているとしたら、いまバージョンはどのあたりなのでしょうか。
(確かに、脆弱性対応さえあれば、共有フォルダを提供することさえできれば、無闇に新機能はいらないような)
そんなのが気になってちょっと調べてみました。
最新のバージョンについていかない、としたら
リリースされてから一定期間の評判を見てからついていく人なら、2週間とか1ヶ月遅れで、致命的なトラブルの報告がなければ最新板
ホームユースでほどほどの堅牢性と新機能のバランスをとるなら、
TrueNAS 12.0-U2 がリリースされました
の表にあるように、新しい Train が RELEASE か U1 あたりから切り替える感じでしょうか。
バグフィックスなどの連発が一段落してからメジャーアップデートする人なら当分は 11.3 にとどまるでしょうし、
現在 11.3 を使っている人で特にモチベーションがない人は 11.3-U5 でもいいし、
次のメジャーバージョンが出てから上げる、という人は 11.2系からそろそろ 11.3-U5 へのアップデートを検討、
11.3で削除された機能が結構あるので、11.2系ならではの機能を使っている人は 11.2-U8 でしょうか。
9.10系の人は11.2-U8までいってもいいと思う。
9.3系にとどまっていた人はチャレンジングな9.10系を避けたかったのでしょうから、今更アップデートしないので 9.3.1
32ビット環境の人は 9.2系最終の 9.2.1.9 でキマリ。
って感じですかね。
今から新規に組む、という人は、情報量で 11.3-U5 か、今後を考えて 12.0 でしょうか。
ただ、古い Train はよほどのことがないと脆弱性の対応もされていない気がするんですよね…。
FreeNASでは、USBメモリをブートデバイスにして、ハードディスクで共有用のストレージを構築する構成において、キャッシュやログ用にSSDを追加する、というアイデアを試したがる人が多く感じられました。(試してどうなったのかあまり見ないので効果のほどはわかりませんが、文献や理論的には、相当負荷の高い運用で、メモリ増設もできる限りやりきった場合の手法だと思っていました。また現在の1000BASE-TX程度のネットワークはネットワーク速度こそがボトルネックなので、ある程度以上は結局効果がないはずです)
が
TrueNAS 12.0 がリリースされて(厳密には FreeNAS 11.3 のリリースの頃から)、
ブートデバイスへの書き込み量が増えているため
ブートデバイスにはUSBメモリではなくSSDを使うべき
という論調になってきているため、
ある意味これも、TrueNAS に SSD を搭載する、ということだな、と思いました。
なお、
TrueNASのブートデバイス(システムデバイス)は共有フォルダを作成する為の領域には使えないので、あまり莫大な容量があっても仕方ないですが、
最低限8GB、できれば16GB以上のほかに、64GB以上あると、16GBのスワップもとることができるようなので、ほどほどの容量のSSDを使うのがいいでしょう。
TrueNAS になって画面が若干変わったので
FreeNAS の SMB を 11.3 の ACL Manager で説明してみるの焼き直しです。
Dataset を作成するときに、SMB用にすると、ACLが適用されます。
Windows パソコンのために SMB 共有フォルダの ACL を設定する方法について考えてみます。
少し時間が経過して、新しいパーツで調達するには幾らぐらいかかるかの参考に拳闘士直してみました。
TrueNAS 用のハードウェアを用意する
TrueNAS 12.0 を利用して新規にNASを構成するために、どのようなハードウェアを選ぶか。
中古のパソコンなどを転用するようなベースがある場合を別として、
FreeNAS 11.3がリリースされた時に公開されたFreeNAS Hardware Guide(部分的に日本語訳したFreeNASハードウェアガイド)や、
TrueNAS 12.0 のハードウェア要件
などを考慮して家庭用で小型のNASとして構成するとしたら…と考えてみたものです。
この構成で運用している訳ではないのであしからず。
FreeNAS のハードディスク交換手順 11.3-U4.1版の焼き直しになります。
TrueNAS のテストをしているマシンで、ディスクに回復不能セクタが出始めました。
ちょうどいいディスクがないので、しばらく放置している間に、回復不能セクタ数が増えています。
画像では /dev/ada0 のディスクのようです。
Storage > Disks
より、対象のデバイスのシリアルナンバーを確認します。
TrueNAS はブートデバイスをミラーリングして、ブートデバイスの障害に備えることができるようです。
FreeNAS でブートデバイスをミラーの焼き直しです。
TrueNASでは(FreeNAS 11頃から)はブートデバイスにUSBメモリを使うのはあまり推奨されなくなってきたので、信頼性が低いものの廉価なデバイスをミラー化するというほどは価値はないのかも知れませんが、機能としてはあります。
System > Boot > ACTIONS < Boot Pool Status
TrueNAS 12.0-U1.1 がリリースされました
ひとつ前のバージョン
TrueNAS 12.0がリリースされました!
マニュアルアップデート用のファイルはhttps://download.freenas.org/12.0/STABLE/U1/にあるみたいです。
2020年12月9日
iXsystemsはTrueNAS 12.0-U1の一般提供を発表できることを嬉しく思います!これは、それぞれTrueNAS COREおよびTrueNAS Enterpriseに名前が変更され統合されたFreeNASおよびTrueNASリリースの最初のメンテナンスリリースです。12.0-Releaseが10月20日にリリースされて以来、180を超える新しい改善またはバグ修正がU1リリースに間に合うようにマージされました!
U1リリースでは、TrueNAS Enterpriseのお客様はシステムをTrueNAS12.0に手動でアップデートすることができます。エンタープライズアップデートプロセスのサポートについては、iXサポートにお問い合わせください。Enterprise 12.0アップデートトレインは、12月22日にアクティブ化される予定です。今後のTrueNASリリース日に関する最新情報を入手するには、TrueNASロードマップを確認してください!
普段使っているテスト用のFreeNAS
(FreeNASの最新バージョンをすみやかに当てるテスト用のため、もうTrueNASになってるけど)で
読み込み不能のセクタがでたらしい。
メインで使っているFreeNASの前に、新しいバージョンのテスト用のFreeNASを設置してるんだけど、なんやかやで台数が増えてて、
(ESXi上で仮想マシンでテスト)
↓
TrueNASのテスト用(先日ディスクを交換したヤツ)(ジャンクVostro 260sベース)
↓
FreeNASのテスト用(自作機)
↓
MicroServer N54Lでのテスト用
↓
元々のメインのFreeNAS(MicroServer N54L)
↓
アーカイブ用で、データが必要になった時にしか起動しないFreeNASが3台(自作機)
みたいな段数になってる(苦笑)。
今回は上から2番目のヤツ。
TrueNAS 12.0-U2 がリリースされました
ひとつ前のバージョン
TrueNAS 12.0-U1 がリリースされました
ZFSに関する、非常にまれにしか発生することはないものの、深刻なシステム被害を被りかねない不具合のパッチのようです。
マニュアルアップデート用のファイルはhttps://download.freenas.org/12.0/STABLE/U1.1/にあるみたいです。
TrueNAS 12.0-U1.1
2021年1月15日
iXsystems は、TrueNAS 12.0-U1.1 の一般提供を発表できることをうれしく思います!これは、ZFS の重大な問題を回避するためのマイナーバージョンのリリースで、非常に珍しいアクセスパターンの下でデータの完全性に問題が発生し、システムに影響を与える可能性を修正します。これまでのところ、iXsystems では、特定の仮想化ワークロードを実行しているときにしかこれらの問題が発生していませんが、TrueNAS 12.0 以上のユーザーは、注意が必要なため、すみやかにシステムを 12.0-U1.1 にアップグレードすることが推奨されています。
12.0 がインストールされている TrueNAS Enterprise のお客様は、いつでも iXsystems サポートに連絡して TrueNAS をアップグレードすることができます。
1行増えてますね。
キー | 概要 | 回避策 |
---|---|---|
一部のIntelおよびChelsioカードと11.Xシリーズに比べてパフォーマンスの低下 | 私たちのチームは、TrueNAS 12.0 で Intel および Chelsio ネットワークデバイスを使用した場合に、いくつかのパフォーマンスの低下があることを認識しています。これらの問題はアップストリームの FreeBSD 12.2 で確認されており、これらのリグレッションを解決するための修正は現在保留されています。近い将来、アップデートリリースが発行される予定です。 |
1つ前のバージョン
TrueNAS 12.0-U1.1 がリリースされました
マニュアルアップデート用のファイルはhttps://download.freenas.org/12.0/STABLE/U2/にあるみたいです。
読了時間:6分
TrueNAS品質ライフサイクル
リリース段階 | 完了したQAサイクル | 典型的なユースケース | 説明 |
---|---|---|---|
NIGHTLY | 0 | 開発者 | 不完全です |
ALPHA | 1 | テスター | フィールドテストはあまりありません |
BETA | 2 | エンスージアスト | 主な機能は完了しましたが、いくつかのバグが予想されます |
RC | 3 | ホームユーザー | 重要でない展開に適しています |
RELEASE | 4 | 一般的な使用 | それほど複雑でない展開に適しています |
U1 | 5 | ビジネスでの使用 | より複雑な展開に適しています |
U2以降 | 6回以上 | ミッションクリティカル | 重要な稼働時間の展開に適しています |
2021年2月9日
iXsystemsはTrueNAS12.0-U2の一般提供を発表できることを嬉しく思います!このリリースには、多くのバグ修正とマイナーな機能が含まれています。12.0-U1およびU1.1リリースから、TrueNASに140を超える変更または改善がありました!
Enterprise Updateトレインは、2021年2月23日にこのリリースでアクティブ化されます。TrueNAS Enterpriseのお客様は、システムをアップグレードして、最新のパフォーマンスの改善、バグ修正、およびセキュリティの強化を取得することをお勧めします。企業のお客様は、TrueNASシステムのアップグレードについてiXサポートに問い合わせることができます。
マニュアルアップデート用のファイルはhttps://download.freenas.org/12.0/STABLE/U2.1/にあるみたいです。
2分
U2からミッションクリティカルな用途にも使えるようになりましたって表は割愛。
(TrueNAS 12.0-U2 がリリースされましたを参照してください)
2021年2月23日
iXsystemsは、TrueNAS 12.0-U2.1の一般提供を発表します。これは、TrueNAS Enterprise アップデートトレインが有効になる前に、いくつかの特に目につくバグを修正するためのマイナーなホットパッチリリースです。主な変更点は、Enterpriseのお客様向けに生成されている「コアファイル」アラートの多くをクリアすることです。このリリースに含まれる変更点の詳細については、TrueNAS 12.0-U2 リリースノートを参照してください。
これらの修正が行われたことで、エンタープライズ顧客向けのTrueNAS 12.0アップデートトレインが有効になりました。エンタープライズのお客様は、TrueNAS 12.0の改善されたパフォーマンス、安定性、セキュリティを活用するために、iXsystemsサポートに連絡して、システムのアップデートウィンドウをスケジュールすることを強くお勧めします。
マニュアルアップデート用のファイルはhttps://download.freenas.org/から
12.0>STABLE>U3にあるみたいです。
TrueNAS 12.0-U3 で、品質は 11.3-U5 を上回ったとのことです。
FreeNASの系譜というエントリで過去のバージョンについてまとめていますが、 11.3-U5 が 11.3 系の最後のバージョンということで、いままで 11.3 系に留まっていたかたもアップデートを考えるひとつのタイミングなのかも知れません。
以下はリリースのGoogle翻訳とDeepL翻訳併用でざっくり直訳したものです。jiraへのリンクは元のリンクのままなので、リンク先は英語です。
バグの内容自体を理解しているわけではないので、変なところがあったらお知らせ下さい。
あと、バグレポート独特の言い回しを書き換えたりする労力は払っていませんので、
「○○の不具合」→「○○の不具合を修正しました」
とか
「○○できる」→「○○できないようにしました」
みたいな意訳もしていません。
9分で読めます。
最終更新 2021-04-12 13:07 EDTTrueNAS品質ライフサイクル
U2からミッションクリティカルな用途にも使えるようになりましたって表は割愛。
(TrueNAS 12.0-U2 がリリースされましたを参照してください)
2021年4月13日
iXsystems は、TrueNAS 12.0-U3 を本日リリースし、FreeNAS から TrueNAS への移行の重要な節目となることを発表します。iXsystems は、TrueNAS 12.0 が以前のベンチマークである FreeNAS 11.3-U5 よりも高品質なリリースであると考えています。新しいTrueNASのドキュメントサイトも、FreeNASよりもコンテンツや機能が充実したものになっています。TrueNAS 12.0は、ミッションクリティカルな企業のデプロイメントに対応しています。
TrueNAS 12.0は、FreeNASとTrueNASを統一されたソフトウェアイメージに正式に統合したもので、機能やパフォーマンスの改善が数多く盛り込まれています。TrueNAS 12.0-U2 では、重要なバグのほぼすべてが解決されています。
新機能、パフォーマンスの改善、品質の向上により、TrueNAS 12.0-U3 が新しいシステムのデフォルトのリリースとなります。FreeNAS 11.3 で発見された新しいバグやセキュリティの脆弱性は、TrueNAS 12.0 のアッ プデートによって解決されます。FreeNAS 11.3-U5は、FreeNASの最後のリリースとなりますが、非常に良いリリースでした。
なぜそのような評価になったのでしょうか? FreeNAS 11.3 システムの 50%以上、TrueNAS Enterprise システムの 20%が TrueNAS 12.0 にアップグレードしています。12.0-U2以降のこれらの移行は非常にスムーズです。TrueNAS 12.0では、OpenZFS 2.0がラボ環境とユーザー環境の両方で以前のバージョンのZFSよりも優れており、大規模環境ではさらに堅牢であることが証明されています。
TrueNAS 12.0-U3 では、いくつかのマイナーなバグが解決されており、ウェブで簡単にアップデートできます。可能であれば、パフォーマンスと機能の検証が終わるまで、zpool 機能フラグの更新は避けてください。
TrueNAS(FreeNAS)の記事を多く投稿しているので、それを見るだけでもきりしまはNASのほうがいいと思ってるんだろうなあ、とわかるでしょうが、「データの保管方法」として一応まとめなおしておきます。
一応個人が家庭で運用する場合をイメージしています。
FreeNAS を自動的にシャットダウンする の画像を TrueNAS のものにしただけみたいな感じです。
TrueNASを家庭で使用している場合はあまり24時間365日稼働させたくない、という人もいるかもしれません。
TrueNASを決まった時間に自動的にシャットダウンするには、
Tasks -> Cron Jobs
ADD
で、
poweroff (または shutdown -p now)
を登録します。
(Linuxのコマンドだと「shutdown -h now」が定石のようですが、FreeBSD系のTrueNASだと、これだと、「The operating system has halted. Please press any key to reboot.(システムは停止しました。何かキーを押すと再起動します)」という状態で止まるだけで電源が切れてくれません。
メンテナンス的に定期的に再起動をかけたい場合は「shutdown -r now」がいいでしょう。(「reboot」も同値かと思いますが手元の環境ではうまく再起動しません)また、通常のシャットダウンシーケンスを実行するっぽいので、スクリプトを作成して前もって「sync」しておくなどの心配はいらないのではないかと思います)
すでに 12.0-U4 がリリースされていますが未訳でしたので。
12.0-U3.1
2021年5月4日
iXsystemsは、TrueNAS 12.0-U3.1の一般提供を開始したことを発表します。このリリースは、TrueNAS 12.0-U3 リリースに含まれていたすべてのバグ修正と品質向上を含むメンテナンスリリースです。
TrueNAS エンタープライズのお客様は、システムをアップグレードして、最新のパフォーマンスの向上、バグ修正、セキュリティの強化を行うことをお勧めします。エンタープライズのお客様は、TrueNAS システムのアップグレードについて iX サポートにご相談ください。
マニュアルアップデート用のファイルはhttps://download.freenas.org/から
12.0>STABLE>U4にあるみたいです。
9分で読めます
最終更新日 2021-06-01 14:12 EDT
TrueNAS品質ライフサイクル
表は割愛。
(TrueNAS 12.0-U2 がリリースされましたを参照してください)
2021年6月1日
本日リリースされたTrueNAS 12.0-U4は、品質向上の道をさらに一歩進めたものです。TrueNAS 12.0-U3.1は、TrueNASファミリーの中で過去最高の品質を誇るリリースであり、現在最も広く展開されているバージョンのソフトウェアであり、多くのミッションクリティカルな企業の展開に適用されています。TrueNAS 12.0-U4は、この基盤の上に構築されており、保守的なユーザーに適しています。
TrueNAS 12.0は、FreeNASとTrueNASを統一されたソフトウェアイメージに公式に統合したもので、機能や性能の改善が数多く盛り込まれています。TrueNAS 12.0-U2では、ほぼすべての重要なバグが解決されています。TrueNAS 12.0では、OpenZFS 2.0が、ラボ環境とユーザー環境の両方で、以前のバージョンのZFSよりも優れた性能を発揮しており、大規模なデプロイメントではさらに堅牢であることが証明されています。
TrueNAS 12.0は、半年あまりで管理しているデータが1エクサバイト(EiB)に達しました。FreeNAS 11.3のインストールベースの半数以上がすでにTrueNAS COREに移行しており、12.0-U4ではそのプロセスがさらに魅力的でわかりやすいものになっています。この移行を可能にしてくれたコミュニティに感謝しています。
TrueNAS 12.0 をリリースする際に、TrueNAS CORE および Enterprise のリリースのための新しいライフサイクルモデルを作成しました。TrueNAS 12.0のリリースの歴史を振り返ってみましょう。
TrueNAS 12.0 RELEASEは、2020年10月20日に公開され、OpenZFS 2.0のサポートとともに多くの新機能が搭載されました。
TrueNAS 12.0-U1は、12月にリリースされ、最も重要なバグを解決し、Fusionプールやより効率的なスクラビングとリシルバリングなどのいくつかの新機能を有効にしました。
TrueNAS 12.0-U2は、2月にリリースされ、多くのバグフィックスといくつかのマイナーな機能が含まれています。12.0-U2.1へのマイナーアップデートでは、ユーザーに見られるいくつかのアラートを軽減しました。
TrueNAS 12.0-U4は、2021年6月1日に正式にリリースされ、いくつかのバグ修正と堅牢性の向上が含まれています。変更点やバグの全リストは、TrueNAS Jiraのバグトラッカーにアカウントをお持ちの方はご覧いただけます。
企業のお客様は、お使いのTrueNASシステムのアップグレードについて、iXサポートにお問い合わせください。
今日アップグレードしない場合でも、新しい TrueNAS のドキュメントをご覧ください。これまでにいただいたご意見に感謝するとともに、今後もユーザーの皆様からのご提案をお待ちしています。
Shellで
freebsd-version
uname -a
などとすると調べられるようです。
What version of freebsd does truenas 12.0-Release version uses? | TrueNAS Community
ダッシュボードのCPUの使用率のウィジェットの表示がおかしいのが直るみたいです。
マニュアルアップデート用のファイルはhttps://download.freenas.org/から
12.0>STABLE>U4.1にあるみたいです。
3分で読めます
最終更新日2021-07-13 09:52 EDT
TrueNAS品質ライフサイクル
表は割愛。
(TrueNAS 12.0-U2 がリリースされましたを参照してください)
2021年7月13日
iXsystemsはTrueNAS12.0-U4.1の一般提供を発表できることを嬉しく思います!このリリースは、TrueNAS R10/R20/R40/R50プラットフォームのエンクロージャー管理に関する問題の修正と、メインのTrueNASダッシュボードのCPUウィジェットの外観上の修正を行ったメンテナンスリリースです。本リリースは、TrueNAS 12.0-U4のバグ修正と品質向上をベースにしています。
TrueNAS Enterpriseのお客様は、システムをアップグレードして、最新のパフォーマンスの改善、バグ修正、およびセキュリティの強化を取得することをお勧めします。エンタープライズのお客様は、TrueNAS システムのアップグレードについて iX サポートにご相談ください。
iXsystems サポートへのお問い合わせ
(連絡方法の表は省略)
TrueNASを運用するにあたって、
Windowsパソコンのように、ウイルス対策ソフトなどのインストールの必要はないのでしょうか?
あるいは、ウイルス対策ソフトがないから危険なのでしょうか?
アップデート手順はTrueNAS 12.0 へのアップデートあたり参考に。
マニュアルアップデート用のファイルTrueNAS-12.0-U5-manual-update.tar はhttps://download.freenas.org/から
12.0>STABLE>U5にあるみたいです。
以前のFreeNASからアップデートする際は、「まず11.3-U5にアップデートしてから」アップデートするように書かれています。
6分で読めます。
TrueNAS品質ライフサイクル
表は割愛。
(TrueNAS 12.0-U2 がリリースされましたを参照してください)
2021年8月3日
TrueNAS 12.0-U5は2021年8月3日にリリースされました。変更点とバグフィックスの完全なリストは、アカウントをお持ちの方はTrueNAS Jiraバグトラッカーでご覧いただけます。解決された問題は以下の通りです。
TrueNAS 12.0-U5 は、FreeNAS/TrueNAS Minis から電力効率の高い Xシリーズ、そしてハイアベイラビリティ (HA) のフラッグシップモデルである Mシリーズ まで、iXsystems のすべてのプラットフォームと互換性があります。また、TrueNASのCORE、Enterprise、SCALEの各エディションを実行できる新しいRシリーズの製品ラインもあります。これらの製品はすべてWeb UIでアップデートでき、グラフィカルな筐体管理も可能です。
システムにFreeNASがインストールされている方は、まずFreeNAS 11.3-U5にアップグレードしてから、ワンクリックでTrueNAS 12.0-U5にアップグレードし、ロールバックオプションを保持することをお勧めします。ウェブで簡単にアップデートできますが、システムの zpool 機能フラグのアップデートは、パフォーマンスと機能性の検証が終わるまで待つことをお勧めします。
TrueNAS HAシステムとサポート契約をお持ちの方は、iXsystemsのサポートに連絡してアップグレードの予定を立てることをお勧めします。iXsystems では、サポート契約に付随する「ホワイトグローブ」サービスの一環として、システムの健全性や構成を確認し、アップグレード作業をサポートします。
iXsystemsサポートへの連絡方法については略。
本日アップグレードしない場合でも、更新されたTrueNASのドキュメントをご覧ください。これまでに寄せられたすべてのご意見に感謝するとともに、今後もユーザーからのご提案をお待ちしています。
ダッシュボードから
CHECK FOR UPDATES / UPDATES AVAILABLE
をクリックして、
TrueNAS自体にアップデートをダウンロードさせずに、
INSTALL MANUAL UPDATE FILE
から、
手元のパソコンからアップデートファイルをアップロードしてアップデートを適用することができます。
FreeNAS 11 SNMP
を参考に、TrueNAS を Zabbix で監視する手順を確認してみました。
確認用に使ったのは、ESXi上の仮想マシンのCentOS 8で、
OSのインストールだけして放置している環境で行ってみました。
(ので、Zabbixの環境構築は試行錯誤して一発勝負なのでここでは説明しません)
私のテスト用のCentOS 8は、minimal でインストールしているため、SNMP関連もインストールされていないので、
(見つけた Zabbix のインストールの流れだけでは入らなかった)
CentOS8 で SNMP Trap を受信出来るように設定する - らくがきちょう
を参考にインストールしました。
# dnf -y install net-snmp net-snmp-utils
(インストールだけ。このマシンを監視したいわけではないので、「Poll を許可する」以降は省略)
また、SELinux は止めない派なのですが、うまく設定できる手順が見つけられなかったので、今回は setenforce 0 で一時的に止めてから systemctl start zabbix-server をするという一時しのぎで動作確認しています。
(audit 関連のユーティリティをインストールして、Permissive 状態で一度実行し、ログから許可設定をする流れが有効そうだけど、そもそも audit 関連のユーティリティをすんなり入れられなかったので諦め。Zabbix の環境構築に詳しい方の説明などで構築してください)
TrueNAS のプラグインで設定を試してみたので確認するだけならこれでも。
TrueNAS を Zabbix Server にする
TrueNAS 用に新しく(?)ハードウェアを調達するにはどのぐらいかかるのか、ちょっと考えてみました。
ハードウェアの選び方などは
TrueNAS 12.0 のハードウェア要件
少し前に検討したMini-ITXをベースに小型で構成する内容なら
TrueNAS 12.0 用のハードウェアを考えてみる
も参照してみてください。
(なんかちょっと古くなるとAmazonでは値付けが高くなるので、時折更新してきっちり現行で調達しないと、ってことで今回見直しています)
今回はコスト最優先で検討してみます。
(中古パソコンでTrueNASを構成する場合、どのぐらいの金額まで許容できるのかの参考に見繕ってみただけで、実際にコレで組んだわけではないのでご注意ください。なんか見落としててここで見繕ったパーツで TrueNAS が動作するように組み上がらなくても苦情はコメントで指摘するだけにしてください。最新すぎるパーツでは TrueNAS が動作しないなんて可能性は十分考えられます)
アップデート手順はTrueNAS 12.0 へのアップデートあたり参考に。
マニュアルアップデート用のファイル TrueNAS-12.0-U5.1-manual-update.tar はhttps://download.freenas.org/から
12.0>STABLE>U5.1にあるみたいです。
以前のFreeNASからアップデートする際は、「まず11.3-U5にアップデートしてから」アップデートするように書かれています。
2分で読めます。
TrueNAS品質ライフサイクル
表は割愛。
(TrueNAS 12.0-U2 がリリースされましたを参照してください)
2021年8月17日
iXsystemsは、TrueNAS 12.0-U5.1の一般提供を開始しました。このリリースは、ディスク管理操作のためのミドルウェアの更新を含む、パフォーマンス向上のためのリリースです。このリリースは、TrueNAS 12.0-U5リリース(TrueNAS 12.0-U5 がリリースされました)のすべてのバグフィックスとQuality of Lifeの改善をベースにしています。
TrueNAS 12.0-U5.1 では、ストレージプール操作の応答性が向上しています。この改善は、あらゆる種類の TrueNAS に適用されますが、ディスク数が多い場合には最も大きな効果が得られます。
TrueNAS CORE および Enterprise のユーザーは、システムをアップグレードして最新のパフォーマンスを得ることをお勧めします。エンタープライズのお客様は、TrueNAS システムのアップグレードについて iX サポートにご相談ください。
iXsystemsサポートへの連絡方法については略。
久しぶりに新しい物理マシンに TrueNAS をインストールするために、 TrueNAS のインストール用USBメモリを作成する必要があったので、
今回は
Rufus を使用して、 TrueNAS をインストールするUSBメモリを作成してみました。
ハードオフでジャンクで購入してきた、 Dell Vostro 260s を FreeNAS の実験機にしていたのですが、最近 Dell Vostro 3800 を入手したので、今後はこれを TrueNAS の実験機にするのがいいなと思った次第です。
TrueNAS のメール送信を Gmail アカウントで設定する方法を確認しようとしたら、
まんまその名のメニューがありましたので紹介。
GMail OAuth
を選んで
LOG IN TO GMAIL
アップデート手順はTrueNAS 12.0 へのアップデートあたり参考に。
マニュアルアップデート用のファイル TrueNAS-12.0-U6-manual-update.tar はhttps://download.freenas.org/から
12.0>STABLE>U6にあるみたいです。
(12未満の)以前のFreeNASからアップデートする際は、「まず11.3-U5にアップデートしてから」アップデートするように書かれています。
7分で読めます。
TrueNAS品質ライフサイクル
表は割愛。
(TrueNAS 12.0-U2 がリリースされましたを参照してください)
2021年10月5日
TrueNAS 12.0-U6が本日リリースされ、TrueNAS COREとTrueNAS Enterpriseの両方の最も保守的なユーザーにも推奨されるアップデートとなりました。今回のリリースでは、以下のような約90の問題が解決されています。
TrueNAS 12.0-U5とU5.1は、TrueNASのこれまでで最も人気のあるリリースでした。FreeNAS 11.3インストールベースの75%以上がTrueNAS COREに移行しました。TrueNAS 12.0は6月に管理しているデータが1エクサバイト(EB)を超え、2021年末までに2EBを超えると予想されています。FreeNAS.orgのウェブサイトは、FreeNASがレガシーな状態に移行したことを示すものとして、TrueNAS.comのウェブサイトにリダイレクトされています。
TrueNAS 12.0ソフトウェアの改善に加えて、我々はTrueNASユーザーに大きな付加価値を提供する企業と積極的に提携しています。Futurex社は本日、同社のKMIP管理サーバーをTrueNAS 12.0 EnterpriseのKMIP機能と統合したことを発表しました。今月末には、Nextcloud社と共同で、TrueNASとNextcloudのプラットフォーム間のコラボレーションについて発表する予定です。
システムにFreeNASがインストールされている場合は、まずFreeNAS 11.3-U5にアップデートまたはアップグレードしてから、その後ロールバックオプションを保持するためにワンクリックでTrueNAS 12.0-U6にアップグレードすることをお勧めします。ウェブで簡単に更新できますが、システムの zpool 機能フラグの更新は、パフォーマンスと機能の検証が終わるまで待つことをお勧めします。
TrueNAS HAシステムとサポート契約をお持ちの方は、iXsystemsサポートに連絡してアップグレードの予定を立てることをお勧めします。iXsystems では、サポート契約に付属する「ホワイトグローブ」サービスの一環として、システムの健全性や構成を確認し、アップグレード作業をサポートします。
iXsystemsサポートへの連絡先は割愛
本日アップグレードしなくても、更新されたTrueNASのドキュメントをご覧ください。これまでに寄せられたすべての貢献に感謝しており、今後もユーザーからの提案を歓迎します。
TrueNAS-12.0-U6 にUPSを設定してみます。
UPSは、APC Smart-UPSを使用しています。
ガッツリサーバーグレードのハードウェアで構成してたり大量のハードディスクを搭載してるのでもなければ、
750とか500あたりが妥当ではないでしょうか。
べつにAPCのじゃなきゃダメ、という訳でもないのですが、サーバーメーカーのUPSにもOEM採用されていたり、コンシューマー用NASでも動作対象のUPSとして上げられていたり、とつぶしがきくのがいいと思っています。
(メーカー毎にUPS管理ソフトが違うのツライ)
TrueNAS で APC Smart-UPS を設定する
でようやく TrueNAS 版を用意することができたついでに、
同じUPSから電源だけを取っている TrueNAS を連動してシャットダウンする設定です。
全体の流れははしょりますが、
(その辺はTrueNAS で APC Smart-UPS を設定する参照ということで)
General Options
UPS Mode
Slave
Remote Host
にMasterで設定してUPSとUSB接続している TrueNAS の IPアドレスを指定
Shutdown Mode
UPS goes on battery (UPSがバッテリー動作になったら)
Shutdown Timer
30 (Masterより早くシャットダウンを開始するように設定。Masterはこっちのシャットダウンを見越してその分あとでシャットダウンするようにする)
FreeNAS で hp MicroServer をWOLで起動する
で紹介した
if_bge.ko
は TrueNAS にした HP MicroServer N54L では動作しないようです。
(確認したところ、素のままの TrueNAS 12.0-U6 では、WOL_MAGICの文字は見当たりませんでした)
SOLVED - WOL on HP Microservers | TrueNAS Community
調べてみたところ、
こちらで
Brighter さんが投稿している if_bge.zip か、
Farmer88 さんが投稿している if_bge.zip を使うと良いようです。
より新しいバージョン TrueNAS 12.0-U7 がリリースされました
脆弱性対応と、
U6で直ってなかった、レポートでCPUの温度グラフが表示されないのが修正された模様です。
アップデート手順はTrueNAS 12.0 へのアップデートあたり参考に。
マニュアルアップデート用のファイル TrueNAS-12.0-U6.1-manual-update.tar はhttps://download.freenas.org/から
12.0>STABLE>U6.1 にあるみたいです。
(12未満の)以前のFreeNASからアップデートする際は、「まず11.3-U5にアップデートしてから」アップデートするように書かれています。
2分で読めます。
TrueNAS品質ライフサイクル
表は割愛。
(TrueNAS 12.0-U2 がリリースされましたを参照してください)
2021年11月11日
iXsystemsはTrueNAS12.0-U6.1の一般提供を発表できることを嬉しく思います!これは、Sambaセキュリティアップデート、CPU温度レポート修正、およびTrueNAS12.0-U6リリースからのすべてのバグ修正と生活の質の改善を含むメンテナンスリリースです。
TrueNAS Enterpriseのお客様は、システムをアップグレードして、最新のパフォーマンスの改善、バグ修正、およびセキュリティの強化を取得することをお勧めします。企業のお客様は、TrueNASシステムのアップグレードについてiXサポートに問い合わせることができます。
iXsystemsサポートへの連絡先は割愛
TrueNAS のブート用デバイスを交換する機会が立て続けにあったのでまとめておきます。
1. TrueNAS のハードウェア交換に伴い、USBメモリからのBIOSブートからM.2 SSDからのUEFIブートに変更する
2. ブート用USBメモリの異常か、アップデート後に起動出来なくなった
元々の環境は、
System > General
より、
SAVE CONFIG
TrueNAS インストール後に管理画面に入ったときに最初に表示される内容を翻訳してみました。リンク先はみんな英語なので、ここだけ翻訳しても、という面もありますが、気が向いたので。
より新しいバージョン TrueNAS 12.0-U8 がリリースされました
CPU温度がレポートで表示されない
ブート時にZFSプールをロードできず、ブートループに陥る
は体験しました。
ブートループはシステムドライブを再セットアップして、CONFIGファイルを読み込んで復旧。(TrueNAS のブート用デバイスを交換する(環境のバックアップとリストア))
新規インストールはTrueNAS 12.0 のインストール、
アップデート手順はTrueNAS 12.0 へのアップデートあたり参考に。
マニュアルアップデート用のファイル TrueNAS-12.0-U7-manual-update.tar はhttps://download.freenas.org/から
12.0>STABLE>U7 にあるみたいです。
(12未満の)以前のFreeNASからアップデートする際は、「まず11.3-U5にアップデートしてから」アップデートするように書かれています。
5分で読めます。
TrueNAS品質ライフサイクル
表は割愛。
(TrueNAS 12.0-U2 がリリースされましたを参照してください)
2021年12月8日
TrueNAS 12.0-U7がリリースされ、多数の修正、たくさんの(dozen)の改善、およびいくつかのプラットフォームの強化が含まれています。これらには以下が含まれます:
システムにFreeNASがインストールされている場合は、最初にFreeNAS 11.3-U5にアップデートまたはアップグレードしてから、その後ロールバックオプションを保持するためにワンクリックでTrueNAS 12.0-U7にアップグレードすることをお勧めします。これはウェブで簡単に更新できますが、システムの zpool 機能フラグの更新は、パフォーマンスと機能の検証が終わるまで待つことをお勧めします。
TrueNAS HAシステムとサポート契約をお持ちの方は、iXsystemsサポートに連絡してアップグレードの予定を立てることをお勧めします。iXsystems では、サポート契約に付随する「ホワイトグローブ」サービスの一環として、システムの健全性や構成を確認し、アップグレード作業をサポートします。
iXsystemsサポートへの連絡先は割愛
今日アップグレードしなくても、更新されたTrueNASドキュメントをチェックしてください。これまでに寄せられたすべての貢献に非常に感謝しており、今後さらに多くのユーザーの提案を奨励しています。
TrueNAS で久しぶりに minidlna の Jail を作成しようとしたら Jail の作成に失敗した。
FAILED
*** Invalid mac_prefix. Must match `?X????` where ? can be any valid hex digfit (0-9,A-F) and X is one of 2, 6, A or E. ***
mac_prefixが無効です。ここでは、?は有効な16進数(0-9,A-F)、Xは2、6、A、Eのいずれかである必要があります。
MACアドレスなんてどっかで指定したか?
と心当たりないので教えてGoogle先生。
上のメッセージで丸ごと検索する。
続きを読む "Jail の作成に失敗する(FAILED *** Invalid mac_prefix. Must match `?X????`" »
12.0-U7で MiniDLNA をインストールする手順。
自分の FreeNAS 11.2-U7 に MiniDLNA をインストール の手順に沿ってやって、違うところをアップデート。
基本的な流れは変わっていない模様。
画像はそのウチ気が向いたら追加します。
より新しいバージョン TrueNAS 12.0-U8.1 がリリースされました
新規インストールはTrueNAS 12.0 のインストール、
アップデート手順はTrueNAS 12.0 へのアップデートあたり参考に。
マニュアルアップデート用のファイル TrueNAS-12.0-U8-manual-update.tar はhttps://download.freenas.org/から
12.0 > STABLE > U8 にあるみたいです。
(12未満の)以前のFreeNASからアップデートする際は、「まず11.3-U5にアップデートしてから」アップデートするように書かれています。
6分で読めます。
TrueNAS品質ライフサイクル
表は割愛。
(TrueNAS 12.0-U2 がリリースされましたを参照してください)
2022年2月2日
TrueNAS 12.0-U8がリリースされ、多くの修正、改善、機能が含まれています。これらには以下が含まれます:
システムにFreeNASがインストールされている場合は、まずFreeNAS 11.3-U5にアップデートまたはアップグレードしてから、シングルクリックでTrueNAS12.0-U8にアップグレードしてロールバックオプションを保持することをお勧めします。Web からの更新は簡単ですが、システムの zpool 機能フラグの更新は、パフォーマンスと機能の検証を終えるまで待つことをお勧めします。
TrueNAS HA システムとサポート契約を結んでいる場合は、iXsystems サポートに連絡して、アップグレードのスケジュールを立てることをお勧めします。弊社では、サポート契約に付随する「ホワイトグローブ」サービスの一環として、お客様のシステムの健全性、設定の検証、およびアップグレードプロセスのサポートを行います。
iXsystemsサポートへの連絡先は割愛
今日アップグレードしない場合でも、更新されたTrueNASのドキュメントをご確認ください。これまでに寄せられたすべての貢献に非常に感謝しており、今後もより多くのユーザーからの提案をお待ちしています。
TrueNAS 12.0-U8 がリリースされましたが、これが12.0系の最終で、次は、TrueNAS 13.0 と TrueNAS SCALE 22.02 になるらしいです。
2022年2月2日
TrueNAS 12.0-U8は本日リリースされ、FreeNAS、 TrueNAS CORE、およびTrueNAS Enterpriseの最も保守的なユーザーにも推奨されます。これは、すべての新しい TrueNAS システムにデフォルトで搭載されて出荷され、TrueNAS 12.0 の最後のアップデートとして機能します。TrueNAS 12.0が達成した揺るぎない品質に関して、ユーザーからは非常に高い評価を得ています。今後、TrueNAS は、TrueNAS 13.0 と TrueNAS SCALE 22.02 という 2 つの未来へのパスを提供します。
TrueNAS 13.0はTrueNAS 12.0から継続し、COREおよびEnterpriseエディションの両方で一般的なストレージのユースケースに対して品質と信頼性を向上させます。TrueNAS 13.0は、FreeBSD、Samba、OpenZFSのメジャーアップデートを提供しながらも、TrueNAS 12.0からのシンプルなアップグレードを実現しています。TrueNAS 13.0は、2月にBETAステージ、2022年の第2四半期にRELEASE品質となる予定です。
TrueNAS SCALEは、スケールアウトストレージやLinux機能(コンテナやVM)を必要とするユースケース向けのオプションの「サイドグレード」です。TrueNAS SCALE 22.02は現在RC2段階にあり、今月末(22年2月22日)にはRELEASE品質に到達する予定です。
TrueNAS 12.0-U8 は、CORE から SCALE への自然な移行経路を提供します。この移行を検討しているユーザーは、新しい TrueNAS Upgrades のページでサポートドキュメントを参照できます。 TrueNAS SCALE への移行は、TrueNAS 13.0 への更新よりも複雑で、特にプラグインや VM を使用して いるユーザーにとっては、より多くの考慮が必要な場合があります。
続きを読む "TrueNAS 12.0-U8 は、TrueNAS 13.0 と SCALE 22.02 のための舞台を提供します" »
FreeNAS の CUI で IPアドレスを設定するの画像を TrueNAS 版にしたものです。
The web interface could not be accessed.
Please check network configuration.
TrueNASは初期設定で、DHCPからIPアドレスを取りに行きますが、なんらかの理由で取れなかったり、IPアドレスを固定したい場合、コンソールのCUIから設定することができます。
(もちろんDHCPで取得出来ていてIPアドレスがわかっている場合はWebUIから変更しても構いませんが、WebUIの接続先が結局変わりますし、初期設定時は画面やキーボードもつないでいることと思うので、IPアドレス変更はCUIで済ませてしまった方が手っ取り早い印象です)
TrueNAS の WebUI にアクセスするには、IPアドレスがわかってて、ネットワークから接続できる必要があるので、初期設定時にDHCPで割り振られたIPアドレスから固定IPアドレスにしたい、とか(初期設定時はローカルのコンソールで直接設定した方が手っとり早いような→TrueNAS の CUI で IPアドレスを設定する)。コンソールに触るのが困難な状況で IPアドレスを変更したい、みたいな特殊なケースになるかとは思いますが、なかなか親切な設計になっていると思ったのでご紹介。
コンソールから直接設定する場合はTrueNAS の CUI で IPアドレスを設定する
設定には、
Network > Interfaces
の
表示されている NIC の
<
をクリックして、
TrueNAS が FreeBSD ベースだから…という人に朗報!?
Linux アプリやKubernetesがTrueNASで利用できるみたい。
(通常のNASとして使っている人は TrueNAS COREのままでいいっぽい。TrueNAS CORE 13.0も来るらしいし。
あとはしばらくチャレンジャーな方などの挑戦待ちでしょうか)
iXsystemsは、LinuxユーザーがTrueNASコミュニティに参加することを歓迎し、嬉しく思っています。OpenZFS、スナップショット、レプリケーション、REST API、WebUI、Windows ACL付きSamba、高可用性、エンクロージャ管理、シングルクリックによるソフトウェアアップデートといった優れた TrueNAS ツールのすべてに、標準の Linux ツールチェーンと慣れ親しんだ Debian Linux システム環境が加わります。私たちは、すべてのLinux管理者、ユーザ、および愛好家に、この製品を実際に試していただき、TrueNASコミュニティに参加することをお勧めします。
読むのに15分かかります。
最終変更日 2022年02月22日(火) 23:46 JSTTrueNAS品質ライフサイクル
リリース段階 | 完了したQAサイクル | 典型的な使用法 | 説明 |
---|---|---|---|
NIGHTLY | 0 | 開発者 | 未完成 |
ALPHA | 1 | テスター | フィールドテストは少ない |
BETA | 2 | 愛好家 | 主な機能は完了しましたが、いくつかのバグが予想されます |
RC | 4 | ホームユーザー | クリティカルでない展開に適しています |
RELEASE | 4 | 一般的な使用 | それほど複雑でない展開に適しています |
U1 | 5 | ビジネスでの使用 | より複雑な展開に適しています |
U2 + | 6回以上 | より大規模なシステム | より高い稼働時間の展開に適しています |
2022年2月22日
iXsystemsは、TrueNAS SCALE 22.02.0をリリースすることを発表します!
SCALE 22.02.0 をインストールするための .iso ファイルをダウンロードするには、https://www.truenas.com/truenas-scale/にアクセスし、Downloadをクリックします。
既存のSCALEインストールをアップグレードするには、SCALE Webインターフェイスにログインし、[システム設定]> [アップデート]に移動します。
SCALE はアプライアンスとして開発されており、リリースごとに特定の Linux パッケージを使用します。apt など SCALE ウェブインタフェース以外の方法で SCALE をアップデートしようとすると、システムが機能しなくなる可能性があります。
TrueNAS SCALE 22.12.0 のインストールをアップしました。
TrueNAS SCALE 22.02.0 のインストール手順。
ISOファイルを仮想マシンのCD-ROMドライブにマウントして起動しているけど、たぶんUSBメモリとか作って起動すればイケるはず。
とくに流れは今までと違わない。
待っていると自動的にインストーラーが起動。
Post-install Configuration
だと、なぜか
Enter 4 to open the TrueNAS CLI Shell.
と
1) Configure network interfaces
をガン無視。
なお、TrueNAS SCALE 22.02.0 では TrueNAS CLI Shell は 6)
とはいえ、TrueNAS CLI Shellで設定を変更するには結構コマンド打たなければならないので、あまり設定しやすくなさそう。
ということで、
1) Configure network interfaces
を使ってIPアドレス固定設定をしてみた。
TrueNAS SCALE 22.12.0 のセットアップをアップしました。
TrueNAS SCALE のインストール・必要ならTrueNAS SCALE の CUI での固定IPアドレス設定を済ませたら、Web GUIベースでセットアップをしていきます。
TrueNAS SCALE の画面に表示されているURLか、
設定したIPアドレスに別のパソコンのブラウザでアクセスします。
ログイン画面が表示されるので
ユーザー名 root
パスワード インストール時に設定したパスワード
でログインします。
ログイン後はダッシュボード画面になります。
TrueNAS CORE 12.0 系と若干メニュー構成が変わっているようです。
設定に入る前にひとまずダッシュボード画面回りの操作について。
右上の電源マークから再起動(Restart)、シャットダウン(Shut Down)が行えます。
なんか通知があるときは Alerts のところにマークが出ます。
シャットダウンするときは Power から Shut Down
Confirm にチェックを入れて SHUT DOWN
遠隔地にある TrueNAS をシャットダウンしてしまうと、電源を入れられなくなることもあるので、注意が必要ですね。
Reorder でダッシュボードのパネルの並べ換え、
Configure で表示の有無の設定ができます。
TrueNAS Help とかダッシュボードに表示しなくても、と思いますが、ウィジェットが6つ(StorageはPoolごと、NetworkはNICごとに表示が追加できそうだけど)なので、いじるまでのこともないか。
TrueNAS CORE 12.0-U8 から TrueNAS SCALE 22.02.0 へアップグレードできます。
このアップグレードは一方向で、ロールバックするとシステムが破損する可能性があるようです。
また、 GELI 暗号化をしている Pool には対応していないので、非GELI暗号化 Poolにエクスポートしてアップグレードする必要があるらしいです。
TrueNAS CORE は 13 も待っているみたいですし、 TrueNAS SCALE に移行するだけが道ではないですし、現状としては、 TrueNAS と Linux システムの同居みたいなノウハウもまだまだなのでやってみたいチャレンジングな人が挑むものだと思うので、既存の環境をアップグレードする必要がない人が中心かと思うので、こんな手順要らないかもですが。
TrueNAS SCALE のISOイメージから起動して、
待っていると、インストーラーが起動します。
TrueNASをインストールするための推奨システム要件は:
プロセッサー | メモリー | 起動デバイス | ストレージ |
---|---|---|---|
2コアIntel 64ビットまたはAMD x86_64プロセッサ | 16GiBメモリ | 16GB SSDブートデバイス | 1つのストレージプール用に2つの同じサイズのデバイス |
訳注:ということで書き換わっていますが、以降の説明を踏まえるとTrueNASをインストールするための最低システム要件は:
プロセッサー | メモリー | 起動デバイス | ストレージ |
---|---|---|---|
8GiBメモリ | 16GB ブートデバイス | (任意、ただし2デバイス以上ないと意味がない) |
TrueNASインストーラは8GBのRAMを推奨します。TrueNAS のインストール、実行、jail の操作、SMB 共有のホスト、および TB 単位のデータのレプリケートは、より少ない RAM で実行することができます。iXsystemsは、パフォーマンスを向上させ、問題を減らすために、上記をお勧めします。
SSDブートデバイスは必要ありませんが、明らかな理由から回転式ドライブやUSBスティックの使用はお勧めしません。正当な理由がない限り、TrueNASをシングルディスクまたはストライププールにインストールすることはお勧めしません。データデバイスなしでTrueNASをインストールして実行することができますが、それは強くお勧めしません。
TrueNASは2つのコアを必要としませんが、ほとんどの少し古めの64ビットCPUにはすでに少なくとも2つのコアがある可能性が高いです。
お客様独自のパフォーマンス、ストレージ、およびネットワークの要件に応じたシステム構築のため には、以下をお読みください!
(以降省略)
ということで、ハードウェアの最小要件と書いてありますが、「推奨」の変化で、「最低」は変わっていないようです。
TrueNAS で共有フォルダを提供した場合に、
Periodic Snapshot Tasks を設定することで、
Windows の「以前のバージョンの復元」を利用できるように構成できます。
間違って削除してしまった、
うっかり上書きしてしまった、
というようなヒューマンエラーへの対処として、
設定しておくといい機能かと思われます。
ZFS の Snapshot 機能は変更点が少なければ一瞬で取れて容量もとらないらしいです。
TrueNAS は Periodic Snapshot Tasks で ZFS のスナップショットを撮って、
それを Windows の Volume Shadow Copy のように提供することで、
「以前のバージョンを復元」が利用できるように構成できるはずなのですが、
過去のバージョンからアップデートしてきている
TrueNAS で表示されなくなっていることに気づきました。
ちょっとググったけどうまく見つからなかったので。
TrueNAS CORE 13.0-U2 で新しいドライバは一旦引っ込められて、設定しないと RTL8125 系は利用できなくなっています。RTL8125 を使用している TrueNAS CORE を 13.0-U2 にアップデートする・TrueNAS CORE 13.0-U5.1 では RTL8125 対応のドライバはデフォルトでロードされない・RTL8125 しかNICを搭載していないハードウェアで TrueNAS をセットアップする
TrueNAS 12.0-U4 で、
Realtek RTL8125/RTL8111イーサネットデバイス(2.5GBase-T)用の新しいドライバーをサポートしました。
TrueNAS 12.0-U4 がリリースされました
とあったので、 TrueNAS を 2.5G 化してみようかと試してみました。
3分で読めます。
最終変更日2022-04-1415:06EDTTrueNAS品質ライフサイクル
表は割愛。 (TrueNAS 12.0-U2 がリリースされましたを参照してください) あと、地味に TrueNAS CORE 13.0 が RC1 になってる。割愛してる表だとホームユーザーはこのあたりから乗り換えてもオーケーなことになっている。2022年4月14日
iXsystemsはTrueNAS 12.0-U8.1の一般提供を発表できることを嬉しく思います!
システムにFreeNASがインストールされている場合は、最初にFreeNAS 11.3-U5にアップデートまたはアップグレードし、その後ロールバックオプションを保持するためにシングルクリックでTrueNAS 12.0-U8にアップグレードすることをお勧めします。Web からの更新は簡単ですが、システムの zpool 機能フラグの更新は、パフォーマンスと機能の検証を終えるまで待つことをお勧めします。
TrueNAS HAシステムとサポート契約を結んでいる方は、iXsystemsサポートに連絡してスケジュールを立てることをお勧めします。サポート契約に付属する「ホワイトグローブ」サービスの一環として、システムの状態、構成を確認し、アップグレードプロセスをサポートします。
今日アップグレードしない場合でも、更新されたTrueNASドキュメントをご確認ください。これまでに寄せられたすべての貢献に非常に感謝しており、今後もより多くのユーザーからの提案をお待ちしています。
16分で 読めます。
TrueNAS品質ライフサイクル
リリース段階 | 完了したQAサイクル | 典型的な使用法 | 説明 |
---|---|---|---|
NIGHTLY | 0 | 開発者 | 未完成 |
ALPHA | 1 | テスター | フィールドテストはあまりありません |
BETA | 2 | 愛好家 | 主な機能は完了しましたが、いくつかのバグが予想されます |
RC | 4 | ホームユーザー | クリティカルでない展開に適しています |
RELEASE | 6 | 一般的な使用 | それほど複雑でない展開に適しています |
U1 | 7 | ビジネスでの使用 | より複雑な展開に適しています |
U2+ | 8 | より大規模なシステム | 高稼働率での展開に適しています |
記載されているすべてのリリース日は 暫定的なものであり、変更される可能性があります。このリストの項目には、iXsystemsが内部作業を管理するために使用するすべての期限またはテストサイクルが表示されない場合があります。
進捗状況と特定の作業は、Jiraで開かれたチケットを通じて追跡されています。機能の提案やバグレポートがある場合は、Jiraアカウントを作成し、TrueNASまたはTrueCommandプロジェクトにチケットを提出してください。TrueNAS SCALEチケットはTrueNAS Jiraプロジェクトでも追跡されます。
バージョン | チェックポイント | 予定日 |
---|---|---|
13.0-U1 | コードフリーズ | 2022年6月15日 |
13.0-U1 | 内部テストスプリント | 2022年6月20日→6月24日 |
13.0-U1 | タグ | 2022年6月27日 |
13.0-U1 | リリース | 2022年6月28日 |
13.0-U2 | コードフリーズ | 2022年7月13日 |
13.0-U2 | 内部テストスプリント | 2022年7月18日-7月19日 |
13.0-U2 | タグ | 2022年8月1日 |
13.0-U2 | リリース | 2022年8月2日 |
2022年5月10日
iXsystemsはTrueNAS13.0-RELEASEのリリースを発表できることを嬉しく思います。
FreeNAS 11.3 から名称が変わり、
TrueNAS CORE 12.0 となりましたが、それが
TrueNAS CORE 13.0 となりました。
詳しくは→TrueNAS CORE 13.0-RELEASE がリリースされました
インストール手順ですが、従来までと大差ありません(TrueNAS 12.0 のインストール)。
画像のみ更新、っていう感じです。といってもほとんど差がありませんが。
#基本的には12.0の焼き直しです。
#UEFIでの様子も作成してみました。TrueNAS CORE 13.0 のインストール(UEFI版)
Windows から TrueNAS の共有フォルダを利用できるようにする設定方法です。
基本的に TrueNAS 12.0 で SMB 共有を設定する の焼き直しです。
インストールしてから、この設定ができるようにするまでは、
これまでの記事などを参考にしてください。
TrueNAS CORE 13.0-U1 がリリースされました
TrueNAS CORE 13.0-U1で修正された模様です。
TrueNAS 12.0-U8.1 などから TrueNAS 13.0-RELEASE にアップデートすると、
Alert に通知が出て、
Alerts
WARNING
New ZFS version or feature flags are available for pool
tank. Upgrading pools is a one-time process that can
prevent rolling the system back to an earlier TrueNAS
version. It is recommended to read the TrueNAS
release notes and confirm you need new ZFS
feature flags before upgrading a pool.
注意
警告
新しい ZFS バージョンまたは機能フラグが pool tank で使用できます。
pool のアップグレードは 1 回限りのプロセスであり、システムを以前の TrueNAS バージョンにロールバックすることはできなくなります。
pool をアップグレードする前に、TrueNAS のリリース ノートを読んで、新しい ZFS 機能フラグが必要であることを確認することをお勧めします。
ということですが、
続きを読む "TrueNAS 13.0-RELEASE にアップデートしたあと ZFS Feature Flag のアップグレードに失敗する" »
より新しいバージョン TrueNAS CORE 13.0-U1.1
安価に2.5Gネットワークを構築できる RTL8125 に対応したドライバがデフォルトでロードされるようになったため、特になにもしなくてもインストール直後から RTL8125 が認識され、利用できます。
TrueNAS 13.0-RELEASE にアップデートしたあと ZFS Feature Flag のアップグレードに失敗する
は解消しているようです。
TrueNAS 13.0-U1は、パフォーマンス、スケーラビリティ、および信頼性の向上を実現します
(中略)
TrueNAS 13.0-U1には、以下の主要な項目を含む100を超えるバグ修正と改善が含まれています。
(以降略)
変更ログは続きで。
FreeNAS が 11.3 系を最後に、
12.0 より TrueNAS CORE にリブランディングして、もうすぐ2年が経過することになりそうです。
TrueNAS CORE はすでに 13.0 系が登場しています。
Debian Linux ベースの TrueNAS SCALE も登場していますが、ここでは主に TrueNAS CORE を前提にしています。
ここであらためて、
今 TrueNASを検討している人に向けて、「なぜ TrueNAS にするか」を整理してみようかと思いました。
なお、ここでは一線を退いた中古パソコンなどをベースにして TrueNAS CORE でNASを構築する前提としています。
TrueNAS には TrueNAS Mini などのハードウェア売りされているものもあります。保守契約も含め、iXsystems のビジネスとしてはそちらが本業かと思いますが、日本のAmazonなどでは取り扱いがないのであまり一般的な選択肢ではないと思います。
(上記リンクより Amazon.com では入手できるかもしれませんが、日本在住の場合あまりメリットはないのではと。法人の場合はサポートも含めどこか代理店経由で調達することになるかと思いますが)
ZFSによるRaidのおかげで特殊なハードウェアを用意しなくても冗長化が可能(反対にハードウェアRAIDの機能は無効にしておくことが望ましい)
ZFSのコピーオンライトの機能でデータが壊れにくい
少し古めのパソコンなどで自作パーツなどを利用して構成が可能。
FreeBSDベースだが、GUIベースで操作する分にはあまり意識する必要がないので馴染みがなくても大丈夫(Linux ベースの TrueNAS SCALE も出ていますがここでは割愛)
手元にデータがある
突然容量制限されたり、突然有償化されたりするリスクがない
どれだけのストレージを構築するかはおサイフ次第で無限(?)
(無料版の「TrueNAS CORE」は)定額課金がない
スループットがインターネット接続速度に影響されない(ローカルのネットワークスピードいっぱいまで出るような構成が容易)
一般的なNAS製品に対して、マシンの負荷などをUIで確認できる(あるのもあるのでしょうが)
システム構成のバックアップファイルと稼働に必要な数のディスクが残っていれば、現在の環境が起動しなくなっても新しいハードウェア上に環境を構築してその上に復元が可能
新型が出てくると旧型のサポートはどんどんなくなっていくのに対し、TrueNAS はハードウェア要件を満たしていれば最新を追いかけることが可能
ディスクの故障以外は基本的には本体買い換え(モデルが変わると既存のディスクを移植して稼働を再開できる可能性は低い)になる一般的なNAS製品と異なり、パーツが自作パソコン用で調達できる
少し古いパソコンベースでも、十分なCPUパワー(NAS製品で高速なCPUと書かれていてもパソコンのCPUほどではないことがほとんど)
インターネットからアクセスできる機能に関しては、インターネット側の部分も提供される市販品の方が手っとり早いです。(インターネット側から自宅のNASの共有フォルダにアクセスしたり、スマホのアプリ等で、自宅のNAS上の写真を見たり)
ユーザー管理や、バックアップ、冗長性などが確保できるので、ルーターの簡易NAS機能に比べると
基本的な NAS としての堅牢性の時点で段違い。
性能も全然違う。
ルーターのはあくまでも「簡易」NAS。
共有フォルダを提供しているパソコン自体を起動しておく必要がない
Windows マシン自体のための性能を担保すると、共有フォルダを提供するにはパワーが過剰になる
OSのオーバーヘッドが少ない分、転送速度がギリギリまで出る
メモリをありったけキャッシュに活用してくれる
ユーザーや共有フォルダを管理するのに対象のパソコン自体を操作する必要がない
NAS向けアプライアンスなので、NAS用途で構築する場合の手間が少ない
Linux 自体の構築・運用の知識・手間が必要にならない
反対にNASとしての機能以外のことをしようとしてプラグインでなんとかならない場合はLinuxサーバー立てた方が手っとり早いです。
OS として TrueNAS を使うという選択肢もあるのである意味同類。
なお静音性や省電力などが逸般の誤家庭向け(笑)。
また、RAIDカードなどの機能は意味がなくなるが、
もともとインストールされているOSだと保守契約とか必要だったりするので、無償で構築できる TrueNAS として第二の人生を歩ませてあげることもアリかもしれません。
好みだと思います。
TrueNAS CORE は FreeBSD をベースにしているので最新のハードウェアへの対応が遅い傾向があり、少し枯れたハードウェアを利用する分には問題ありませんが、最新のハードウェアで構築する場合は、
TrueNAS SCALE や他のNASアプライアンスの方がいいこともあるかもしれません。
Twitterで、
TrueNASは市販のNASのように適当なディスクの組み合わせが出来ませんのね
というのを見かけました。RAIDを構成するにあたって、容量が異なるディスクを組み合わせるのはリスク以外のなにものでもありませんが、中古パーツとかを寄せ集めて TrueNAS で NAS の運用を開始しようとする際に、複数台のディスクを同容量で用意できない、というケースはあるかと思います。
ざっと調べたところ、
ディスクを自分で調達するタイプの市販の NAS 製品では、
Synology の Synology Hybrid RAID (SHR) が、容量の異なるディスクを組み合わせて冗長性を持たせてくれるようです。
TrueNAS の場合は、それに該当する構成はないのですが、
たとえば NAS 用に用意できるディスクが、とりあえず 500GB、1TB、2TB の3本だったとしたら、どうすればいいか、という話です。
TrueNAS CORE で SMB共有を作成する際に選択できる
Purpose
のバリエーションを確認してみました。
共有フォルダの用途に合わせておおまかなデフォルト設定ができるようです。
2022 年 8 月 30 日
iXsystems は、TrueNAS 13.0-U2 のリリースを発表します。このリリースはメンテナンスリリースで、プールのインポートとフェイルオーバー時間、ハードウェアの互換性、コミュニティプラグイン、ソフトウェアが使用するOpenZFSのバージョンの更新などが改善されています。また、SMB、レプリケーション、プラグイン、仮想化など、さまざまなソフトウェア機能のバグフィックスも含まれています。
アップストリームネットワーキングドライバのバグにより、iSCSI 共有構成でデータ破損の問題が発生したため、13.0-U2 では 2.5GigE Realtek NIC はデフォルトでサポートされません。警告: データ破損のリスク、特にシステムがiSCSI共有に使用されている場合、問題のあるドライバを手動でロードすることが可能です。詳細と回避策については、NAS-117663 の既知の問題のエントリを参照してください。
TrueNAS 12.0-U4 からRTL8125に対応したドライバが組み込まれているので、
設定で有効にできるようになっていたのが、
TrueNAS 13.0-U1 から、デフォルトで RTL8125 対応のドライバがロードされるようになって設定すら不要になっていました。それが、
TrueNAS 13.0-U2 で、
RTL8125 ドライバのバグで iSCSI のデータが壊れるらしいことがレポートされ、
TrueNAS 13.0-U2 ではデフォルトでは再び以前のドライバがロードされるようになったみたいです。(12.0-U4みたいに設定しないと RTL8125 が見えなくなった)
ただ、
手動で設定することで、新しいドライバのロードを指示することができるので、
iSCSI を使っていない人はそれでアップデートができるようです。
で、
System > Tunable に記述を追加する訳ですが、従来の手法より設定内容の指示が増えているのと、
手元に環境があったので、U1.1 の状態で Tunable を記述してアップデートしてみたところ、うまくいったので報告しておきます。
設定項目が 12.0-U4 の時より1つ増えているので、見直すといいと思います。
FreeNASの系譜の焼き直しです。
FreeNAS が 11.3-U5 が最終で、
TrueNAS CORE は 12.0 でリリースされて現在は 13.0-U2、
また、
TrueNAS CORE 12.0-U8 の後に TrueNAS SCALE がリリースされて、LinuxベースのTrueNASが触れるようになりました。
(Linuxベースである必要のない方は引き続き TrueNAS CORE 13.0 系へ)
2.5Gネットワークを利用するために必要な RTL8125 のドライバが利用できるようになってきて、ある程度のパワーのないマシンだとスループットが追いつかなくなりつつあると感じています。
TrueNASを順当にアップデートしてきている場合は
System > Boot
に過去のバージョンが並んでて、希望するものの縦三点→Activateで次回その環境から再起動させることができます。
一足飛びにアップデートすると、飛ばしたバージョンの選択肢がないことになります。
なんらかの事情で少し前の飛ばしたバージョンにロールバックしたい場合、
当該のバージョンをUSBメモリからアップグレードインストールをすることでそのバージョンで起動させることができます。
例)
FreeNAS 11.3-U5
↓
TrueNAS 12.0-U8.1
↓
TrueNAS 13.0-U2
とアップデートしてきた環境を
TrueNAS 13.0-U1.1
にロールバックしたいときなど。
なお、ZFS Feature Flag のアップデートなど、後戻りできない機能の更新があった場合(そしてPoolのアップデートをしてしまった場合は)は起動できないと思います。
TrueNAS 12.0 へのアップデート
3.ISOイメージからのアップデート
より新しいバージョン TrueNAS CORE 13.0-U3.1がリリースされました。
2022 年 11 月 1 日
iXsystems は、TrueNAS 13.0-U3 のリリースを発表できることを嬉しく思います。
これはメンテナンスリリースで、ACLとrsyncのいくつかの改善、Sambaの4.15.10へのアップデート、Asigraプラグインのアップデートが含まれています。第3世代R50用のエンクロージャ管理統合と、新しいCloud SyncプロバイダとしてStorjが追加されました。
より新しいバージョンTrueNAS CORE 13.0-U4がリリースされました。
2022 年 11 月 16 日
iXsystems は、TrueNAS 13.0-U3.1 をリリースすることをお知らせします。
このリリースは、アップストリームの Samba プロジェクトで見つかった問題を修正するための小規模なメンテナンス リリースです。
現時点では解消方法が見当たりません。
HTTPS接続で接続する際に利用される自己署名の証明書なので、
今のところ
Dismiss して、接続の際の証明書が無効たど警告されるのを無視するか、
HTTP接続でヨシとするしか。
(期限を延長する方法ご存じの方はお知らせ下さい)
警告を止めるだけなら
TrueNAS に新たな自己署名証明書を登録する
という回避方法もあるにはある。
セットアップしたっきり古いバージョンのまま長期間寝てた FreeNAS でこのようなエラーが出てる。
CRITICAL
Certificate 'freenas_default' has expired.
2022-11-27 18:26:30 (Asia/Tokyo)
System > Certificates
のところにある
freenas_default
っていう証明書の有効期限が切れてる。
TrueNAS SCALE 22.02.0 のインストール手順の焼き直しです。
ちょこっと変わってる場所があるな、と思ったので。
(デフォルトの管理ユーザー名が root から admin に変わってる)
TrueNAS SCALE 22.12.0 のインストール手順。
ISOファイルを仮想マシンのCD-ROMドライブにマウントして起動しているけど、たぶんUSBメモリとか作って起動すればイケるはず。
だいたいの流れは今までと違わない。
待っていると自動的にインストーラーが起動。
TrueNAS SCALE 22.12.0 のインストール・必要ならTrueNAS SCALE の CUI での固定IPアドレス設定を済ませたら、Web GUIベースでセットアップをしていきます。
TrueNAS SCALE のセットアップの焼き直しです。
ま、普段使っていないので基本的な部分だけですが。
TrueNAS SCALE のインストール後のコンソール画面に表示されているURLか、
設定したIPアドレスに別のパソコンのブラウザでアクセスします。
ログイン画面が表示されるので
ユーザー名 admin ※rootで設定してたらroot
パスワード インストール時に設定したパスワード
でログインします。
ログイン後はダッシュボード画面になります。
2023年2月28日
iXsystems は、TrueNAS 13.0-U4 をリリースすることをうれしく思います。
このリリースには、Iconik プラグインの最新の公開リリースへの更新、いくつかの改善、および以前のリリースで見つかった多くの問題の修正が含まれています。改善点は以下の通りです。:
Alerts
NOTICE
Certificate 'freenas_default' is expiring within 5 days.
(証明書'freenas_default'はあと5日で期限が切れます)
現役で稼働している TrueNAS で発生していることに気づきました。
続きを読む "Certificate 'freenas_default' is expiring within 5 days.(未解決)" »
Certificate 'freenas_default' has expired.
となってしまった場合は回避策として、
自己署名証明書を新たに追加して
WebUIで使用するのをそれに変更して、
期限切れのものを削除する
となるらしいのでやってみた。
(こんなことせずとも、単に期限が切れそうな 'freenas_default' がちゃんと自動的に延長されるか、ポチッとやるだけで延長することができればいいだけだと思うのですが。しかも TrueNAS SCALE はちゃんと延長されるっぽいし、TrueNAS COREもどんな原理かわからないですが時たま延長されてる中、時折延長されずに期限切れになってしまうものがある)
なお、できさえすればいい(証明書の有効期限切れのAlertが出なくなればいい)、という観点でテキトーにやってるので、マジメにやる場合はこの記述を参考にしてはいけません。
TrueNAS CORE 13.0 のインストールをESXi上の仮想マシンでUEFIモードでやる方法に気がついたので、更新版を作成しておきます。
#今回はTrueNAS CORE 13.0-U4を使用しますが、基本的には13.0のBIOS版と一緒です。
自宅の実験用のESXiを
VMware-ESXi-7.0U3l-21424296-depot
にアップデートしたついでにやってみました。
(ESXi、7.0の途中でUIのデザインが変わるんで、ちょっと日和ってました)
TrueNAS CORE 13.0-U4 の画面だと、
Storage > Disks
で適当なディスクの右端の >
をクリックすると、
下部に
MANUAL TEST
SMART TEST RESULTS
というコマンドがあるのがわかります。
TrueNAS CORE 13.0-U5.1 がリリースされました。
TrueNAS のインストール・セットアップは下記などを参考にしてください。
TrueNAS CORE 13.0 のインストール(UEFI版)
RTL8125対応のドライバがデフォルトでロードされる(といわれている)最後のバージョンは、
TrueNAS CORE 13.0-U1.1
(TrueNAS CORE 13.0-U2 で以前のドライバにロールバックされている。以降のバージョンで RTL8125 対応のドライバをロードする設定は TrueNAS CORE で RTL8125BG を使う を参照)
2023 年 5 月 30 日
iXsystems は TrueNAS 13.0-U5 をリリースできることを嬉しく思います。
このリリースには、ACPI テーブルから ARM ステータス情報をレポートする方法を追加する 1 つの新機能、Asigra および Iconik プラグインの最新の公開リリースへの更新、いくつかの NVDIMM の改善、および以前のリリースで見つかった多くの問題の修正が含まれています。改善内容は次のとおりです。
このリリースでは、暗号化されたストレージ プールまたはデータセットと、そのプールまたはデータセット内に暗号化されていないデータセットを作成できるというデータセット暗号化に関するバグが修正されています。13.0-U5 以降、暗号化をアクティブにしてストレージ プールまたはデータセットを作成する場合、暗号化されていないデータセットを作成できなくなりました。この方法で作成されたデータセットは、この修正の影響を受けません。データセットを暗号化することが当初の目的であった場合は、暗号化されていないデータセットから新しい暗号化されたデータセットにデータを移行してください。
TrueNAS CORE 13.0-U5.2 がリリースされました。
常時稼働しているすでに 13.0-U5 にアップデート済みの TrueNAS にアップデート通知が。
TrueNAS CORE 13.0-U5.1
が来ているようです。
13.0-U5.1
2023年6月6日
iXsystems は、TrueNAS 13.0-U5.1 をリリースします!
このリリースは、特定の TrueNAS Enterprise プラットフォームで見つかった NVDIMM アラートの問題および SMB ホーム共有のごみ箱に関連するクラッシュを修正するホットパッチリリースです。
TrueNAS CORE 13.0-U5.1 では RTL8125 対応のドライバは(やっぱり)デフォルトでロードされないようです。
リリースノートには RTL8125 が再び使えるようになったなんてことは書かれていないですが、「Resolved Known Issues(解決済みの問題)」にくくられているので念のために試してみた次第です。
一念発起してテスト用の環境でUEFIで
ネットワークインターフェースを RTL8125BG のみにして TrueNAS CORE 13.0-U5.1 を新規インストールしてみたところ、
The web interface could not be accessed.
Please check network configuration.
とのことでした。
RTL8125 しか NIC を搭載していない環境でインストールする場合は、CUIのShellで一時的にドライバーをロードしてGUIにアクセスできるようにできそうです。
RTL8125 しかNICを搭載していないハードウェアで TrueNAS をセットアップする
またはデフォルトでドライバがロードされる最後のバージョンの
TrueNAS CORE 13.0-U1.1 をインストールして、U2 以降対応用の記述をしてからアップデートするのがいいでしょう。
続きを読む "TrueNAS CORE 13.0-U5.1 では RTL8125 対応のドライバはデフォルトでロードされない" »
TrueNASでGUIへアクセスできない起動環境になってしまったときなど、
コンソールのCUIから Boot 環境を切り替える操作。
TrueNAS CORE 13.0-U5.3 がリリースされました。
2023 年 7 月 11 日
iXsystems は TrueNAS 13.0-U5.2 をリリースできることを嬉しく思います。
これは、SNMP サービス、代替データ ストリームを使用した SMB の問題を修正し、高可用性 (HA) システムで Active Directory に障害が発生した場合の問題を防止するためのホットパッチ リリースです。
無料のNAS専用OS良さげ?自作PCにTrueNASインストール
うどんの機材部屋さんによるTrueNAS の日本語の動画が YouTube にアップされてました。
TrueNAS のネタをYouTubeで検索してもガイジンのしかヒットしないので(探せば若干見つかりますが、うどんの機材部屋さんのようなメジャーどころが取り扱うのは珍しいかも)。
エレコム ESD-EMA0250GBK
USBの外付けSSD。
ほとんどUSBメモリっていう外観で、15%オフのクーポン付きを含めて考えると安くて、250GBと無闇に大容量じゃないので、
TrueNASの起動ディスクがUSBメモリのマシンのを置き換えてみようかなと。
(余っているNVMe SSDを再利用しようとするとUSB外付け化するケースといい勝負の価格になってしまう。しかも TrueNAS の起動ディスクは32GBもあれば現行では十分なところ、手持ちで余ってる M.2 NVMe SSD は512GBクラス)
差し込む時にノブの部分がちょうど指を添えやすいところなので、うっかり触らないように気をつけないと簡単に引っ込んじゃうかな。
あとはまあまあ長いので飛び出てるのが気にはなるけど、様子見。
N100 のミニPCの後に Ryzen 7 5800U のミニPCを購入したので予想できている方も多いかも知れませんが、N100 のミニPC、付属の512GBのNVMe SSDに、もう1台500GBのSATA SSDを追加したら、USBブートの小電力な TrueNAS にできるかな、と思ったのでした。
TrueNAS にするなら、どうせSATA 2.5インチ SSDとのMirrorになるので、このモデルの長所のM.2 NVMe SSDのPCIe 3.0x2 接続の速度より、LANが2.5G(I225-VやRTL8125BG搭載)の方がウェイト高くなるかもですね。
TrueNAS COREをインストールしたあと、
RTL8125 しかNICを搭載していないハードウェアでは、
そのままではWeb UI にアクセスできるようになりません。
(TrueNAS SCALE はそのままなにもしなくても利用できるので、そちらを選択するのもアリ)
そこで、
9) Shell
のところから、
kldload if_re
(コンソールは英語配列なので「_」は日本語配列のキーボードでは[Shift]+[-])
とすることで一時的にドライバをロードできるみたいです。
続きを読む "RTL8125 しかNICを搭載していないハードウェアで TrueNAS CORE をセットアップする" »