きりしま屋

事前準備
グループID 921のグループを作成します。
ユーザーID 921のユーザーを作成します。
名前はtransmissionとか適当でいいんだけど、ユーザー名は文字数の制限がある。考えるのも面倒なのでそのまま最大文字数の transmis で設定してすすめる。
パスワードは使うわけではないのですが必須なので適当に設定する。
名前は適当でいいけどグループIDとユーザーIDは自動で割り振られるものではなくてこの番号にしないと、作成したJailのTransmissionがアクセスできるようにならない。

ダウンロードが完了したファイルが保存される場所を TrueNAS の Dataset で作成します。

（あとでJailにマウントするとユーザーとグループの基本的なアクセス権が変更になるから、アクセス権はあとで設定するのがよさそう）

Plugins

Browse a collection を
Community
にして REFLESH INDEX

Transmission が見つかったらクリック
（最初から出てるけど）

INSTALL

Warning

このPluginが
iXsystems 謹製じゃないことへの注意

CONTINUE

Jail Name を指定
transmission_1
とか

NAT か DHCP か選択（お好みで）

Save

しばらく待つと

Plugin installed successfully

CLOSE

すでにJailが実行中（State: up）になっているので、
STOP
で一旦停止

MOUNT POINTS
から TrueNAS の Dataset をマウントする。

ACTIONS

Source
/mnt/tank/download
など

Destination
/mnt/tank/iocage/jails/transmission_1/root/usr/local/etc/transmission/home/Downloads

とか
（ここがTransmissionの Complete Download のデフォルトの保管先フォルダらしいので素直にここにマウントする）

Read-Only はチェックせず
SUBMIT

ACTIONS
Go Back to Jails
このJailに戻る操作不便だと思うんだけど。
上のところが
Jails / （Jail名） / Mount Points
みたいになってた方が使い勝手がいいと思うんだけどなあ。
（スクショ撮るために何度もインストールしなければ使わないけど）

START
で起動

up になったら起動完了なので
IPv4
に示されているIPアドレス:9091へアクセスする

あとは普通に Transmission として
適当なタスクを登録して、ダウンロードが完了したときに元の TrueNAS の共有フォルダにファイルが出現するか確認したりすればいいんじゃないかな。

Transmission 自体の使い方は割愛。

ダウンロード先のフォルダのアクセス権は親のTrueNAS COREのDatasetのPermissionで
ユーザーID 921のユーザーにowner@ として Full Control
グループID 921のグループ group@ として Modify
をつけた上で調整すればいいかと。
（インストールするとこうなる気がする）
自分ユーザーをグループID 921のグループに追加するとか、
ADD ACL ITEM で自分ユーザーを Modify で追加するとか、
参照用のユーザーやグループをReadで追加するとか。

なお、設定ファイルは下記にある。

ee /usr/local/etc/transmission/home/settings.json [Enter]

ee っていうエディタなら何もインストールせずに Jail 内の Shell で利用できる。

2024年7月23日
Update したら Web UI にアクセスできなくなったので、対処方法を調べてみた。
（現時点で新規インストールでも同様の模様）
TrueNAS CORE の Transmission の Web UIが表示されない