TrueNAS CORE 12.0 のハードウェア要件が変わっている?

TrueNAS SCALE のハードウェア要件を確認している際に気づきましたが、以前翻訳した TrueNAS 12.0 のハードウェア要件 の際のリンク先の記事が更新されているようです。 CORE Hardware Guide によると、

ハードウェアの最小要件

TrueNASをインストールするための推奨システム要件は:

プロセッサー メモリー 起動デバイス ストレージ
2コアIntel 64ビットまたはAMD x86_64プロセッサ 16GiBメモリ 16GB SSDブートデバイス 1つのストレージプール用に2つの同じサイズのデバイス

訳注:ということで書き換わっていますが、以降の説明を踏まえるとTrueNASをインストールするための最低システム要件は:

プロセッサー メモリー 起動デバイス ストレージ
2コアIntel 64ビットまたはAMD x86_64プロセッサ 8GiBメモリ 16GB ブートデバイス (任意、ただし2デバイス以上ないと意味がない)

TrueNASインストーラは8GBのRAMを推奨します。TrueNAS のインストール、実行、jail の操作、SMB 共有のホスト、および TB 単位のデータのレプリケートは、より少ない RAM で実行することができます。iXsystemsは、パフォーマンスを向上させ、問題を減らすために、上記をお勧めします。

SSDブートデバイスは必要ありませんが、明らかな理由から回転式ドライブやUSBスティックの使用はお勧めしません。正当な理由がない限り、TrueNASをシングルディスクまたはストライププールにインストールすることはお勧めしません。データデバイスなしでTrueNASをインストールして実行することができますが、それは強くお勧めしません。

TrueNASは2つのコアを必要としませんが、ほとんどの少し古めの64ビットCPUにはすでに少なくとも2つのコアがある可能性が高いです。

お客様独自のパフォーマンス、ストレージ、およびネットワークの要件に応じたシステム構築のため には、以下をお読みください!

(以降省略)

ということで、ハードウェアの最小要件と書いてありますが、「推奨」の変化で、「最低」は変わっていないようです。

TrueNAS 12.0 のハードウェア要件

About

2022年03月03日 09:18に投稿されたエントリーのページです。

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