TrueNAS CORE のシステム用USBメモリ選び

TrueNAS CORE で運用しているマシンのシステム用USBメモリが故障したようなので、
新しいUSBメモリを探してみた。

TrueNAS SCALE ほどではないにしろ(TrueNAS SCALEでは起動用デバイスにUSB接続を利用しているとAlertで通知される)、バージョンが上がるにつれシステム用のディスクへの書き込みは頻繁になっているらしいので、もはやUSBメモリで起動する、という運用は過去のものとなりつつありますが、現実問題としてUSBメモリでブートする TrueNAS CORE はまだ残っているわけで。

ミラー化しているので残っているUSBメモリの容量が32GBなので、一応それに合わせて。

RUF3-K32GA-WH.jpg
バッファロー USBメモリ 32GB USB3.2(Gen1)/3.1(Gen 1)/3.0/2.0 充実サポート RUF3-K32GA-WH/N

BUFFALO RUF3-K32GA-WH/N

RUF3-K32GA-BK.jpg
RUF3-K32GA-BK/N
黒モデルもあります。

USBメモリで、書き込み性能が評価されていて、あまり高価なモデルではなく、コンスタントに調達できそうなモデル、ということで。

KIOXIA の U366 や U301 は書き込みがメチャクチャ遅いので使いものになりません。
インストール用にならまだしも。
(書き込み性能はUSB2.0 の U202 よりも低い感じ)

過去の記事
FreeNASの起動用のUSBメモリ

インストール用のUSBメモリを作る話
TrueNAS のインストールUSBを Rufus で作成する
TrueNAS SCALE のインストール用USBメモリを作成する



buffalo_ruf3-k32ga.png

実際に TrueNAS CORE に接続したところ
28.91GB
と表示され、

Cruzer Fit 29.35 GB
VANSUNY 29.44 GB

より少し少なめなのは注意が必要です。
手元の環境で壊れたUSBメモリ自体は16GBのものだったのでそのまま交換できました。(16GBと32GBでミラーしてた)

大きくなる分には Replace すれば調整されますが、
小さくなる場合は、
システムの設定ファイルをダウンロードしておいて、
一度クリーンインストールして、設定ファイルをアップロードするような作業になると思います。

ので、
現在32GBの方は64GBモデルにしておいた方が無難かも?
(システムドライブはUSBメモリの場合、あんまり容量があっても意味ないのでそのまま交換できない場合にはクリーンインストールから復元の方が無難なような気もします)

なお、ELECOM の USB SSD から TrueNAS CORE 13.0-U6.2 をインストールすると、
BUFFALO RUF3-K32GA-WH/N 5分58秒
KIOXIA U366 1時間17分19秒
で、KIOXIA U366 で TrueNAS CORE をブートすると UI がカックカクになります。
遅すぎて起動中にコケることも。

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2024年09月06日 09:24に投稿されたエントリーのページです。

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