TrueNAS CORE で「以前のバージョンを復元」になにも表示されない

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no_snapshot_01.png

TrueNAS は Periodic Snapshot Tasks で ZFS のスナップショットを撮って、
それを Windows の Volume Shadow Copy のように提供することで、
「以前のバージョンを復元」が利用できるように構成できるはずなのですが、
過去のバージョンからアップデートしてきている
TrueNAS で表示されなくなっていることに気づきました。

ちょっとググったけどうまく見つからなかったので。

TrueNAS 12.0 になってからセットアップして、「以前のバージョンを復元」が利用できる Windows Shares (SMB) と比較してみると、

no_snapshot_10.png


現象が発生する Windows Shares (SMB) 設定で、

no_snapshot_02.png

Auxiliary Parameters
vfs objects = zfs_space zfsacl streams_xattr
っていう設定が入っているのに気がつきました。
この記述を全部削除することで、
「以前のバージョンを復元」
に Snapshots が表示されるようになりました。
手動で指定した記憶はないので、どこかのバージョンアップの際に、
Auxiliary Parameters
に内容が転記されたのではと。
(そういえば、「共有を作り直せば直る」って見かけたような。結果としては一緒か)

なお、
zfs_space Samba が ZFS の容量情報(特にスナップショットや圧縮、予約など ZFS 特有の挙動)を適切に扱えるようにするための設定
zfsacl Samba サーバーが ZFS ファイルシステム上で Windows 風のアクセス制御(ACL)を正しく扱えるようにするための設定
streams_xattr Windowsの代替データストリーム(Alternate Data Streams, ADS)を Linux/Unix 上でも扱えるようにするための VFS モジュールを有効化するもの
とのこと(ChatGPT調べ)

no_snapshot_11.png

無事「以前のバージョンを復元」が並んでいます。
日時が飛び飛びなのは、 Periodic Snapshot Tasks で
□ Allow Taking Empty Snapshots
のチェックを外しているから。
(変更点が少ない場合、以前のバージョンを遡りやすい)


ついでに
Purpose
のバリエーションを確認してみました。

TrueNAS CORE の SMB共有の Purpose のバリエーション