より新しいバージョン
TrueNAS SCALE 24.04.1.1
SCALE 24.04 へのアップグレードは
CORE 13.0-U6.1 から ISOインストール（してConfigを復元）、
SCALE 23.10.2 から Update、
というルートが想定されているようです。
（Updateをチェックするだけでは出てこず、Trainを変更する必要がある模様）
https://www.truenas.com/docs/scale/24.04/gettingstarted/scalereleasenotes/#24040-changelog
24.04.0 変更履歴
2024年4月23日
iXsystems は TrueNAS SCALE 24.04.0 をリリースします！これは TrueNAS SCALE 24.04 Dragonfish の最初の安定版リリースです。このリリースには、24.04-RC.1 で発見された問題の修正に加え、多数のソフトウェアコンポーネントの更新と洗練された機能が含まれています。
注目すべき変更点
既存のサードパーティ製 NAS ソリューションから TrueNAS SCALE 24.04 にデータを移行するユーザーは、Syncthing Enterprise アプリケーションを使用して、メタデータを保持したリモート SMB 共有でソースをマウントできます。検討事項および完全なチュートリアルについては、サードパーティの SMB データ移行を参照してください。
HA システムにおける FIPS 変更のワークフローが改善されました (NAS-128187)。
TrueNAS SCALE MinIO アプリと CORE MinIO プラグインの互換性が向上し、S3 データをデプロイしている CORE ユーザの移行が簡素化されました。
ISCSI ターゲットを削除および交換した後にマウント可能であることを確認するためのバグを修正しました(NAS-128099)。
NUTサービスとUPSデータ・レポートのバグを修正しました(NAS-127788)。
Netdata レポートの履歴が再起動後も保持されるようにしました(NAS-127880)。
SPICE ビューアのパスワードを入力時に隠すようにした(NAS-127868)。
ダッシュボードとレポートページにおけるユニットとデータ表示の修正(NAS-127963 および NAS-127854)。
データ受信の代わりにオブジェクト受信でレプリケーション再開トークンを更新(NAS-126772)。
書き込み操作中のL2ARCロックを緩和し、OOMのアクティブ化やデッドロックを防止する(NAS-127456)。
データセット・ツリーがオープン・データセットを予期せず折りたたむのを防止 (NAS-127966)。
GPU パススルーにおける GPU エンドポイントの使用を修正しました (NAS-127882)。
プリ/ポスト初期化スクリプトが存在する場合にクラウド同期タスクが失敗しないようにした (NAS-127975)。
SMB共有ACLに影響するディレクトリサービス初期化のリグレッションを修正しました(NAS-127970)。
24.04.0リリースに含まれる完了したチケットの完全な変更履歴はこちらをクリックしてください。
24.04.0 既知の問題
24.04.0リリース後に、IPv6バインドアドレスで構成されたVMを持つTrueNASシステムが、24.04.0へのアップグレード後にTrueNAS Webインターフェイスを中断する可能性があるという問題が発見されました(NAS-128102)。この特定の構成を使用しているユーザーは、24.04.1 のメンテナンスリリースを待ってからアップグレードするか、24.04.0 にアップグレードする前に既存の VM から IPv6 バインドアドレスを削除することをお勧めします。
インストール済みAppsのネットワークトラフィックが、実際の使用量よりも多い数値を報告している NAS-128471.
将来の TrueNAS SCALE リリースで解決される、24.04.0 で発見されたパブリックな問題に関する最新情報は、こちらをクリックしてください。