TrueNASで設定してみました。
TrueNAS で APC Smart-UPS を設定する
FreeNAS 11.3-U5 にUPSを設定してみます。
(TrueNAS 12.0じゃないのは手持ちの環境でUPSを接続しているのがまだFreeNAS 11.3-U5のままだだから…)
UPSは、APC Smart-UPSを使用しています。
ガッツリサーバーグレードのハードウェアで構成してたり大量のハードディスクを搭載してるのでもなければ、
750とか500あたりが妥当ではないでしょうか。
UPS背面のUSB端子に、フツーのUSB タイプAオス - タイプBオス ケーブルを挿して、
UPSから電源を取ったFreeNASのUSB端子に接続した状態で設定します。
エレコム RoHS指令準拠&環境配慮パッケージ エコUSBケーブル USB2.0 A-Bタイプ 2m ブラック U2C-JB20BK
こんなのでいいかな。
純正じゃなくても、なんか手元に余ってるので十分だと思う。
Shell
# dmesg | grep ugen
で接続されているUSBポートを確認する。
hp MicroServer N54L の後部下側USBポートは ugen0.2 っぽい。
biostar A68N-5600 だとこんな感じ。なぜか3回表示されているけど、どれも ugen3.2 っぽい。
Services
UPS の行の
Actions の鉛筆アイコンをクリック。
Driver を
APC ups 2 Smart-UPS USB USB (usbhid-ups)
Port or Hostname を
先ほど調べた ugen にする。
(auto という選択肢もあるけど、従来はなかったような…。うまく動作するならautoでもいいと思います)
Shutdown Mode を
UPS reaches low battery UPSのバッテリーの残量が少なくなったら
UPS goes on battery UPSがバッテリー動作になったら
の好きな方を選んで、
UPS goes on battery なら次の
Shutdown Timer
に秒でこの時間バッテリー動作をしたらシャットダウン動作を開始する設定を入れる。
デフォルトは30秒。
UPSでできるだけ長時間稼働させるか、
停電が長くなると判断したらさっさとシャットダウンするかは任意だけど、停電時、HUBとかも電源を保護してないと、FreeNASだけ稼働してても利用できないことは考慮する必要があると思います。
また、電源が復旧したあとにUPSが空っぽか、十分に電池を残しているかの違いも出てくると思います。
(家庭用なら、UPS reaches low battery でいいと思うけど)
あとは
■ Power Off UPS
このFreeNAS以外を保護していないのなら、シャットダウンが済んだらUPSも電源を切っていいと思います。
(電源が復旧したら再び電源が入る)
他の機器も保護しているのならチェックを外しておけば、他の機器はバッテリーが残ってる限り保護し続けます。
SAVE したら元の画面で
Running をオン(黄色)
Start Automatically ■チェック
にして、UPSの電源コードを抜いて、設定通りFreeNASがシャットダウンするか確認して、
シャットダウンしたら、再びUPSの電源コードを挿してFreeNASが自動的に起動するか確認します。
UEFIとかで、
Restore AC Power Loss
などの項目で
Power On
などにしておく必要があるかもしれません。
(コンセントを挿すと自動的に起動する設定ですね)
(参考にしたサイト)
FREENAS 9.10 UPS設定 – 備忘録