GMKtec NucBox10 Ryzen 7 5800U 16GB 512GB を買った

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GMKtec NucBox10
GMKtec NucBox10 をAmazonで購入
現在では取り扱いがなくなったみたいで、 Ryzen 7 5800H か Ryzen 7 5700U のモデルから選ぶことになりそう。

ちょっと勢い余ってポチってしまった、GMKtec NucBox10
8コア16スレがロマンなのだ。
CPUは Ryzen 7 5800U で、2021年1月出荷の少し古めのノート向けらしいけど、ガッツリデスクトップは他に持ってるし、
ノートパソコンみたいに、液晶やキーボードなどの装備も考慮事項に入ってこない(しかもその分安い)のは気楽でいいような気すらします。かな入力はキーボードのレイアウトの選択肢が厳しい。
似たような価格で5800Hを搭載した商品も見かけますが、あちらはTDPが45Wなので、TDP 15Wの5800Uよりはるかに熱的に厳しそう。ま、そもそも実売価格ではセールやクーポンで結構値段差があるのですけど。

Passmark値
5800U 18620
5800H 21144
5600U 15481
5700U 15841
N100 5554

GMKtec NucBox9 は5600Uなんだけど価格差があんまりない。6コア12スレで十分と感じてわずかな金額差で納得できるかどうかが分岐点か。
(あとセールとかクーポンのタイミングか)
ボディの色がこっちの方が無難なグレー。


ブルー味の強い筐体は好みが別れる気がするけど、
上面、前後左右の5面は1パーツで触るとひんやりしてるのでアルミっぽい。

分解するとWi-Fiアンテナは下側の明らかにプラスチックの部分に貼り付けられてるので、それからも金属使われてるのではと思う。

2.5インチドライブを搭載するスペースがない分、N100のミニPCより薄い感じ?

映像出力がHDMIx2だ。DPがない。まあいいけど。ホームシアターPCにするには高負荷時のファンの音が気になるのと、スペック過剰気味になることかな。ファンが全速回転のオンオフ制御の強弱の2段階しかできないっぽい(というわけでもないみたいだけどちょっと負荷が上がると全速回転するのでそんな印象)。
前面にType-Cが1つあって、こいつが多機能らしいけど、特に期待はしてない。
リア側にType-Aが2口あるので電源スイッチも含めフロント側を全く使わなければフロント側を下にする、という乱暴な置き方もできる(CPUファンの吸気が下面、排気がケース下パーツの後方のわずかなスリットなのでこの置き方が排気効率いいのではと。右側もMicroSDとケンジントンロックしかないし、左側は特になにもないので、このミニPCは縦置きし放題)

メモリが16GBx1枚だったのは残念。2スロット装備されているのはいいけど。
(最初から増設するつもりの人はその方がいいか。とはいえもう1枚16GB買うのはなあ…フツーに使う分には32GB要らないでしょ)

Windows が英語版らしく、最初の言語選択で日本語を選べば日本語にはなるのですが
キーボードの配置が英語のままらしいのでネットにいっぱい転がっている手順で日本語に直す。

スタートメニュー → 設定をクリック。 時刻と言語 → 言語と地域をクリック。 日本語の右側にある「 … 」をクリックし、さらに言語のオプションをクリックします。 キーボード → キーボードレイアウトの右側の「レイアウトを変更する」をクリックします。
プルダウンから「日本語キーボード(106/109キー)」を選択して再起動。
Windows11 キーボード配列の変更方法 DIATEC|ダイヤテック株式会社

コンパクトキーボードで89キーとかでも日本語配列の場合は、「日本語キーボード(106/109キー)」
セットアップ途中でそうも行かない場合は、日本語キーボードが英語配列の場合にどう押せば代わりになるか、という無駄知識が必要になるけど、Windows はそこまで必要ない気が。
きりしまは面倒なので英語配列のキーボードも用意はありますが、主にESXiのコンソールを直接操作する時ぐらいかな。

あと、
oobe\BypassNRO.cmd
のおまじないを使わずにローカルアカウントでの設定だったな。

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ライセンスはフツーのOEM版っぽい。

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メモリも16GB認識してる。
Windows 11 Pro 。Pro 版にこだわりがある人にはありがたいかも。

N100のミニPCに比べると動作がキビキビしてる。

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CPU-Z。
AMD Ryzen 7 5800U。

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マザーボードのモデルが GMKtec になってる。
マザーボードの型番みたいなのを一つ一つ設定していないっぽいのが中華メーカーかあるあるっぽい感じがする。

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メモリ。
DDR 4 16GB 3200MHzのシングルチャンネルでどうやら1枚差しっぽい。

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スロット #2 に装着されてて SK Hynix のチップらしい。

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グラフィックは
AMD Radeon Graphics
型番らしいのがないのが厄介なモデル。

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Crystal Disk Info。
他の人のレビューにもあった
Lexar SSD NM620 512GB
って出てる。
PCIe 3.0 x4 接続。
ちょっと起動回数や読み書き量が最初から嵩んでるのが気になる。
(初期セットアップだけではここまで行かないでしょう、何かの中古?的な)

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Crystal Disk Mark。
Lexar NM790 ほどぶっ壊れ性能ではなさそうだけど、
案外いい性能だと思う。

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Cinebench R15

1493cbで
手持ちのパソコンだと、
Core i3-12100 の1200

4Kノートの Core i5-8250U の637
を超えてるので満足。
(4Kノートはさすがに性能的に厳しくなってきた感じはある)

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ファンの音がウルサイとレビューに書かれているけど、
高負荷時のノートパソコンなんてみんなこんなもんじゃない?
って音。

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なんかここに丸印してあるけどなんだろ。

Amazon のレビューではしばらく使うと不具合が出ているような感じなので、様子を見てみる。

メモリとかストレージにアクセスするにはマザーボードを外す必要がある。
構造上やむを得ないかもしれないけどちょっと不便。

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SSD は Lexar NM620 で十分な性能を発揮してると思う。
現状はSSDが1パーティションなのでそのまま使ってみる。

メモリは2スロット用意されてて1枚だけ刺さっているので、
16GBを追加してやれば32GBのデュアルチャンネル動作になりそう。


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LAN は Intel I225-V、
Wi-Fi は AMD?Mediatek?の RZ608。
RZ608のドライバは見当たらないので、ASUSかGIGABYTEの同チップ搭載のマザーボード用とか使えばいいんじゃないかなあ。
あんまり性能高いものではなさそうだし、M.2サイズっぽいので、Intelとかの鉄板のカードに替えてもいいんだろうけど。

左上のコネクターが余ってるけど、SATA増設用とかかな。
ケーブル付属してないし、増設するスペースないけど。

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UEFI(BIOS)設定の「Advanced」タブから「AMD CBS」→「NBIO Common Options」→「GFX Configuration」と選び、「iGPU Configuration」を「UMA_GAME_OPTIMIZED」に変更

↓の中で説明されている設定をすると、グラフィック性能の向上が見込める。16GBあればグラフィックに2GBくらい割り当てても平気でしょう。

独立したレビューは
GMKtec NucBox10レビュー:Ryzen 7 5800U+16GB搭載の激安ミニPC – こまめブログ
ここぐらいかな

YouTubeだと
Nuc Box 10 Hands-On Review, A Fast Ultra Tiny Ryzen Powered 4K Mini PC
(英語)

GMKtec ミニPC AMD Ryzen 7 5800U [NucBox10]のレビュー Fortniteテストプレイ

くらいかな。

公式の動画
GMKtec NucBox 10 Mini PC Equipped With AMD Ryzen™ 7 5800U Processor w 16GB RAM+512GB SSD

発端となったN100のミニPCについては
N100搭載の AOOSTAR ミニPC 16GB500GB を買ってみた

しばらくこのままのつもりだったけど、RZ608のドライバをインストールできるか試したくなったので
クリーンインストールしてみた。
GMKtec Nuc Box 10 への Windows 11 のクリーンインストール

後日 PassMark 測定してみた。

nucbox10_passmark.png

CPU Mark 18614.0

まあまあいい数字なんではないでしょうか。

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2023年08月03日 22:24に投稿されたエントリーのページです。

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