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2020年11月 アーカイブ

2020年11月02日

TrueNAS 12.0 のインストール

TrueNAS CORE 13.0 のインストールをアップしました。



FreeNASから名称が変わり、有償版と合流することになりました。
FreeNAS → TrueNAS CORE
TrueNAS → TrueNAS Enterprise
みたいな感じらしいです。
詳しくは→TrueNAS 12.0がリリースされました!

さてインストール手順ですが、従来までと大差ありません(FreeNAS 11.3 のインストール)。
画像のみ更新、っていう感じですね。

#基本的には11.3の焼き直しです。

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TrueNAS 12.0 のセットアップ

TrueNAS CORE 13.0 のセットアップをアップしました。



TrueNAS 12.0のインストールが完了したら、GUIを利用してセットアップしていきます。
基本的には FreeNAS 11.3 のセットアップ の焼き直しです。

truenas_120_setup_04.png

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2020年11月04日

TrueNAS 12.0 で SMB 共有を設定する

TrueNAS CORE 13.0 で SMB 共有を設定するをアップしました。



Windows から TrueNAS の共有フォルダを利用できるようにする設定方法です。
基本的に FreeNAS 11.3 で SMB 共有を設定する の焼き直しです。

インストールしてから、この設定ができるようにするまでは、
これまでの記事などを参考にしてください。

TrueNAS 12.0 のインストール
TrueNAS 12.0 のセットアップ

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2020年11月06日

新入社員に支給するパソコンに求めるスペック(非IT系) 2021

2022年版を策定してみました。
新入社員に支給するパソコンに求めるスペック(非IT系) 2022



そろそろ、2021年の定期採用の新入社員に支給するパソコンのスペックについても考察しておいた方がいいかなあ、と思い始める時期が来ました。

2020年度の定期採用の新入社員向けにスペックを検討したのを踏まえ、アップデートしておこうと思います。


(この場合、四大卒などの方を対象に、卒業後に新卒として入社していただく方を「定期採用」として考えています。それ以外のタイミングでの入社や、新卒でない方を除きます。そういう方の場合は、当社ではまず、過去に退職者が使用していたパソコンの在庫をあてがいます。もちろん初期化しており、妥当な使用感以外は問題ないもので、そのパソコンのリースが満了した時に通常の社員同様に新しいパソコンが割り当てられます)

新入社員に貸与されるパソコンのスペックがあんまりにションボリだと、
「会社って、オレに期待してないのかな?」
「お前はそんなに仕事速くないんだからパソコンの処理速度なんて遅くていいんだよって思われてるのかな」
「採用して一定期間経過するまではお試し期間的に試練を与えられてるのかな」
「この会社、パソコンにすら費用がかけられないくらい資金繰りに苦しんでるのかな」
なんて思ったりしますよね。

また、中古のパソコンを部分的に割り当てるとしてたら、誰が新品で誰が中古にするか、
それによる定着率への影響がないのかなど、余計なファクターを生じさせてしまいます。

よっぽどの会社でなければ採用活動の中で、
「ぜひ当社に来てください」
的なことを採用担当が言って来てもらっているので、
入社するのを歓迎しているムードを出そうという中で、
会社から支給されるパソコンのスペックがあんまりションボリ、という訳にはいかないと思います。

また、新卒の定期採用は、採用活動のなか、時期と人数がある程度早くからフィックスできているので、急な中途採用と違って、一括調達するのにも都合がいいはずです。

なお、当社はIT系の会社ではないので、コンパイルとかするわけではないですし、基本的には、メール、インターネット、オフィス文書の作成、みたいな業務です。
で、デスクに据え置きで使います。(基幹システムはオンプレのシステムでIE11で利用するものが多いので、現状外出時はiPad。外出先では基幹システムはほとんど使えません。また、基幹システムといっても、基幹システムの中だけで業務が完結できるのは、ごく一部の特殊な属性の社員のみに限られていると思います。基幹システムも当社の業務を1つのシステムが一気通貫しているのではなく、お客様との様々な接点において、複数のシステムを渡り歩いてこなしていかなければならず、複数のシステム間の連携も十分であるとは言えません)

そんな条件で考えているのが下記。

新入社員に支給するパソコンに求めるスペック 2021
・Windows 10 Pro
・SSD搭載
・フルHD(1920x1080)
・メモリ8GB
・Webカメラ、マイク←New!!


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2020年11月10日

FreeNAS 11.3 で APC Smart-UPS を設定する

TrueNASで設定してみました。
TrueNAS で APC Smart-UPS を設定する



FreeNAS 11.3-U5 にUPSを設定してみます。
(TrueNAS 12.0じゃないのは手持ちの環境でUPSを接続しているのがまだFreeNAS 11.3-U5のままだだから…)

UPSは、APC Smart-UPSを使用しています。
ガッツリサーバーグレードのハードウェアで構成してたり大量のハードディスクを搭載してるのでもなければ、

750とか500あたりが妥当ではないでしょうか。

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2020年11月11日

TrueNAS 12.0 のハードウェア要件

Installing TrueNAS for the First Time(初めてのTrueNASのインストール)
の前半部分の翻訳です。

ハードウェア要件

以下は、TrueNAS をインストールして実行するための最低限のハードウェア要件のリストです。特定のストレージと共有の要件を調べ、パフォーマンスのニーズを満たすために、これらの要件を超える ハードウェアにTrueNASをインストールすることをお勧めします。
  • RAM:TrueNAS を実行するには、最低 8GB の RAM が必要です。システムに 8 台以上のストレージ ドライブがある場合は、ドライブを追加するごとに 1 GB の RAM を追加します。例えば、12 台のストレージ ドライブを持つ TrueNAS システムでは、最低でも 12Gb の RAM が必要です。
  • オペレーティング システム デバイス:TrueNAS オペレーティング システムは、ストレージ ディスクとは別のデバイスに 8 GB のスペースを必要とします。オペレーティング システム用には、 16 GB 以上の容量の SSD またはハード ドライブを使用することを強くお勧めします。USB メモリをブート デバイスとして使用することは、製造品質や製品の寿命からシステムの信頼性を大変損なう恐れがあり、推奨されません。また、64GB以上ある場合、16GBのスワップ領域をシステムデバイス上に作成できます。SSDを採用する場合は考慮してもいいでしょう。また、SATAポートの数に限りがある場合には、システム構成のバックアップファイルがあれば、USBメモリ上のシステムが飛んでも割と簡単に復旧できるので、USBメモリもシステムデバイスの選択肢としてはまだ残るのではないでしょうか。
  • ストレージ ディスクとコントローラ:TrueNAS は、BIOS で AHCI が有効になっている場合、ホットプラグ可能な SATA ドライブをサポートしています。TrueNASは主にWestern Digitalハードドライブを使用してテストされています。そのため、システムに 8 台未満のストレージドライブがある場合は WD Red Plus ドライブを、8~16 台のドライブがある場合は WD Red Pro ドライブを、16 台以上のストレージドライブがある場合は WD Ultrastar ドライブをお勧めします。TrueNAS と OpenZFS で最高の結果を得るためには、従来の磁気記録(CMR)技術を採用したハードドライブを必ず使用し、シン グル磁気記録(SMR)技術を採用したドライブは避けてください。サポートされているディスクコントローラのリストは FreeBSD Hardware Notes にあります。
  • ネットワークインターフェース:FreeBSD Hardware Notes の Ethernet のセクションには、各ドライバがサポートしているインターフェイスが記載されています。最高のパフォーマンスを得るためには、Intel か Chelsio インターフェイスを使うことをお勧めします。

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なぜFreeNASにするか

この記事は更新版があります。
なぜ TrueNAS にするか



FreeNASを使い始めてもう6年くらい経過しているのですね。
今FreeNASを検討している人に向けて、「なぜFreeNASにするか」をまとめてみました。

  • 突然容量制限されたり、突然有償化されたりするリスクがない
  • どれだけのストレージを構築するかはおサイフ次第で無限(?)
  • OSが無料
  • (無料版は)定額課金がない
  • ZFSによるRaidで特殊なハードウェアを用意しなくても冗長化が可能
  • ZFSのコピーオンライトの機能でデータが壊れにくい
  • OSの負荷が軽いので、Windowsで共有フォルダを作るのに比べて、非力なマシンで運用が可能
  • OSのオーバーヘッドが少ない分、転送速度がギリギリまで出る
  • メモリをありったけキャッシュに活用してくれる
  • NAS向けアプライアンスなので、NAS用途で構築する場合の手間が少ない
  • 一般的なNAS製品に対して、マシンの負荷などをUIで確認できる
  • 一般的なNAS製品と異なり、パーツが自作パソコン用で調達できる
  • システムのバックアップと稼働に必要な数のディスクが残っていれば、現在の環境が起動しなくなっても新しい環境を構築してその上に復元が可能
  • FreeBSDベースだが、GUIベースで操作する分にはあまり意識する必要がないので馴染みがなくても大丈夫

以上のような感じで、引退した先代パソコンなどを転用するとかしやすかったり、メインボードの故障で起動しなくなったTeraStationのディスクを中古パソコンに移植して再構築したりするのに向いていると思います。

FreeNAS 11.3 のインストール
名称が変わった最新板
TrueNAS 12.0 のインストール

FreeNASの系譜

TrueNAS版に更新してみました。
TrueNAS の系譜



2020年10月21日、FreeNASが名前を変えて、TrueNAS 12.0がリリースされました!

とはいえ、
NASシステムの最新バージョンなんて無闇に追いかける必要はなし、と考える人がFreeNASを使っているとしたら、いまバージョンはどのあたりなのでしょうか。
(確かに、脆弱性対応さえあれば、共有フォルダを提供することさえできれば、無闇に新機能はいらないような)

そんなのが気になってちょっと調べてみました。

最新のバージョンについていかない、としたら

リリースされてから一定期間の評判を見てからついていく人なら、2週間とか1ヶ月遅れで、致命的なトラブルの報告がなければ最新板

ホームユースでほどほどの堅牢性と新機能のバランスをとるなら、
TrueNAS 12.0-U2 がリリースされました
の表にあるように、新しい Train が RELEASE か U1 あたりから切り替える感じでしょうか。

バグフィックスなどの連発が一段落してからメジャーアップデートする人なら当分は 11.3 にとどまるでしょうし、

現在 11.3 を使っている人で特にモチベーションがない人は 11.3-U5 でもいいし、
次のメジャーバージョンが出てから上げる、という人は 11.2系からそろそろ 11.3-U5 へのアップデートを検討、
11.3で削除された機能が結構あるので、11.2系ならではの機能を使っている人は 11.2-U8 でしょうか。
9.10系の人は11.2-U8までいってもいいと思う。
9.3系にとどまっていた人はチャレンジングな9.10系を避けたかったのでしょうから、今更アップデートしないので 9.3.1
32ビット環境の人は 9.2系最終の 9.2.1.9 でキマリ。
って感じですかね。
今から新規に組む、という人は、情報量で 11.3-U5 か、今後を考えて 12.0 でしょうか。

ただ、古い Train はよほどのことがないと脆弱性の対応もされていない気がするんですよね…。

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2020年11月15日

TrueNAS に SSD を搭載する

FreeNASでは、USBメモリをブートデバイスにして、ハードディスクで共有用のストレージを構築する構成において、キャッシュやログ用にSSDを追加する、というアイデアを試したがる人が多く感じられました。(試してどうなったのかあまり見ないので効果のほどはわかりませんが、文献や理論的には、相当負荷の高い運用で、メモリ増設もできる限りやりきった場合の手法だと思っていました。また現在の1000BASE-TX程度のネットワークはネットワーク速度こそがボトルネックなので、ある程度以上は結局効果がないはずです)

TrueNAS 12.0 がリリースされて(厳密には FreeNAS 11.3 のリリースの頃から)、
ブートデバイスへの書き込み量が増えているため
ブートデバイスにはUSBメモリではなくSSDを使うべき

という論調になってきているため、

ある意味これも、TrueNAS に SSD を搭載する、ということだな、と思いました。

なお、
TrueNASのブートデバイス(システムデバイス)は共有フォルダを作成する為の領域には使えないので、あまり莫大な容量があっても仕方ないですが、
最低限8GB、できれば16GB以上のほかに、64GB以上あると、16GBのスワップもとることができるようなので、ほどほどの容量のSSDを使うのがいいでしょう。

TrueNAS 12.0 のハードウェア要件

Ryzen 3 3200G + ASRock A320M-ITX に NVMe SSD を搭載する

IMG_0361.jpg

Ryzen 3 3200G + ASRock A320M-ITX でマシンを組む

で組んだあと、

Ryzen 5 3400G + ASRock A320M-ITX でマシンを組む

Ryzne 5 3400G + Fatal1ty B450 Gaming-ITX/ac
でウッカリRyzen 5が2台になっちゃって追い出された状態でしたが、
Windows 10 20H2 が来たのでテストする機体が欲しいなあ、と思ったところ、
SATA SSDだと、UltraFast Bootが設定できないことに気がついたので、
NVMe SSDをポチって、クリーンインストールし直した。


シリコンパワー SSD 512GB 3D TLC NAND M.2 2280 PCIe3.0×4 NVMe1.3 P34A80シリーズ 5年保証 SP512GBP34A80M28

SSDは値段の割には性能が出てる気がするシリコンパワー製。
Samsung 970 EVO Plus も1個持ってるけど、体感的にはあまり違いが分からない。


Samsung 970 EVO Plus 500GB PCIe (最大転送速度 3,500MB/秒) NVMe M.2 (2280) 内蔵 SSD MZ-V7S500B/EC 国内正規保証品


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2020年11月17日

TrueNAS の SMB を ACL Manager で説明してみる

TrueNAS SCALE の SMB を ACL Editor でアクセス制御してみる をアップしてみました。



TrueNAS になって画面が若干変わったので
FreeNAS の SMB を 11.3 の ACL Manager で説明してみるの焼き直しです。

Dataset を作成するときに、SMB用にすると、ACLが適用されます。

Windows パソコンのために SMB 共有フォルダの ACL を設定する方法について考えてみます。


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2020年11月18日

TrueNAS 12.0 用のハードウェアを考えてみる

少し時間が経過して、新しいパーツで調達するには幾らぐらいかかるかの参考に拳闘士直してみました。
TrueNAS 用のハードウェアを用意する


TrueNAS 12.0 を利用して新規にNASを構成するために、どのようなハードウェアを選ぶか。
中古のパソコンなどを転用するようなベースがある場合を別として、

FreeNAS 11.3がリリースされた時に公開されたFreeNAS Hardware Guide(部分的に日本語訳したFreeNASハードウェアガイド)や、
TrueNAS 12.0 のハードウェア要件

などを考慮して家庭用で小型のNASとして構成するとしたら…と考えてみたものです。
この構成で運用している訳ではないのであしからず。

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2020年11月21日

TrueNAS のハードディスク交換手順

TrueNAS SCALE のハードディスク交換手順をアップしました。



FreeNAS のハードディスク交換手順 11.3-U4.1版の焼き直しになります。

truenas_120_disk_replace_01.png

TrueNAS のテストをしているマシンで、ディスクに回復不能セクタが出始めました。
ちょうどいいディスクがないので、しばらく放置している間に、回復不能セクタ数が増えています。

画像では /dev/ada0 のディスクのようです。


truenas_120_disk_replace_02.png

Storage > Disks
より、対象のデバイスのシリアルナンバーを確認します。

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