2025年11月03日

PVE 上の仮想ハードディスクにシリアルナンバーを設定する

TrueNAS 25.10 ではハードディスクのシリアルナンバーが同一だとプールが構成できないので、PVE上の仮想ハードディスクにシリアルナンバーを割り当ててみます。

pve_hdd_serial_01.png

TrueNAS 用の仮想マシンを停止して、
左側の pve のノードをクリックして、
右上の >_ SHELL をクリック。

黒い画面で、

pve_hdd_serial_02.png

qm config 101 | grep ^scsi

としてSCSIディスクのリストを確認する。(もちろん先に仮想ハードディスクを必要な台数構成しておくこと)ここの 101 は仮想マシンの番号。

pve_hdd_serial_03.png

scsi0: local-lvm:vm-101-disk-1,iothread=1,size=64G

みたいなのが確認できるので、

qm set 101 -scsi0 local-lvm:vm-101-disk-1,iothread=1,size=64G,serial=00000000

と入力してシリアルナンバーを割りあてる。シリアルナンバーは適当な文字列でいいはず。

pve_hdd_serial_04.png

同様にハードディスクすべてに割りあてる。

pve_hdd_serial_05.png

シリアルナンバーは同一の仮想マシンの中で重複しなければ TrueNAS の GUI でディスクの操作ができるようになるはずです。

2025年10月30日

TrueNAS Webインターフェースの翻訳

https://www.truenas.com/docs/contributing/uitranslations/
の翻訳です。

Webインターフェースの翻訳

読了時間 3分

最終更新 2024-11-15 16:32 EST

TrueNASテキスト文字列の翻訳への貢献方法

デフォルトでは、TrueNASは英語で利用可能です。しかし、ユーザーはTrueNASウェブインターフェースのテキスト文字列翻訳に貢献し、TrueNASを他の多くの言語で利用可能にするお手伝いができます!貢献にはGitHubアカウントと、英語テキストを他の言語に翻訳する能力が必要です。

TrueNAS ウェブインターフェースを翻訳するには、GitHub にサインインし、TrueNAS webui リポジトリに移動します。適切な翻訳ファイルを見つけ、編集し、翻訳内容を含むプルリクエストをプロジェクトに送信します。詳細な手順については、この記事の残りの部分をご覧ください。

ローカライゼーションディレクトリに移動

次の場所へ移動します: TrueNAS 翻訳ディレクトリ。 言語変換用.jsonファイルは、webui/src/assets/i18nディレクトリ内に配置されています。

GitHubWebUIDirectory.png

翻訳ファイルを選択

対象言語に対応する.jsonファイルを選択してください。2文字のISO 639-1コードに関する詳細は以下を参照:ISO 639-1 Codes。 (訳注:日本語は ja.json になります)

.jsonファイル名をクリック。ファイルがGitHubのウェブベースエディタで開きます。鉛筆アイコンをクリックして編集を開始してください。

GitHubWebUITranslationFile.png

記事の編集

ファイルの最終行から順に編集を進めてください。ファイル末尾から開始し、翻訳が記載されているか確認します。翻訳が一切記載されていないファイルもあります。その場合はファイル末尾から編集を開始してください。 (訳注:右側の""内が空欄、未翻訳の文字列が前にアルファベット順、右側の""内が入力されている文字列が後にアルファベット順に並んでいます。プルリクエストがマージされた後に言語ファイルが更新されると未翻訳→翻訳済と並べ換えられ、先頭の方に未翻訳が集まっています。末尾から翻訳するとこの翻訳順の並べ換えに翻弄されずに済みますが、それだけなので、未翻訳の任意の行を部分的に翻訳してプルリクエストを送ることも可能です。また日本語の言語ファイルは現時点で一通り翻訳済みなので、先頭付近に新しく追加された文字列が現れる形になっています。そこだけ翻訳していけば追従できる感じですし、表示される状態で不適切な訳に気づいたら、そこだけ直してプルリクエストを送ってもいいでしょう)

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TrueNAS に貢献する

https://www.truenas.com/docs/contributing/
の翻訳です。

貢献

読了時間 2 分

最終更新 2025-05-09 10:51 EDT
このドキュメントを最新の状態に保つため、コミュニティからの貢献を歓迎します!右上の「ページを編集」をクリックして、この記事への変更を提案してください。詳細は「コンテンツの更新」を参照してください。

オープンソースの TrueNAS プロジェクトは、プロジェクトへの貢献を歓迎します。また、TrueNAS ドキュメントハブに掲載されている記事への変更も歓迎します。

TrueNASオープンソースプロジェクトへの貢献は、GitHubとJiraを通じて行われます。

ドキュメントハブは、ドキュメントウェブサイトの作成にHugoを使用し、一般的なウェブサイトのスタイリングにはGeekdocテーマを採用しています。記事はMarkdownとHTML構文を組み合わせて記述されています。

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2025年10月29日

TrueNAS 25.10 (Goldeye)

goldeye.jpg

TrueNAS 25.10 Goldeye がリリースされました。

ゴールドアイ=カナダ~北米に生息するヒオドン科の淡水魚らしいです。ヒオドン科はゴールドアイとムーンアイの2種類だけらしいです。(米wikipedia)

GUIの見直しがされたのと、SMARTテストが独自メニューから一般的なCronスケジュールに移行されるのが大きな変更点でしょうか?
cron スケジュールがメニューに見当たらないので修正されるまで検索窓で cron で検索する感じですね。(System の下のメニューになるっぽい。System > Advanced にあるらしい)

25.10 (Goldeye) バージョンノート

主な変更点と既知の問題

2025年10月28日

TrueNASチームは、TrueNAS 25.10.0のリリースを発表いたします!

特に以下のGitHubユーザーの皆様に感謝申し上げます:Aurélien Sallé、ReiKirishima、AquariusStar、RedstoneSpeaker、Lee Jihaeng、Marcos Ribeiro、Christos Longros、dany22m、Aindriú Mac Giolla Eoin、William Li、Franco Castillo、MAURICIO S BASTOS、TeCHiScy、 Chen Zhaochang、Helak、dedebenui、Henry Essinghigh、Sophist、Piotr Jasiek、David Sison、Emmanuel Ferdman、zrk02 各位に深く感謝いたします。貢献方法については https://www.truenas.com/docs/contributing/ をご覧ください。

25.10.0 主な変更点

新機能:

NVMe over Fabric: TCPサポート(コミュニティ版)およびRDMA(エンタープライズ版)による400GbE対応の高性能ストレージネットワーキング。
仮想マシン: セキュアブートのサポート、ディスクのインポート/エクスポート(QCOW2、RAW、VDI、VHDX、VMDK)、エンタープライズ版HAフェイルオーバーのサポート。
更新プロファイル: リスク許容度に基づく更新通知システム。
アプリ: 自動プール移行と外部コンテナレジストリミラーサポート。
強化されたユーザーインターフェース: ユーザー管理の合理化とアカウント情報表示の改善。
パフォーマンスと安定性:

ZFS:暗号化スナップショットレプリケーションの重大な修正、ダイレクトI/Oサポート、メモリ負荷処理の改善、I/Oスケーリングの強化。
VMメモリ:ZFS ARCメモリ管理の競合を解決し、メモリ不足によるクラッシュを防止。
ネットワーク:400GbEインターフェースサポートとDHCPから静的設定への移行改善。
UI/UXの改善:


更新、ユーザー、データセット、ストレージダッシュボード画面を再設計しました。
パスワードマネージャーの互換性を改善しました。

対応が必要な重大な変更点:

NVIDIA GPUドライバー:Turing以降(RTX/GTX 16シリーズ以上)をサポートするオープンソースドライバーへ移行してください。Pascal、Maxwell、Voltaはサポート終了となります。詳細はNVIDIA GPUサポートを参照してください。
Active Directory IDMAP: AUTORIDバックエンドを削除しRIDへ自動移行。アップグレード後はACLと権限を確認してください。
証明書管理: CA機能を削除。外部CAまたはDNS認証付きACME証明書を使用してください。
SMART監視: 組み込みUIを削除。既存テストはcronタスクへ自動移行。高度な監視にはScrutinyアプリをインストールしてください。ディスクの健全性監視に関する詳細は、25.10以降のディスク管理を参照してください。
SMB共有: プリセットベースの設定を導入。「プリセットなし」共有は「レガシー共有」プリセットに移行。
詳細は25.10の主要機能と完全な変更履歴を参照してください。

25.10-RC.1以降の主な変更点:

セキュリティ修正のためSambaバージョンを4.21.7から4.21.9へ更新(4.21.8リリースノート | 4.21.9リリースノート)
データセット複製時のZFSプロパティ処理を改善(NAS-137818)。データセットが不整合状態にある間、ZFSプロパティが利用不可となることでアクティブ複製受信時にストレージページに一時的にエラーが表示される問題を解決。

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2025年10月22日

TrueNAS 25.04.2.5

より新しいバージョン
TrueNAS 25.10 (Goldeye)



Enterprise 向けとSambaの更新みたいですね。

25.04.2.5

2025年10月21日

TrueNASチームは、TrueNAS 25.04.2.5のリリースを発表いたします!

本リリースは小規模なメンテナンスリリースであり、主にエンタープライズ環境向けの修正と、セキュリティ修正のためのSMBバージョンの更新を含みます。

25.04.2.5 主な変更点
Sambaバージョンを4.21.7から4.21.9へ更新(4.21.8 リリースノート | 4.21.9 リリースノート)
ディレクトリサービスがFAULTED状態から回復した際に依存サービスを自動再起動(NAS-137009)
TrueNAS Enterpriseハードウェアトラブルシューティングセッション中にプロアクティブサポートアラートが過剰送信されないよう、接続済みUSBデバイスのアラート設定を調整(NAS-137844)
ディレクトリサービストラブルシューティングのデバッグログを改善(NAS-138057)
25.04で導入されたNFSホストおよびネットワークの制限を元に戻しました(NAS-138074)。これは将来のTrueNASリリースでの再導入が検討されています。

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