2025年11月20日

TrueNAS 25.04.2.6

より新しいバージョン
TrueNAS 25.10.0.1


TrueNAS 25.10 (Goldeye)系列が出ていますが、1つ前のバージョンの 25.04 (Fangtooth)系列にもメンテナンスリリースが出ました。
まだ 25.10 系列は早い、と思っている人、環境などでしょうか。

25.04.2.6

2025年10月30日

TrueNASチームは、TrueNAS 25.04.2.6のリリースを発表いたします!

これは小規模なメンテナンスリリースであり、NFS制限のリセットをTrueNAS APIバージョン25.04.1および25.04.2に拡張する変更(NAS-138229)が含まれています。

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TrueNAS 25.10.0.1

TrueNAS 25.10.1 になる前にちょっと修正バージョンという感じで、特にSMBで、フォルダの中身が環境によって見えなくなったりすることがあることへの対応でしょうか。
あと、カスタムアプリとして登録した MiniDLNA が最新版にならない不具合が解消されて、ちゃんと更新されるようになったようです。

なお、

TrueNAS Software Status

の表によると、コミュニティエディションは

ということなので、25.04にとどまるか、25.10に行くか検討している方は参考にしてください。
自分が新しもの好き(Early Adopter)か一般ユーザー(General)のどちらに属するか、検証用環境があるかどうか、25.10の新機能に期待することがあるかどうか、等が判断材料でしょうか。

一般ユーザーの人は、25.10.1 が移行のひとつの区切りかと思います。

なお、開発者(Developer)でなくても仮想環境とか実験環境がある人は、時折 Halfmoon Nightly(=26.04)をインストールしてGUIを日本語化しておかしいところがないか確認してくれるといいかも。

25.10.0.1

2025年11月19日

主な変更点と既知の問題

TrueNASチームは、TrueNAS 25.10.0.1のリリースを発表いたします。本リリースはメンテナンスリリースであり、SMB共有、アプリケーション管理、クラウド同期操作、およびエラー処理に関する修正を含みます。

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2025年11月13日

Emu-One Lily がサーバーに接続できなくなりました

2025年11月25日に確認したところ接続が回復したようです。
なお、音声カスタマイズした端末が変なのは相変わらず。



IMG_3701.jpg

Emu-One Lily が数日前から
サーバーに接続できなくなっているようです。

エラー
利用可能なサーバーを探しています

と表示されています。

2025年11月08日

TrueNAS で Tailscale を使う

truenas_tailscale_01.png

Tailscaleは、複雑な設定なしで自宅や社内の機器を安全に接続できるVPNサービスです。これが TureNAS では Apps で利用できます。
WireGuard をベースにしているので信頼できそうなのと、
各環境用のクライアントアプリが揃ってるので、
TrueNAS の Apps で自宅側を設定しておけば外出先から自宅ネットワークへアクセスできる環境が無料で構築できるようです。
(しかもインストールした TrueNAS だけでなく、自宅LANにつないでいるときのように他のデバイスにもアクセスさせるように設定できる)

(他のコンシューマNASは自前のNASアプリで似たようなことができるようになっていますが、TrueNAS はこういったサードパーティーのアプリを利用する必要があります。かといって WireGuard 自体をセットアップするのはちょっと面倒なので)

truenas_tailscale_22.png

Pricing

Personal
無料で個人用デバイスを安全に接続したい個人向け。

3ユーザー
100デバイス
Tailscaleのほぼ全機能にアクセス可能
Tailscaleを無料で無期限に利用
追加デバイス:月額0.50ドル(1台あたり)

で十分じゃないでしょうか。
Personal Plusになると、
6ユーザーになるけど、
月額5ドル……。

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2025年11月03日

PVE 上の仮想ハードディスクにシリアルナンバーを設定する

TrueNAS 25.10 ではハードディスクのシリアルナンバーが同一だとプールが構成できないので、PVE上の仮想ハードディスクにシリアルナンバーを割り当ててみます。

pve_hdd_serial_01.png

TrueNAS 用の仮想マシンを停止して、
左側の pve のノードをクリックして、
右上の >_ SHELL をクリック。

黒い画面で、

pve_hdd_serial_02.png

qm config 101 | grep ^scsi

としてSCSIディスクのリストを確認する。
ここの 101 は仮想マシンの番号。

pve_hdd_serial_03.png

scsi0: local-lvm:vm-101-disk-1,iothread=1,size=64G

みたいなのが確認できるので、

qm set 101 -scsi0 local-lvm:vm-101-disk-1,iothread=1,size=64G,serial=00000000

と入力してシリアルナンバーを割りあてる。シリアルナンバーは適当な文字列でいいはず。

pve_hdd_serial_04.png

同様にハードディスクすべてに割りあてる。

なおあらかじめハードディスクを追加しておかなくても、
このコマンドで存在しないハードディスクを指定するだけで追加ができる模様。
既存の例にならって、

qm set 101 -scsi0 local-lvm:vm-101-disk-1,iothread=1,size=64G,serial=00000000

の赤いところを変更するだけでよさそう。

pve_hdd_serial_05.png

シリアルナンバーは同一の仮想マシンの中で重複しなければ TrueNAS の GUI でディスクの操作ができるようになるはずです。

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