3Dプリンターのフィラメントは、Amazonでいろいろなメーカーのものが手に入ります。
というか、狙った色のフィラメントを集めようにも同じメーカーで揃えきることができない、
あるいは、それこそ最初は何色も用意されていたんだろうけど、今となっては数色しか選べない、なんてのがザラにあります。
まあ、それはそれとして、フィラメントのスプールがまた各社やりたい放題。
1kgのフィラメントなので、大まかには似たような寸法をしているのですが、
特に気に入らないのが内径。
私はダイソーの鍋フタ置きにシャフトを差し渡したスプールホルダーや、
ダイソーのザ・BOXにシャフトを装着するブラケットをつけたスプールホルダーを
使っているのですが、そのまま装着するとフィラメントが下についてしまいます。
そこで、内側に装着して内径を整えるフィラメントスプールアタッチメントを作成しました。
大きな径のままぶら下げるより、回転抵抗も少なくできるんじゃないかなと。
まあ、おおまかな構造はワンパターン化してて、新しく買ったフィラメントの内径が合わないと新しく作る、を繰り返しています。
内径の数値をパラメータ化して、任意の内径用のアタッチメントを作り出せるようにしたほうがCADっぽいと思うんだけど、パラメータと連動する部分と非連動の部分を定義している間に何個も作れるし、結果としては数パターンで解決しそうなのでやめた。
結局今のところ、大まかには52mm、56mm、70mmの3パターンでなんとかなる感じ。
シャフトの内径は20mm。
4方向に突っ張りを出して、出力時間があまり長くならないように1mm厚。
底(?)の部分は2mmにして、スロットを作って出力時間を節約。
あと途中から気休めに寸法のテキストとか彫り込んでみたり。
で、Fusion 360使ってすぐ作れるけど、せっかくだからSTLファイル置いておこうかなと。
56mm。
今回の記事を作成するにあたりモデリングし直してる。
52mm。
70mm。
あまり出番がないので割と初期に作ったままかな。
56mm+12mm
今使ってるPRILINEのスプールは、内側に段差があるので、
その部分の突っ張りを作ってあるもの。
(それか、底の部分の径を十分広くして内に入り込まないようにするか)
同じPRiLINEのフィラメントでもモノによってスプールの裏表の使い方が違う。
PRILINE 3Dプリンター用 PLAフィラメント【1kg 1.75mm】直径精度+/- 0.03mm、ホワイト
ダイソーなべフタ置きタイプのスプールホルダー。
これが、PRILINEのスプールの内側の段差。
Ender-3 S1 Pro 用フィラメントスプールアタッチメントを作る
Ender-3 S1 Pro も棒に引っ掛けるタイプなのでスプールアタッチメントを作った。
現在は
eSUN eBOX
eSUN eBox Lite
などを使用していますので特にこれらアタッチメントは使っていません。