現在、
TrueNAS 25.10.0 または 25.10.0.1
の場合、
ダッシュボードから Updates Available をクリックして
(アップデートを検出していないときは Check for Updates )
Install Update
をクリックしてアップデートを開始
(TrueNAS 自身にアップデートファイルをダウンロードさせてアップデートするパターン)
なお、この画面で、
アップデート先のバージョンのリリースノートの概要が確認できるようになったのと、
右側に、
Update Profile ということで、アップデート方針が選択できるようになりました。
とはいえまだ、
Developer 開発者、現時点で 26.04 Halfmoon の Nightly を試す人
と
Early Adopter 新しいもの好き、現時点で 25.04 系列から 25.10 系列にする人
の2種類しか選べません。
25.10.0.1 の状態では Early Adopter が選ばれていますが、 Developper に変更すると早速 26.04 Halfmoon の Nightly をダウンロードしようとします。また、Nightly になってしまうと、 Update Profile は Developer のみになるので、実質一方通行です。
Software Status の表記からは今後
General 一般ユーザー、十分に安定してから新しい系列に移行する
が増えそうな感じ。
いわゆるイノベーター理論の名称だと、
Innovator = Developer (革新者)
Early Adopter (初期採用層)
==キャズム(chasm)==
Early Majority (前期追随層)
Late Majority (後期追随層)
Laggards (遅滞層)
という感じで、キャズム以降は General という捉え方かな、なんて思ったりもします。
キャズム理論などで、このキャズムの前後で「新しい」というニーズと「安心感」というニーズのギャップがあるらしく、マーケティング戦略は別物になるらしいです。
ということで、新しく用意された
Update Profile の機能を参考に考えると、
TrueNAS 25.10 系列へのアップグレード(サイドグレード)は、
2026年1月の現時点では、開発者(Developer)や新しもの好き(Early Adopter)が考慮すべき対象で、
まだ、それ以外の一般ユーザー(General)はまだ 25.04.2.6 にとどまって、今後のバージョン待ちでいい、っていう感じです。
なお、GUIの設計が変わっているので、25.04 のGUIにそもそも慣れていない新規ユーザーは、25.10 で始めればいいんじゃないですかね。
構成ファイルのダウンロード
新しいバージョンに不具合があって起動しなくなったときに、元のバージョンをクリーンインストールして、構成ファイルをアップロードすることで復元できるので、サボらずに保存しておきましょう。
■ Export Password Secret Seed
をチェックするとパスワードも保存されますので今回のような用途では必ずチェックしましょう。
Save Configuration
をクリックして適当な場所に保存しておきます。
なお、Chrome だと「安全ではないダウンロードがブロックされました」としてブロックされますので、「保存」をクリックしてダウンロードが完了してから次の操作に進んでください。
(当たり前の話ですが、このTrueNAS上に保存しないでください、意味がないので)
System > Advanced Settings の右上
Manage Configurations
で
Download File
Upload File
で出し入れできます。
Install
アップデートが終了すると自動的に再起動するつもりらしいです。
試しにブラウザ閉じておいてみましたが、勝手に再起動するみたいです。
または
公式サイトより Manual Update ファイルをダウンロードして
Other Options の Manual Update の
Install
をクリックしてアップデートファイルをアップロードして適用することができます。
ダウンロード帯域が細い環境で何台もアップデートするときとか、
インターネットに出られない設定の TrueNAS をアップデートするときとかはこのオプションがいいでしょう。
Choose File よりダウンロードした Manual Update ファイルを選択、
Update File Temporary Storage Location は、
Memory Device かプールを選択できますが、特に選択基準は示されていません。ただ、 Manual Update ファイル(25.10.1用で1.7GB)をアップロードしたあと展開することを考えて、多少のオーバーヘッドを考慮すると少なくとも倍以上の3.4GBを上回る十分な空きメモリがない場合は、 Memory Device を選択するべきではないようです。
ChatGPT は 16GB 未満は選ぶべきではない、 Gemini は 64GB 未満は選ぶべきではない、と答えてきましたが、どうせ適用後は再起動して消えるし、手元の実績ベースでは 8GB のPVE上の仮想マシンの TrueNAS でも Memory Device でアップデートはできています。ダッシュボードで、Free + ZFS Cache で 5GB 位あればイケるのではと思っています。
(反対に推奨スペックを満たしていない8GB未満の場合はメモリ不足でアップデートに失敗する恐れがでてきますね。またはAppsやVMを動かしている環境はメモリに余裕が足りないケースも考えられます。そのような場合はプールを指定した方が安全でしょう)
この方法だとアップデート適用後に再起動するか聞いてくれるかも。
Cansel するか ブラウザ閉じておけば次回再起動時に適用ということにしてスケジュールで夜間再起動とかも可能かも。
なお、当時は shutdown -r now と書いていますが、TrueNAS 25.10.0.1 からのアップデートの際は、 reboot で再起動しましたので参考まで。
現在
TrueNAS 25.04 トレインの場合は、
最新(現在は 25.04.2.6)にアップデートしてから、
Check for Updates
その後
トレインを変更してアップデートを適用。
(参考)
TrueNAS SCALE のサイドグレード 25.04.1 版
現在
TrueNAS SCALE 24.10 トレイン以前の場合は、
そのトレイン内で最新にアップデートしてから、
トレイン変更をして、1つずつ新しいトレインをインストールしていくのがいいと思います。
(トレインを飛ばしてアップデートもできますがそれほど厳密に十分に検証されているとも思わないですし、廃止・変更も結局各バージョン間の差分で調べるしかないと思います)
現在
TrueNAS CORE 系列の場合は、
まずは同トレインの最新バージョンまでアップデートしてから、
構成ファイルのダウンロードをして、廃止になる機能の設定を控えて、ISOイメージから目的のバージョンをクリーンインストールして、構成ファイルをアップロードして、廃止になった機能の代わりを設定し直す、という手順が示されています。
Migrating from CORE
または、
同トレインの最新バージョンまでアップデートしてから、
TrueNAS SCALE 24.04 トレインにアップデートして、
Migrating TrueNAS CORE to SCALE(24.04のドキュメント)
順次アップグレードする
(参考)
TrueNAS SCALE のブート用デバイスを交換する(環境のバックアップとリストア)
TrueNAS CORE から TrueNAS SCALE 24.10 へアップグレードする