Data Protection
のメニューにある項目について
従来の「Cloud Sync Tasks」とは別に、Storjと提携した専用のバックアップ機能として 「TrueCloud Backup Tasks」 が正式にメニューに追加されました。
iXsystems x Storj の提携で、TrueNAS のメニュー内から Cloud Sync の Storj を簡単に設定できようになっているのではないかと思います。
TrueNASの開発元であるiXsystemsが、分散型クラウドストレージ Storj とパートナーシップを組んで提供する、TrueNAS統合型のクラウドバックアップサービスです。
従来のバージョンでもStorjは利用できましたが、25.10からは 「TrueCloud Backup」 という専用のブランドとメニューが用意され、より簡単に、かつ「TrueNAS純正のバックアップ先」として利用できるようになりました。
専用のメニューが用意されただけで、このメニューだけで設定が完了しなさそうで、従来の Cloud Sync Tasks の中にあった Storj の設定も使う必要がありそうです。
(まだできたてな感じがする)
Cloud Sync 機能は、TrueNAS上のデータと、外部のクラウドストレージ(Amazon S3, Google Drive, Backblaze B2, Dropboxなど)の間でファイルを転送・同期するためのものです。バックグラウンドでは非常に強力なツールである Rclone が使用されています。
Documentation Hub によると対応しているプロバイダーは下記らしい。
- Amazon S3
- Backblaze B2
- Box
- Dropbox
- File Transfer Protocol (FTP)
- Google Cloud Storage
- Google Drive
- Google Photos
- Hypertext Transfer Protocol (HTTP)
- Hubic (closed to new accounts)
- Microsoft Azure Blob Storage
- Microsoft OneDrive
- OpenStack Swift
- pCloud
- SSH File Transfer Protocol (SFTP)
- Storj iX*
- WebDAV
- Yandex
* TrueCloud Backup Tasks は、Storj iX を使ったクラウドバックアップと復元の機能を、よりシンプルで分かりやすく整理・統合したものです
定期的にスナップショットを録るタスク。Windows からだと「以前のバージョン」として取得したスナップショットを利用できる。
誤操作などによる削除・上書きを取り消すのに役立つが、同じストレージ上なので、いわゆるバックアップとは意味合いが違う。近年ではランサムウェアへの対策としても有効。
差分を取得するため短時間で取得することができるので、容量の大きなデータセットでも高頻度に設定することも可能。
また、Replicationにはこのスナップショットを利用します。
直近の操作ミスには15分ごとなどの高頻度のスナップショット、
ランサムウェア対策には1時間ごとに1ヶ月程度の保存期間のスナップショット
遠隔地のコールドストレージへの月1回のバックアップ用には、月1回、長期間(数年など)の保存期間のスナップショット
など複数のスケジュールを設定するのがいいでしょう。
Rsync Tasks は、TrueNAS と別のシステム(別の TrueNAS、Linux サーバー、または Rsync 互換のストレージ)との間でファイルを同期・コピーするための機能です。
ファイル単位での比較・コピーなので、大量のファイルがある場合には、コピーの準備に長い時間がかかります。また、大容量ファイルの一部を変更した場合などもファイルの全体を転送し直す必要があります。ファイルの属性情報などは転送されませんので、元のフォルダと完全に同一となるわけではありません。
データセット内の特定のフォルダのみ、フォルダ内の特定の拡張子は謎くなどの設定が可能で、Linuxや他のコンシューマNAS、場合によってはWindowsとの通信でも利用できることがあります。
別システムから共有フォルダのファイルを取り込むにはこの機能を使うことになるでしょう。
TrueNAS SCALE で Rsync を設定する
(まだ更新していない、古い記事です。とりあえずこのままでは実行できなさそうです)
Replication Tasks は、TrueNAS の スナップショット機能 を利用してデータをバックアップするための機能です。同じシステム内、または異なるシステムへデータを複製(レプリケーション)することができます。
Snapshotを利用しているため、複製の際、ファイルをスキャンし直す必要がないこと、大きなファイルの一部変更の場合、ファイル全体を転送する必要がないこと、複製先でも履歴が利用可能であることや、ACLを含めて完全な複製になること、コピー先を読み取り専用にしておける点などがRsyncに比べてのメリットとなります。
反面、TrueNAS同士などZFS同士である必要があり、複製はデータセット単位となります。
TrueNAS SCALE で Replication を設定する
(まだ更新していない、古い記事です。とりあえずこのままでは実行できなさそうです)
(Periodic S.M.A.R.T. Tests)
専用のメニューがなくなり、既存のタスクがある場合は System > Advanced > Cron Jobs に移動しました。