カセットテープのデジタル化が一段落しつつあるところ、
電源コード付きの CF-1480 が目についた。
このころのソニーのラジカセはAC電源コードが差し込み口の細いものなので、わりとこの有無が重要な気もする。(DK-33H っていう品番になるのかな)
モノラルのラジカセが別に欲しいわけではないのだが、
なんとなく選局ダイヤルの感じが気に入ってきたのと、
この頃のモノラルラジカセといえば鉄板の CF-1980 シリーズは激戦なので日和ってみた。(日和るとアッサリ落札できる)
久しぶりにヤニコーティングの機体(苦笑)。
出品時の画像では気づかなかった。
セスキで拭くとウエスが真っ黒(茶色ではない)になる。
カセットのボタンもなんかヌメッとする。
ひたすら掃除。
見た目はキタナイがラジオもカセットも、外部入力も生きてるっぽい。
録音レベル/バッテリーメーターも動いてるけどライトは光らない。
アンテナが1段目しかないので、Amazonでなんか適当なのを購入して交換しようかと。
しらべたけど、短縮時21cmっていうのが短縮時の長さが一番長いのかな。
(実際には折れ曲がるところから先は18cm程度しかないので、 CF-1480 には短い)
uxcell ラジオアンテナ 伸縮アンテナ ロッドアンテナ FM 伸縮式 TV用 ラジオ用 4セクション 高感度 折りたたみタイプ 全長61.5cm 2個入り
uxcell 伸縮アンテナ 長さ62cm 4セクションラジオ AM FMポータブルラジオ用 通用型アンテナ ステンレススチール
こんなのかな。1本でも2本でも値段一緒(笑)。
折れ曲がるところのビスを外して移植しようとしたら、
ビスが短くて届かない。
あと、挟むところの厚みが違う。
元々のビスはマイナスなので取り扱いしづらいので、
ホームセンターで2.6mmx6mmのなべ頭のビスと、
3mmx0.5mm厚の座金を購入してきた。
座金は外径が2.6mm用だと小さい。
収納時多少残せば一応収まるのでこれでヨシ。
アンテナ・伸縮シャフト|管洸精器株式会社
で破損したアンテナなどをワンオフで修理してくれるみたいだけど、
※個人のお客様で修理等ご依頼の場合部品は新規手作りになってしまうため非常にコストが高くなってしまいます。現在お持ちの部品を再使用することをお奨めします。通信機のメーカー品番の問合せではアンテナの形態は判明できません。
っていくら位になるんだろ。
(アンテナ修理に関するお問い合わせを見る限りではそんなにムチャクチャ高くはならなさそうだけど…。「修理」なので1本単位の価格設定なのではと思うし…。B部金具以外は全部作成でも4~5段なら2万円はしないくらいでは…)
最初はガリガリ言ってたけど、だんだん音が大きくなってきて、結構いい音がする。
以前入手した Gelielim KT-3B や 東芝 TY-XKR1 、 Panasonic RX-ED57 などと比べても全然違う気がする(直接聴き比べしてないけど、スピーカーサイズとスピーカーのマグネットの気合いの入り方が違う)
ラジオのチューニングも最初は職人芸のようなピンポイントが要求されてた感じだけどだんだんスイートスポットが広がってきて実用になる感じになってきた。
ヤニがすごいのを除けばアタリの機体かな。
に収録されている「ソニーラジオカセット総合カタログ」(1975年6月印刷)にチラッとCF-1480が載っています。
マイクミキシングができる
「プレイ・カセット」
studio 1480 CF-1480
¥33,500(キャリングケース 別売 ¥1,900)
●ソースの曲(たとえばラジオの音楽)に、マイクからの
歌やおしゃべりをかさね、だんだん大きくしたり、小さく
したりしてミキシングができる、マイクフェーダー●最
良受信でFM、AMそれぞれピカッと光る発光ダイオード
チューニング●ポーズボタン●フル・オートシャットオフ
●テープの頭出し、反復聴取ができるキュー&レビュー
●ワンタッチレビュー●バリアブルモニター●ライン
イン・モニター●エレクトレットコンデンサーマイク内蔵
●NEWソニオマチック自動録音●イヤホンの紛失
をふせぐイヤホンポケット●テープカウンター●FN/AM
2バンドラジオつき
●大きさ:幅300×高さ224×奥行113mm
●重さ:3.3kg(乾電池含む)●スピーカー:12cm円形
●実用最大出力:1,200mW(EIAJ)
単一指向性マイク ECM-18N 別売 ¥3,800
点灯しないライトはLED化して修理。
SONY CF-1480 の電球をLEDで修理
2台目を買う。
SONY CF-1480(2)
大ラジカセ展の動画にチラッと映ってる。
デザイン的に特徴があるので、こういう時は選ばれるのかな。
2017年
【レトロ】大ラジカセ展~shibuya extra【since1968】
2016年
【BOOMBOX】大ラジカセ展【GHETTO BLASTER】
あとは YouTube だともっぱら海外の中古電気屋さんの商品紹介っぽい動画みたいな気がする。
「SONY CF-1480」でググっても、中古品販売ページのコピー(?)みたいなのが多数リストアップされるので、その中からちゃんとした記事になっているブログ記事などをピックアップ。
SONY CF-1480 "Studio 1480" Radio Cassette Corder : Restoration Projects: NoobowSystems Lab.
CF1480だっ。「スタジオ1480」
調べている間に 404 Not Found になってしまったページ。
スタジオ1480(CF-1480) - goroの徒然なるままに・・・
グランドマスターかりけんブログ SONY CF-1480
カタログの画像がある。
ラジオカセット 1975年6月 | ソニー坊やと呼ばれた男
ソニーのラジオカセット 総合カタログ 1075年6月にCF-1480がちょこっと載ってる。
スピーカーからノイズが出てカセットも回らない古いラジカセ SONY CF-1480 の修理 - 家電、ジャンク品、故障品、オーディオ、ハードオフ買取品修理の修業中ブログ
ラジカセのデザイン! JAPANESE OLD BOOMBOX DESIGN CATALOG (青幻舎MOGURA BOOKS)
松崎 順一さんのラジカセ本。Google Books によると、45ページに載っているみたい。
36 SONY CF-1480 W33 × H22.5cm 発売年: 1974 松本零士の漫画を彷彿させるメーターが最高。そして同調すると赤く発光する LED にやられます。
ステレオ時代 VOL.5 (NEKO MOOK)
Google Boos によると、2箇所記述がある模様。写真はなし。
P.011 同じ年(1974年)にSONYはCF-1480を発売しているが、フェイスデザインは全く違う。
P.082 このあとの1974年発売の1480はレーダースクリーンのような丸型の周波数スケールになります。このころのソニーはデザインの方向性を探そうとしていたのかもしれません。
ラジカセ増えてきたのでハードオフに処分済み。