FreeNAS 11.1-U6 でSMBv1がデフォルトで無効に

FreeNAS 11.1-U6.3が出ています。



FreeNAS 11.1-U6 が来ました。

https://www.ixsystems.com/blog/library/freenas-11-1-u6/

リリースノートによると、セキュリティの脆弱性への対応ばっかりのようなので、
さっさと適用してよさそうかと思いましたが、

セキュリティ上の理由から、SMBv1がデフォルトで無効になっているようです。


SMBv1を有効にするには、Shellで、

sysctl freenas.services.smb.config.server_min_protocol=NT1

とタイプして、SMBサービスを再起動するか、
永続的に有効にしたい場合は、

System → Tunables →Add Tunable

Variable: freenas.services.smb.config.server_min_protocol

Value: NT1

Type: Sysctl

という項目をつくるらしい。
(でもNASに接続に行くのは大抵クライアントだから、あまり設定しなくてもいいんじゃないかな……)

FreeNAS 11.1-U5 をスキップしている場合は smartd_daemon が動かなくなっていると思うので、
FreeNAS 11.1-U5 で smartd_daemon が動かない
参照のこと。

なお、
FreeNAS 11.1-U7

FreeNAS 11.2-U2
でSMBv1を有効にするスイッチが装備されているので、そちらにアップデートするのが手っ取り早いでしょう。

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2018年08月26日 20:56に投稿されたエントリーのページです。

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