Lepy LP-2024A+ のボリュームを操作すると、ザリザリというノイズが入る個体があります。
たまたま複数台で差があることに気がついたのですが、
ボリュームのメッキが軸の部分まで到達していると、触ったときに、ボリュームの軸が接地するのが原因のようです。
(注:このツマミの写真は TAA2008 搭載モデルのものではありません)
LP-2020A+のNFJさんのブログですが、
標準品のツマミではメッキが軸受け部分に達しているものが 複数混在しておりました。また、設計上、音量部分の軸はGNDに落ちておりません。
その為、素手でボリュームのツマミを触った際に小さいながらも、チリチリといった 感じのノイズが発生する場合がございました。
※こちらに関してもメーカー側は仕様としております。
販売再開のお知らせ-『LP-2020A+NFJストア別注モデル』第三ロットについて
とあります。
とはいえ、そのためにアルミのツマミに変更するのも大げさかな、と思い、
メッキが回り込んでるのがダメなんだから、軸に至るまでのどこかのメッキを剥がして縁を切れればいいんじゃないかな。リブの形状を検討した結果、軸直近の中央の軸に垂直な部分のメッキをカッターの背?で一周剥がしたらボリュームに触った時のノイズがきれいに消えた。
ダイレクト切り替えのスイッチや、トーンのダイヤルやフロントパネルに触った時のノイズは諦める。
これらも、中心の軸やケースがGNDにきっちり落ちてない構造だからなんだろうな。
ボリュームのガリが酷くなってきたので、ボリューム自体を交換してみました。
Lepy LP-2024A+ を改造する(5) ボリュームのノイズ対策(2)