ZILBA'P MX
っていう
1980年のステレオラジカセ。
当時の価格は59,800円らしい。
音声多重TVチューナー内蔵
3重ミキシング機構、LL・アフレコ機能装備。
ステレオが生き、ステレオが活かせるジルバップMX。
とのこと。
「愛・おぼえていますか」Do You Remember Love?(Macross) / 飯島真理 Mari Iijima / hima.cover#216
の動画見て、東芝 RT-7270SDのような
LEDのレベルメータのあるステレオラジカセが欲しい様な気がして落札してみた。
(じゃあこれまでに入手した CF-1480、CF-1980 Mark 5、CF-1980II はなんだったのかと)
なお、できれば左右チャンネルのレベルメーターが上下に並んでるより左右に並んでる方がよくて、砲弾型のLEDが並んでるんじゃない方がいいなあ、と。
ORION SCR-B5 とか。
あまりタマ数が多くなく、
痛んでるのが多かった。
同じようなLEDレベルメーター装備の3ウェイスピーカーでウッドキャビネットの CFS-V8 はヤフオクへもコンスタントに出品されている人気商品でお金さえ出せば手に入りやすい気がするけど、ソニーらしい特徴のない音とかよく書かれてる。あとレベルメーターが上下に並んでる。
CFS-V3はスピーカーが12cmとやや小径で、16cmに比べるとラジオのDJのしゃべりやボーカルによく向くのではと。音楽の再生だけなら12cmだと物足りなさはあるけど。
(BAYFM78聴いてる分には CF-1480 の方が CF-1980 Mark 5、CF-1980II より「ちょうどいい」感がある)
CFS-F5 も同様なLEDレベルメーターを装備しているけど、16cmスピーカーだしちょうどいい出品がなかった。あとカセット部のギミックがややこしそう。操作部が回転するのと、イジェクトがロジックコントロールっぽい(手動イジェクトもあるっぽいけど)
CFS-V3は電源コードが直付でバッテリーケースのところから生えてるのと、電池動作/AC動作は側面のスイッチで手動で切り換える。
電源コードはプラグ部が断線するのかプラグが交換されていることが多い模様。(入手したものも交換されている)
反面、コネクタ部の細いSONY独特の電源コード DK-33H の付属の有無を気にしなくていいかな。
ACアダプター用の端子がないのは若干惜しいか。
再生時はラジオが重複して再生されます。
とのことでしたが、上部一番左側のFM/ワイヤレスマイクミキシングノブがONだとそうなるみたいで、OFFにするだけで解消。
ご注意
●FM WIRELESS MIXING スイッチは必ずOFFに。
ONになっているとテープを再生したときラジオやテレビの音が混じって聞こえます。
っていう機能が働いているみたい。
ここでFMワイヤレスマイクのミキシングと、有線マイクとテープで3重ミキシングができるのがMXたるゆえんっぽい。
●ステレオを活かすミキシング機能。カラオケから3重ミキシングまで、
使いこなし方はさまざま。
[ワイヤード(有線)マイク]+[ワイヤレスマイク]+[テープソース]
との3重ミキシング
※カラオケ大会。歌い手はワイヤード(有線マイク)。それをさばく司会者はワイヤレスで。
またテープの伴奏に乗ってデュエットすれば、楽しさも倍増。
[テープソース]+[ワイヤード(有線)マイク]とのミキシング
※カラオケテープをバックに熱唱したり、DJ風に気取ってみたり。
[ラジオ]+[ワイヤード(有線)マイク]とのミキシング
※あこがれの歌手とデュエット。それをまるごと録音もできます。
[TVサウンド]+[ワイヤード(有線)マイク]とのミキシング
※TV番組に飛び入り。洋画劇場のヒーロー、ヒロインと会話ができるかも…。もちろん、録音もOK。
[ワイヤレスマイク]+[テープソース]とのミキシング
※遠く離れたところからテープソースとのミキシングができます。
[ワイヤード(有線)マイク]+[ワイヤレスマイク]とのミキシング
※会議やディスカッションの席で。司会はワイヤード(有線)マイク。発言者にはワイヤレスマイクをまわします。そして、そのまま録音も可能。ちょっとしたあつまりにも便利です。
(下の方で紹介しているカタログから抜粋)
電源スイッチをOFFにしても常に電源がONになる状態です。
とのことでしたが、
ファンクション切替スイッチは中央やや右あたりにあって、
届いたときここが
ラジオになってた。
フツーに切り替えできるしラジオもオフにできる。
とりあえずFMラジオはフツーに受信するのでまずはOK。
(AMは他の家電からのノイズが酷いのであまり期待してない)
上記と同様、ラジオONの操作がわからなかったのかな。
ツマミとかノブとかやたら多いしな。
(TV受信関連はもはや意味ないワケですが)
左側の端子部。MIX MICはミキシング用の有線マイク、PHONES、EXT SP(4Ω-8Ω) L/R、AC/BATT SELECT(手動切り替えでBATTのまま電源コード差してても電池が減るらしい)、LINE IN L/R、LINE OUT L/R、ISS
LINE INとLINE OUTが揃ってるので最初からこれを入手すればFAだったのでは?
と思わなくもないけど、古い中古なのでいい出品がないとどうしようもないし。
CF-1980 Mark 5 と大きさ比較。
高さがだいたい一緒で、左側のスピーカーの列の部分のぶん、幅が広い感じ。
厚み(奥行き)は段差の部分を除けばだいたい同じくらい。
あとはカウンターのリセットボタンがないのと、
持ち上げたときに内部でカラカラ言ってる。
くらいかな、パッと気がついたのは。
途中でハンドルが緩いことに気づいたけど最初からではなかったような。
どこか増し締めすればいいのかな。
BAYFM78(78.0MHz)がちょっと左(低い方)にずれてるかな。
まあ、別にいいけど。
海外向けは
CFS-81Lっていうのがあってフランス語のサービスマニュアルがダウンロードできる。
https://www.radiomuseum.org/r/sony_cfs_81l.html
FM/MW/LW/SW
FM: 87.5 - 108 MHz,
MW: 530 - 1605 KHz,
SW: 6 - 18 MHz,
LW: 150 - 350 KHz,
なので長波モデルかも。
あと
CFS-81Sっていうのが存在しているみたい。
https://www.radiomuseum.org/r/sony_cfs_81s.html
FM/MW/SW1/SW2
FM: 87.5 - 108 MHz,
MW: 530 - 1605 KHz,
SW1: 2.3 - 6 MHz,
SW2: 6 - 18 MHz,
とのことなので短波モデルかな。
CFS-V3 の TV の部分が置き換わっているイメージ。
CFS-V3 は、
FM/MW/TV(VHF,UHF)
FM: 76~90MHz
AM: 530~1,605kHz
VHF: 1~12ch、
UHF: 13~62ch、
みたいな感じかな。FMの範囲も日本仕様になっているか。
CFS-V3 1980年12月 | ソニー坊やと呼ばれた
にてカタログが見られる。
CFS-V3主な仕様
大きさ:幅512×高さ245×奥行き109mm
(最大突起含む。把手は含まず)
重さ:5.4kg(乾電池含む)
電源:電灯線(100V、50/60HZ)、
乾電池(単1、8個)12V。
消費電力:電灯線使用時15W
電池寿命:ソニー乾電池スーパー、SUM-1Sで約7時間(EIAJ*)、内蔵マイクから連続録音約9時間
※4時間連続録音、15時間以上休止を繰り返した場合の延べ時間
実用最大出力:総合7W(3.5W+3.5W)EIAJ/DC
スピーカー:12cmウーファー×2、5cmツイーター×2
半導体:トランジスタ51石、IC8個、ダイオード45個、FET2石(内蔵マイクに使用)
●テープレコーダー部
トラック:4トラック2チャンネルステレオ
録音可能時間:カセットテープCHF-120で往復120分
周波数特性:NORMAL(TYPEⅠ)50~9,000Hz、
CrO2(TYPEⅡ)50~12,000Hz
入力ジャック:ミキシングミニジャック…1
ラインインピンジャック…2
出力ジャック:ラインアウトピンジャック…1
ヘッドホンステレオ標準ジャック…1
外部スピーカーミニジャック…2
●ラジオ部
方露方式:FM/AMスーパーヘテロダイン
TVダブルスーパーヘテロダイン
受信周波数:FM76~90MHz
AM530~1,605kHz
VHF1~12ch、
UHF13~62ch、
アンテナ:FM/VHF/UHFロッドアンテナ(5段130cm)、FM外部アンテナ端子(75Ω不平衡)
AMフェライトバーアンテナ
LOCAL/DX切替えスイッチ、ISSスイッチ
●付属品:デモテープ…1
乾電池(単1SUM-1)…8
取扱説明書…1
YouTubeは修理やメンテナンスの参考になりそうなのはあんまり情報ないかなあ。
SONYのラジカセ CFS-V3を入手しました
SONY ラジカセ ZILBA'P最終モデル CFS-V3の紹介
SONY ラジカセ ZILBA'P最終モデル 修理
生録22>ソニーのステレオ・ラジカセ CFS V3の修理(A22)。いまラジカセ人気らしいです。身内の嫁さんがメルカリでゲットしたもの。ラジオは雑音テープは動かないジャンク品だった
Radio cassette Sony model CFS - V3 Stereo 4 Speaker, Condition: Beautiful jingle, CUONG 0912832981
サムネが上の人の拝借してるっぽいけど、分解している様子がずーっと映っているので参考になるかな。
(試行錯誤してるっぽいし、カメラ固定なので肝心の所が見えないこともあるけど)
あとは、中古品販売用の動作確認動画みたいなのばっかり。
SONY CFS-V3
— きりしま (@ReiKirishima) August 10, 2024
ステレオのLEDレベルメーターがいい。あとスピーカーサイズも16cmより12cmのほうがラジオは聴きやすいかなあ。 pic.twitter.com/77EOGZnVB6
先々代
CFS-V1 1979年 49,800円 ZILBA'P TV SOUND
は CF-6500 のテレビ音声対応版みたいなデザインしてる。
先代
CFS-V2 1980年 44,800円 ZILBA'P TV SOUND
型番的に後継っぽい
CFS-V5 1984年 22,800円は、10cmウーファーのコンパクトモデルになってしまって、時代が変わった感じがします。(ま、CFS-V10、CFS-V15と同時にラインナップされていてその最廉価グレード扱いですが)
コズミログ: ソニーのステレオラジカセ・ジルバップ
https://1000mozi.blogspot.com/2017/06/blog-post_5.html
ジルバップシリーズがまとめられている。
これを見ると、CFS-V3 がジルバップシリーズ最終、というのがわかります。
カセットが倒立タイプなのは廉価モデルっぽい WW、 RR と CFS-V3 だけなので、
コストダウンの苦労が忍ばれます。
個人的には別に無理に正立にしなくてもとも思いますけど。
SONY CFS-V3 FM/AM Radio Cassette Corder - Old Boomboxes
https://oldboomboxes.com/product/sony-cfs-v3-fm-am-radio-cassette-corder/
アイルランドの新品/中古ラジカセ屋さんみたい。
箱の写真がある。
愛すべき昭和家電を、『マイクロボットプッシュ』で“スマート家電化”してみる実験|KDDI トビラ
https://time-space.kddi.com/digicul-column/suguyaru/20170712/2039.html
「マイクロボットプッシュ」で再生ボタンを押してる。
http://maru-monologue.cocolog-nifty.com/monologue/2019/01/post-d8dd.html
直径75mmの角ベルト・・・0.9mmが無く1.2mmで。