SONY CF-1980II のカセット部修理

とりあえず血迷って入手した外装の塗装がボロボロの CF-1980II ですが、ラジオは使えるものの、カセットから音がしないので、ケースを開けてカセットのスイッチ部をクリーニングしてみます。


ハンダを外してスイッチ分解するまでもなく回復するならそれがいいので、カバーを開けて、基板を開いてスイッチのすき間からKURE エレクトロニッククリーナー を噴射して何度かスライドさせてみる作戦で。

カセットメカの駆動がねっとり重い部分もメカを分解せずにできる範囲でグリスを拭き取って新しいグリスでグリスアップ。
ベルトはひび割れてスリップしていたので CF-1480 用に用意してまだ使ってないのがあったのでそれで交換。

録音ボタンがビクともしないので、この金属パーツの固着はまた後日改めて挑戦。
(録音ボタンはカセットの爪が折れてても3mm位は下がるので、ビクともしないときは基板側のすき間から見える金属パーツの固着が原因、なんだけど固着が激しい場合はすき間からパーツクリーナー程度では動くようにならない)

あと、オートシャットオフ回りの部品のグリスの固着も拭き取ってグリスアップしなおす。
Mark 5の時ほどガッチリ固着していないけど、そこそこネットリとした動作感になっていた。

とりあえず組み直してみたところ、スピードは遅いので要調整なものの、再生・早送り・巻き戻しはできるようになりました。

スピード調整もまた後日。
このモデルは調整用の半固定抵抗は基板側から回す構造。


入手したとき
SONY CF-1980II

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2024年07月13日 00:01に投稿されたエントリーのページです。

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