YAMAHA K-1B のピンチローラーアームを3Dプリンターで作る

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YAMAHA K-1B のキャプスタンモーターを交換してもう少し続投できるかなと思っていたら、ときおりテープをワカメにしてくれるようになりました。

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(こっちは YAMAHA K-1 のピンチローラー部分)

ピンチローラーアームをなんとか外すことができたので、
確認してみたところ、ピンがカシメてあって削り飛ばさないと外せなさそうです。
ゴムは明らかに劣化してて、表面を軽く研磨したところ、下のひび割れが出てきてこのまま使おうとしてもどうにもならない感じ。
ピンチローラーを交換するしかなさそうですが、
そうなると再度取付するにはどうしたものか…と思っていたのですが、
一念発起して3Dプリンターで作ってみることにしました。


ピンチローラーは、外観で当たりをつけて取り寄せておいた

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Cartridge Audio Radio Movement Pinch Roller Tape Recorder Pressure Cassette Belt Pulley for SONY Player Stereo Technics
Color: E 13/8/6/2.5mm

真鍮部分の幅は8mmなんだけど、ゴムローラー部分が6mmしかなくて幅が狭い感じ。
(ピンチローラーアーム作り直すなら外形さえ13mmならいいので、バリエーションの多い2mmの穴のでも良かったか)

ピンは3Dプリンターで作ることにしてからAmazonで

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METALLIXITY ノックピン 2.5x12 mm 25個 304ステンレス鋼 シェルフサポートペグピン ファスナーエレメント 金属デバイス用 家具の取り付け用 工業用 DIY用

2.5mmx12mmだけど、ホントは11mmがちょうどよさそう。見当たらないけど。

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YAMAHA K1/K-1B Pinch Roller Arm

小さくて精密な部品なので、0.1mm積層のHigh Qualityベースで、100%インフィルでPLAで作成する。
最初はABSで作ってたんだけど、印刷の精度がイマイチ出ないので諦めてPLAで作った。
(コの字になっているところの出力などが乱れやすい)

本体との取付のところはするすると回るように、
ピンチローラーのピンを刺すところはハンマーで打ちこんで固定できるように何度か出力し直して現物合わせ。

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奥側が元々のピンチローラーアーム、
手前側が3Dプリンター品。

元々のピンチローラーの研磨した表面に割れが見えるかと。


YAMAHA K-1B の左チャンネルがノイズだらけに

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2024年03月21日 00:36に投稿されたエントリーのページです。

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