カセットデッキがなかなか落札できない中、あまり金額が上がらずに終了しそうだったので、入札してみたら落札できてしまった。
カセットテープのデジタル化が目的なので、別にダブルデッキは必要なかったんだけど。
単体のカセットデッキではなく、システムとして販売されていたものカセットデッキ部の模様。1987年頃?
横幅が少し小さくて、Wデッキで両方録再できるリバース機という全部盛りと言っていいモデルのよう。
BLUESS Laboratory
PURE AUDIO→A&D 総合カタログ 1987-1988→
A&D 総合カタログ 1987年11月
P.4 に GX COMPO 830 DOISYS
●最適録音レベルを自動設定するCRLPシステム搭載、ツインフィールド・スーパーGXヘッド搭載ダブルRECリバースデッキ
として
GX COMPO MC-830 セット価格¥279,800
デジタルプリメインアンプ、チューナー、CDプレーヤー、ダブルRECリバースデッキ、3ウェイスピーカーシステムの一体価格
の中に含まれているみたい。
なお、MC-830 だとネット上にはほとんど情報が残っていない模様。
a&D MC-830 のカセットデッキに GX-W830 の記載がある。
ナマロク・生録・フィールドレコーディング・録音機器編PART1
カタログが収録されている。
GX-W930という上位機種が存在するみたい。
とりあえず、下部の録音時に使う機能を隠すカバーが閉まらない(なんかマグネット的なので閉じた状態で吸着しそうなんだけど、保持できない感じで開く)のと、キャンプスタンモーターかなんかがキュルキュル言ってる以外は普通に使える。
また、操作系がちゃんと左右2セット独立している感じで、再生中にもう一方で巻き戻ししたりとかするには不自由しないので、オートリバース機であるのも相まって案外重宝してる。
そのうちキャプスタンモーターとピンチローラー替えてやるかな。
メカ部分は GX-R70EX とよく似てる。
あと、下部のフタの閉じる構造確認したい。
と言いつつキュルキュル音が大きくなってきた頃、 GX-W830 の出品があって、入手したところそっちの方が程度がいいのでこちらはハードオフ行き。