カセットテープ音源をデジタル化する コイズミ SDD-1250/S を買った

2022年の現在、カセットテープの音源をデジタル化しようとしたらどうするか。


まず、現代で再生できる装置の調達としては、

・Amazon や ヨドバシなどで購入できるプレイヤーを使用する

・ヤフオクやハードオフで中古を調達する

というところか。
カセットテープには駆動部分があり、キャプスタンの劣化は結構深刻だと思うので、ひとまず新品を探してみる。

と、案外「モノラル」「ノーマルポジションのみ」という状態になってきているようだ。
元のカセットテープがステレオだったら、ステレオでデジタル化したいところなので、ここは妥協したくない。

また、単なるプレイヤーを購入して、ライン入力でパソコンで録音しようとすると、パソコン側の録音・編集ソフトなども必要になってくるし、ライン接続している部分での音はどうなるのだろうか。

ということで、調達したのが、


コイズミ SDD-1250/S

ちなみに購入はヨドバシ.COM。
コイズミ KOIZUMI
SDD-1250/S [ステレオラジカセ]

新品で調達できて、カセットテープ→SDカード(MP3)のダビングが可能。
しかも、ステレオ。
テープはノーマルのみ。
ACアダプター付属。

似たようなモデルで

オーム電機 AudioComm RCS-SUB920R
というのがある。
こっちだと
ACアダプターじゃなく電源コード式で、
マイクが使えたり、
Bluetooth対応で、
microSDカードの他にUSBメモリーも使えて、
ラジオ→microSDカード/USBメモリー(MP3)の録音も可能らしいけど、今回は特に必要じゃないので。
SDカード形状はまあ、どっちでも。

なお、それぞれ下位グレード的なモノラルモデルが存在する。
みたときは値段が逆転しているのでわざわざ買うまでもないかなと。
(カセットテープ音源が明確にモノラルなら、モノラルの方がいいかも?)

Amazon とかで一杯並ぶ中華感のあるコンパクトプレイヤータイプでデジタル化できるタイプはほぼモノラルのよう。
あと、カセットデッキ機構部分がもうハイポジションとかメタルポジション対応のものは作られてないんじゃなかろうか、っていう印象。

で、SDD-1250/S に戻って、SDカードにダビングするには、
SDカードをセットして、
テープモードにして、
RECボタンを長押ししてからテープの再生ボタンを押す。
約3秒経過後に録音が始まるらしい。
(この「長押し」が入ったのかどうかがイマイチわかりづらいのが惜しい)

テープの最後まで行くと、オートストップして、
録音も停止する。
(オートリバースはないので片面ずつやることになるが、まあ程々手軽でパソコン要らずなのはいいかと)

出来上がるMP3ファイルは、
デュアルモノラル、44.1KHz、ビットレート128kb/s らしい。
ちょっとイマドキのデジタル保存としては若干物足りないか。

ファイル名が連番なのはしょうがないし、
再生機能は特に期待していないのでどうでもいい。

ただ、再生中のスピーカーの音は、このサイズにしては頑張ってるんじゃないかと思いました。


とりあえず、
MP3 で 128kb/s はちょっと不満なので、
オーディオインターフェース使って
ラジカセでは飽き足らず
カセットデッキを使う路線へ進むことにしました。


コメントは無効になっていますので、何かありましたらフォームかTwitter(X)で。

About

2022年10月18日 22:29に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「TrueNAS をスキップしたバージョンにロールバックする」です。

次の投稿は「カセットテープ音源をデジタル化する(2) SONY CFD-W77 CFD-E500TV(S) を買った」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35