FreeNAS 11.2 のインストール

UIが新しいものに変更になりました。
USBメモリ上にインストーラーを作成して、インストールするところまでは、
従来と大差ありません。

FreeNAS 11.1 のインストール

新しいUIでのセットアップは続きで。


必要なスペックは、

・64ビットのハードウェア
・最低8GB以上のメモリ。追加の機能や大容量のストレージのために追加のメモリが必要になります(ストレージ1TBあたり追加で1GBのメモリは、古い、誇張されたガイドラインとのこと)
・起動用にSSDかUSBメモリまたはDOM(Disk on Module)または(ハードディスクへのインストールはストレージ容量がデータ容量として活かせないので非推奨)容量は8GB以上、16GB推奨。複数の起動環境を保持するなら32GB。信頼性の面でSSD推奨(たしかにUSBメモリは耐久性は低い。120GBとか128GBのSSDだと容量が無駄に見えますが、代替領域として使われるので信頼性に寄与するとか)
・ハードウェアRAIDコントローラーは不要。Broadcom MegaRAID コントローラーとか 3Ware twa 互換コントローラーとかのHBAを使うと、ディスクの障害などを早期検出できる。Highpoint RAID コントローラーのいくつかはS.M.A.R.T.データのパススルーに対応していないのでそのような時は他のコントローラーを推奨。
・NAS向けのハードディスク(細かいおすすめの例が書かれてるけど割愛)
・Intelとかの1GbEとか10GbEイーサネットカード推奨。複数あれば Link Aggregation で利用できる。

FreeNASのダウンロード
FreeNASの公式サイトより、ISO形式のインストーラーをダウンロードします。

ダウンロードしたISOファイルをインストール用のUSBメモリにWin32Imagerなどで書き込んで、インストール用のUSBメモリから起動したり、CD-Rに焼いたりしてCD-Rから起動したりします。

freenas_11_2_01.jpg

インストーラーが無事に起動すればこんな画面。

freenas_11_2_02.jpg

1 Install/Upgrade
(そのまま[Tab][Enter])

freenas_11_2_03.jpg

インストール先のドライブに*印をつけて([スペース])、
[Tab][Enter]

freenas_11_2_04.jpg

インストール先の起動用ドライブはパーティション分割したりして、共有用の領域をとしては利用できません、っていう注意。[Enter]

freenas_11_2_05.jpg

Web UIの管理画面にログインする root ユーザーのパスワードを決めます。
パスワードを指定して[Tab]、パスワードを再入力して[Tab]、[Enter]

freenas_11_2_06.jpg

UEFIかBIOSかブート方法を選択します。
UEFIが選べるならUEFIでいいんじゃないでしょうか。
(画面はESXi上の仮想マシンなのでBIOSしか選べない)

freenas_11_2_07.jpg

あとはしばらく待ちます。


freenas_11_2_08.jpg

インストール完了。

freenas_11_2_09.jpg

4 Shutdown System
あとはシャットダウンして、インストール用のUSBメモリ等を取り外してあらためて起動します。

freenas_11_2_10.jpg

初回起動はちょっと時間がかかります。

freenas_11_2_11.jpg

無事起動するとこんな画面です。

The web user interface is at:
っていうところに、DHCPでアドレスが取得できてたらIPアドレスが表示されているので、
このアドレスへアクセスすることで管理画面にログインできます。

で、Web UIのアドレスにアクセスすると、

freenas_11_2_12.jpg

ログイン画面が表示されますので、root とインストール時に指定したパスワードでログインします。
11.2から新UIがデフォルトのインターフェースになりました。

freenas_11_2_13.jpg

ログインすると新UIのダッシュボードが表示されますが、Wizardは起動しないようです。
大した手間ではないですし、
そのうち実装されるでしょう。

旧UIに切り替えるには、

freenas_11_2_14.jpg

freenas_11_2_15.jpg

freenas_11_2_16.jpg

旧UIでログインすれば、Wizardも起動します。
(が旧UIを維持し続ける必要もないでしょうし、今回は新UIでの設定に挑戦します。旧UIで設定したい方は、11.1の時の説明を参考にしてください)
もどる時は、ログインダイアログ下部の「New Web Interface」です。
ログアウトしても、新UIのログイン画面にもどるっぽいです。

freenas_11_2_17.jpg

Network > Grobal Configuration
初期値は freenas.local
複数台のFreeNASがあるとか、ドメイン指定したいとかの場合は、
Hostname や Domain を編集してSAVE。

freenas_11_2_18.jpg

System > General
Language で Japanese を選ぶことができますが、まだ全然日本語化されないのと、ネット上の情報ソースが少なくなると思うのでここはEnglishのまま、
Timezone を Asia/Tokyo
にしてSAVE

freenas_11_2_19.jpg

Accounts > Users
右上の ADD より自分ユーザーを追加します。

freenas_11_2_20.jpg

ローカルユーザーとして、
Full Name * (自分の名前、漢字も通るっぽい)
Username * (Full Name から自動生成されるけど)自分がWindowsで使っているユーザー名にする
Password * 自分がWindowsで使っているパスワード
Confirm Password *

freenas_11_2_21.jpg

あとはそのまま SAVE で登録し、同時にユーザー名の新しいローカルグループを作成する。
この方式だと、 Windows で使っているユーザー名とパスワードで作成することで、共有フォルダへ透過的にアクセスできるのでお勧め。
(複数ユーザーのアクセス権を制御するときはさらにユーザーを追加し、 Auxiliary groups でこの時できたユーザー名のグループに参加させたりする)

freenas_11_2_22.jpg

Storage > Pools
ADD

freenas_11_2_23.jpg

CREATE POOL

freenas_11_2_24.jpg

Name にプール名(いつも通り tank )を設定して
SUGGEST LAYOUT をクリック。

freenas_11_2_25.jpg

認識されている有効なディスクの本数に応じて構成が選択されるので、
異論が無ければ、CREATE
(異論があれば当該項目を変更する)

freenas_11_2_26.jpg

ディスクの内容は全て消去されることの注意。
(別のFreeNASのディスクとかから復元しようとしているときは、Import)

freenas_11_2_27.jpg

Poolができたら、当該のPoolの右端の「・・・」から ADD DATASET

freenas_11_2_28.jpg

Name を指定してデータセットを作成します。

freenas_11_2_29.jpg

> をクリック

freenas_11_2_30.jpg

Dataset が表示されますので、

freenas_11_2_31.jpg

Edit Permissions

freenas_11_2_32.jpg

User とか、 Group とか、 Mode とかを調整して
SAVE

freenas_11_2_33.jpg

Services
とりあえず、
DOS Charset を CP932 にしておく。

freenas_11_2_34.jpg

ほかは特にいじらないけど、 NTLMv1 Auth は必要によっては有効にしないとかな。

Windows 用の SMB Share を設定

freenas_11_2_35.jpg

Sharing > Windows (SMB) Share
ADD

freenas_11_2_36.jpg

作成したDatasetをフォルダアイコンから指定して
SAVE

freenas_11_2_37.jpg

これしか設定しないなら、
ENABLE SERVICE
(他にも作るならひとしきり作成し終えてから Services > SMB から有効にしても)

ここまでで共有できました。

あとは、運用に必要な基本的な項目

freenas_11_2_38.jpg

System > Email
FreeNASからメール通知するときに利用するメール設定。
プロバイダーのメールサーバーとかの設定でいいんじゃないかと思います。

freenas_11_2_39.jpg

root のメールアドレス設定。
システムからのメールが root に設定したメールアドレスに送信されますので、

Accounts > Users
root を選択して Edit


freenas_11_2_40.jpg

E-mail:
のところに通知メールを受け取るメールアドレスを指定します。

freenas_11_2_41.jpg

Tasks > Periodic Snapshot Tasks
ADD よりスナップショットの設定をします

freenas_11_2_42.jpg

Pool/Dataset 対象を指定
■ Recursive 再帰的に
Snapshot Lifetime 2週間がデフォルトですが、ポリシーで調整してください
Begin / End 1日のうち何時から何時まで実施するか、
Interval 取得間隔

freenas_11_2_43.jpg

週のうち何曜日に実施するかはクリックして曜日の左側をクリックして選択/解除

freenas_11_2_44.jpg

SAVE

freenas_11_2_45.jpg

Tasks > S.M.A.R.T. Tests
ADD
ディスクの異常の早期発見のために、S.M.A.R.T. を設定しておく。

freenas_11_2_46.jpg

スケジュールとか、対象のディスクの選択方法は、 Periodic Snapshot Task と同様


freenas_11_2_47.jpg

普段は
Short Self-Test
でいいと思います。

freenas_11_2_48.jpg


シャットダウンは右上から。

freenas_11_2_49.jpg


freenas_11_2_50.jpg

freenas_11_2_51.jpg


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2018年12月12日 13:25に投稿されたエントリーのページです。

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