ようやく時間が取れたので、 以前軽く改造した LP-2020A+ のオペアンプも交換してみました。
中華アンプ群。左奥が今回のLP-2020A+、中央がオペアンプソケット式のLP-2024A+、右側がTAA2008搭載のLP-2024A+。
DIRECT用のオペアンプ周囲のコンデンサを外して、
共立エレショップから再び取り寄せた
にソケットをあらかじめはんだ付けしたものをはんだ付けします。
1回少し斜めについてしまったときのやり直しの際にあっさり3番のランドが剥がれてしまったので、R28へリード線で無理矢理配線しています。
(この赤い基板はランドの密着が弱いような記事をどこかで見たような)
今回は、昔から持ってるハンダじゃなくて、
音響AV機器用という銀入りハンダ
を使ってみています。
オペアンプの取り外しは、ランドが弱いことを考慮したら、このように、ニッパーで脚を切って取り除いてから1本ずつ切った脚を取り除くようにしたほうがよさそうです。
コンデンサーも取り付けて、試聴してみると、右チャンネルが全く音がしません。
ボリュームを0にしぼるとなぜかかすかに聞こえる状態でした。
オペアンプを外して、ソケットと、接続先になる部品との導通をしらべたところ、2番がつながってませんでした。追いハンダしても全く導通しないので、2番も変換アダプターの脚からリード線で接続されるはずのC42のチップコンデンサにバイパスしました。
オペアンプはLP-2024A+の時にはあまり評価が高くなかったMUSES02。
高かったので、使い途があるといいとは思っていましたが、
LP-2020A+だと、MUSES8820より高級感のある音がするような気がします。
とりあえず鳴るようにはなったので、市場にも残り少なくなっているLP-2020A+のタマを無駄づかいしなくてよかったとほっとしています。
同時に、
入力部のカップリングコンデンサにフィルムコンデンサを並列で入れてみたりしましたが、効果はよくわかりません。
ボリュームのガリが酷くなってきたので、
ボリュームを交換してみました。
Lepy LP-2020A+ ボリューム交換
現在は
DIP-SOP 8Pin変換アダプター
DGCB-08DS
が在庫切れ、入荷未定のようなので、
TRIPATH製TA2020-020搭載デジタルアンプを購入してオペアンプを交換して楽しみたい場合は、
FX-AUDIO- FX-2020A+ CUSTOM [ブラック]
FX-AUDIO- FX-2020A+ CUSTOM [シルバー]
などを試すのがいいと思います。
(あんまり安くないので、もともとの「安いのにすごい音がする」から離れていきますが)