Lepy LP-2024A+ (TAA2008搭載) を改造する(2) オペアンプ交換

DSC01848.jpg

サラッと改造した後は、オペアンプ交換に挑戦してみます。


私のLP-2024A+はオペアンプが表面実装なので、簡単には交換できません。
(ソケット式なら差し替えるだけですけどね)

とはいえ、表面実装のランドにDIP8pinのオペアンプを搭載できるようにするような商品位あるだろう、と探したらありました。

dgcb08dsa.jpg
DIP-SOP 8Pin変換アダプター
DGCB-08DS


DSC01845.jpg

フツーの半田ごてで外すので、
オペアンプの両方の脚に追いハンダをして、両側の脚を交互に温めて、
オペアンプをはがして、

DSC01846.jpg

ちょっとC51が焦げたか?

DSC01847.jpg

もともとついてた4580はプリントが見えなくなってしまった。
再利用するつもりはないけど、結構痛んだかなあ。
(再利用するつもりがないのなら、チップの脚をニッパーでカットして、チップ本体を外してしまってから、脚を1本ずつ半田ごてで温めて取り除くのが基板を痛めなくていいかも)

DSC01848.jpg

先ほどの変換基板にDIP 8Pinの丸ピンソケットをハンダ付けしてから取付。
変換基板を先にハンダ付けしてしまうと、アクロバティックなハンダ付けが必要になる気がする。

金メッキ丸ピンICソケット 08pin
SA-0830-40-0000G

オペアンプにも丸ピンソケットをつけて丸ピンソケット二段重ね。

DSC01853.jpg

トーン側も交換してみたけど、ちゃんと作動しない(鳴りはするんだけど、ブーンという音が混ざってトーン側のオペアンプが熱くなる)のでオペアンプは外しておく。
どうせ使わないし。

その他にもいくつかコンデンサをFWシリーズに交換したけど、この辺は効果を感じられなかった。

4580
元々のヤツ。NE5532に比べるとハズレみたいに言われてるところもあるけど、特に遜色ないと思う。もう戻せないので聞き比べられないけど。

4580D
値段の割には結構いい。もともと付いてたヤツよりもしかしたらちょっといいのかも。5532より好みかも。

NE5532
2台目に搭載されてる。音が硬い印象。

NJM5532DD
NE5532よりも音に厚みがでる、ときいたが音が硬い感じ。

MUSES8820
元気のある音がして好み

MUSES8920
8820よりシャープな感じ。5532の系列みたいな音?

MUSES02
高級オペアンプ。
線が細い繊細な感じ。スピーカーの性能があまり良くないと特性が活きないのかも、と思った。8820の方が手持ちのスピーカーは気持ちよく鳴らしてる気がする

LME49860
音場が広がる感じ。MUSES8820の次点ぐらいかな。

ということでMUSES8820が一番好みなので当面これでいきます。
MUSES02高かったのになあ。

なお、最終形になる時点でもう少しコンデンサを交換してみてるけど、この辺は同容量で交換しているせいもあってか、変化を感じなかった。

入力部のカップリングコンデンサをOS-CONから変更してみた。

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2017年09月13日 10:32に投稿されたエントリーのページです。

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