エースコンバット アサルトホライゾン

久しぶりに起動してみて、やっぱりくじけたので。

これまでのエースコンバットは、戦闘機を飛ばして、リアルフライトコンバットゲームでは味わえない爽快感を味わうゲームです。

対してこのゲームは、エースコンバットの正当な後継作品ではない外伝的なゲームと見なしてもやや好意的になってしまうくらい酷くて、エースコンバットの名前をかたってセールスを伸ばそうとしただけのエセ洋ゲーでした。(これなら洋ゲーのほうがまだエースコンバットっぽいとか書かれているのがまた致命的)


そもそもエースコンバットはゲーム開始時点では主人公は新人かベテランかはそれこそ作品のストーリーによって異なりますが、プレイヤー側がある程度ベテランになってくると、キャンペーンの最初から自分の目標を持って、何度もスルメのように楽しめるゲームだったのですが、Amazonのレビューでも書かれたい放題、価格も暴落している様子から分かるように、これまでのエースコンバットからは明らかに路線が逸脱しています。これだけ徹底したレビューのポイントの低さもあまり見ないと思います。

キャンペーンをプレイしていると、途中で強制的に飛行機以外のプレイをさせられます。
まあ、別のゲームなら構わないし、百歩譲って、自分が戦闘機で飛んだミッションを他の部隊からの視点でプレイできるオマケモード的な扱いならいいのですが、飛行機で飛ぶことに集中させてくれません。
単にゲームの途中で別のゲームさせられている感じです。
こんな部分に開発の工数割いている場合じゃないだろうと。
プレイヤーも途中で別のゲームの操作体系を覚えさせられるようで納得がいきません。

そして、ヘリガンナーやって、ヘリパイロットやって、爆撃機の火器管制がようやく終わってやっと戦闘機に戻ったと思ったら感じる違和感。
戦闘機になったらマシになるかなあと、過剰な期待が育ってしまったのでしょうか、戦闘機を飛ばしてても他のことをさせられている間にたまったフラストレーションが解消できません。
他のゲーム(ヘリガンナーやって…のくだりね)やっている間に忘れてましたが、このゲームは、敵機補足→追尾→DFM発動→ワイヤー牽引→溜まったら撃墜っていう「手順を踏まないといけない」んでした…。

それに、ヘリや爆撃機から「人」を一方的に撃ち殺したいんじゃないんですよ。いらないリアリティというか、それ自体リアルじゃないかもしれない。

こんな苦行をしてゲームをクリアする必要はないと思いますので、クリアせずにもうやめようと思いました。

なんで初PS3のエースコンバットがこんな残念なことになってしまったのか。いままでの流れで独自の世界観で他のフライトコンバットゲームと渡り合えばいいと思うのですが…。
ACE COMBAT 6 のためだけにXBOX360買ったときはまあ満足でしたが、今回はどうにもやるせないですね。
PS3は元々持っていたのでいいですけど。

ただ、オンラインプレイ中心の視点で考えるとそこそこの評価をしている人もいるので、とりあえず保持しておいて、すげー安くなってるので、ちょろっとだけオンラインやってみようぜーっていう人を待ちますかねえ。
DFM(ドッグファイトモード)を取るか取られるかの駆け引きが対人プレイになるとおもしろみを出すらしいです。

反面、
3DSのクロスランブルのAmazonでの評価の★が従来シリーズ並なのが気になります。

あとは正当な後継としてACE COMBAT 7が出るとしたらどうなるか、ですかね。

ということで中古屋に売り払ってしまいました。
エースコンバット3D クロスランブルが口直しに良いです。

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2012年02月28日 14:01に投稿されたエントリーのページです。

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