「Web 2.0」を調べている間に言いたいことから全然それてしまった。
実はウェブログについて、もう一度何でブレイクしているのか自分の考えをまとめておきたかったのだ。
きっかけは、
penfactory.net: 情報は人が放つ#熱があり、質量がある#
ウェブログがブームになって、雨後のタケノコのように無料サービスがぞろぞろ出てきて、その機能拡張は若干のお金を払うと受けられるという時代になって、
「とりあえずウェブログでもやってみようかな、と思って」
という声を聞くようになって久しいのだ。
っていうエントリーを書いたときにごちゃごちゃと書いていましたが、最近思ったのは、
記事を書くことだけに集中できるツール
というのがウェブログなんだなあ、としみじみ思ったわけで。
そういえば、ウェブログって、デザインはテンプレートを選ぶだけでカッコ良くなるし、
トップページから記事同士のリンクを貼ったりする手間も必要ない。
そもそものきっかけが、
「魅力的な文章の書き方」
というコンテンツの類に出会ったことである。
実は、アクセスアップのためには、
「魅力的な文章なんかかけなくてもいい」
と思ったのです。
もっとわかりやすく言うと、
「読み手が読みたいのは、魅力的に書かれた文章ではなく、魅力的な話題である」
ということですね。
なにを当たり前のことを繰り返しているか、と思われるかも知れませんが、
ウェブログを始めるにあたって、
「私は文章書くの苦手だからなあ」
とぼやく人がいるのです。
ウェブログの文章の上手下手は国語の先生が採点するわけではありません。
また、SEOについて偉そうなことを書いている人が採点するわけでもありません。
あなたの記事の読者、(おそらく、最初の読者はあなた自身です)が読みたいのは、
あなたの上手な文章ではなく、あなたが興味を持ったことや言いたいこと、そのものなのです。
そういったことを発信するに当たって、デザインとかリンクとか、そういう煩わしいことから解放してくれるツール、それがウェブログなんじゃないか、ということで、最初のogohさんの話に戻ってくるわけです。
ウェブログが発信するものは、記事の内容そのもので、それはそのウェブログの書き手という「人」が発信しているということなわけです。
ということで、2006年初頭のウェブログ観は、
「情報を発信することのみに専念できるツール」
としておきます。
コメント (1)
私も助かりました!ありがとうございます。
投稿者: 匿名 | 2006年12月03日 13:23
日時: 2006年12月03日 13:23