どうも、Web 2.0という概念が熱いらしい。
さっぱりわからないのでざっとCNETの記事とか斜め読みしてみる。
ちなみにサクッとググると"web 2.0"で1920万件のページがヒットする。日本語で92万件。
まあ、ざーっと目を通してきたが、ここまでのウェブの流れがずらずらと書かれていて、「これからのウェブはこんな感じになっていくんじゃないかな?」ということが書かれているようだ。
もちろん、ウェブもビジネスがなければ維持できないので、ビジネスが話の中核なワケだが、
「参加のアーキテクチャ」、すなわち協力の倫理が織り込まれており
サービスとしてのビジネスは、提供する企業単体で成功することはなくなり、それに参加するユーザーが意識するとしないとに関わらず、その成功に協力していく仕組みが組み込まれていることで、それを原動力として成功していく、というイメージが伝わってくる。
そのためには、
成功した企業は巨額の投資を必要とするものを諦める代わりに、かつては高価だった価値あるものを、無料で提供することにこだわった。
これまでの企業が大金をかけて保護しようとしていたものに大金をかけず、その金を無料で提供するサービスの為に振り向けるというシフトが必要なのではないだろうか。
中枢となるデータベースを確保し、データの整合性、唯一性を維持する傍ら、そのデータを利用することを無料で提供し、その利用方法はユーザーサイドにゆだねる。
そうすると、そのデータを利用したサービスが続々と生まれ、データの提供者としての地位は確固たるモノになっていく。
だが、そのデータの普遍性が不足していたら、ISBNがASIN(AMAZONが拡張した書籍以外にも利用できるISBNのようなもの)に取って代わられるように、データの提供者の地位もうばわれかねない。
そういった、データ提供者とその利用方法の提供者と利用者で構成され、利用方法の提供者は往々にして利用者であるような、そういう環境が「Web 2.0」っていうものなのかな、という印象を得た。
別のページではこんな表現も見かけた。
「次世代のWebってどんな形なの?」という話を、テクノロジー方面から考えてみたまとめ、それが「Web 2.0」です。
伊藤直也の「アルファギークのブックマーク」
つまり、まさしく「次世代Web」というワケわかんない表現がちょうどマッチするような、使ってる人もわかってるんだかわかってないんだかっていう用語なんじゃないかなあと。