きりしま屋

どうやら、ドコモの発表によると、

PHSサービスにつきましては、今後、お客様のご利用状況等を見つつ、サービス終了の検討を進めてまいります。
PHSサービスの新規申込み受付終了及び2005年3月期業績予想の修正に関するお知らせ

ということで、撤退していくわけですね。

ケータイのアンテナの設置工事費が高いから、安く提供できる電話設備として、また、家ではコードレスホンの子機として、アウトドアでは簡易トランシーバとして活躍する、というふれこみで登場したわけですが、まったく活躍しませんでしたね。

611Sはデキがよいので、また使うこともあるかなあ、と本体は保管してあるのですが、どうやら出番がないまま終わるような感じですね。

それとも、死に花を咲かせてやるためにもう一度契約を復活するか…。

いまモバイルしねーしなー…。

とまあ、ここまではPHSの終焉。

あと、今後の展望ですが、

将来的に今の定額制がさらに安くなるのを待て、というの…（中略）…ならば、…（中略）…ますますNTTが滅びゆく会社に見えてきた。

固定電話も結構引いている人少ないですよね。いまは、インターネットの回線のためにADSLをNTTから惹いている人はいますが、電話をNTTで引く必要はないと考えている。

モバイル通信もそう。モバイル通信を電話の延長線の機器でやる必要は実はない、そういうことなのではないでしょうか。

ちなみに、電話番号やケータイのメアドが変わるのを気にしている人は多いが、一度イヤな人に番号知られてしまったりすると、番号変えるよりは、ケータイ買い換えた方が早いこともある。

キャリアに対するロイヤリティはあまり高くないんじゃないかと思っています。

ＮＴＴにしても、ムーバはエリアがそこそこ広いですが、完璧ではありません。

３Ｇになって、せっかくのエリアがみんな無に戻るので、ゼロスタートでＮＴＴの利点は消える。

ＮＴＴを使っていたのは、圧倒的なカバー領域であって、そこを忘れたら、ＮＴＴである必要はない。

幸い、いまの自分の機械は他に比較して圏外の率が少ないのでまだ使っているが、ＦＯＭＡにするつもりは毛頭ない。

ユーザーが何を求めているのか、それを忘れた戦略は受け入れられないのだ。

ａｕの学割もそうだけど、ＮＴＴのファミリー割引もなかなか。結構前からやってて、同じ人が持っている機械もファミリー割引が組めるので、２台体制などのときにも効果があるという。
（ただ基本料にしか効果がないので、超過分のあまり出ないプランを見定めないとお得感が少ない）

乗り換えしやすいように新規契約の障壁が下げてあるのだとは思うけど、それがゆえに切り替えても平気、と思っている人も多いのでしょう。

ただ、長く使ってるとなんかいいことがある、なんてサービスでユーザーの心を捉えるのもさほど難しいことではないと思うので。

結局、電話なんだし話せりゃいいじゃん、っていう人のエントリーはとりとめもなく終わるのでした。

厳密には、

ケータイ＝持ち運べる電話＋メールチェックしなくていいメール

ぐらいの認識なんですが（笑）。

あ、そうそう、ホームページ見たりするくらいならできる端末がけっこうあちこちにあるのもねー。
（カスタマイズしたブラウザで特定のホームページから出られないようになってたりすると、どうにかして外に出られないか妙に燃えたり）