企業たるもの、ウェブサイトを作らなければならないか?

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人力検索サイトの質問で、ある企業のウェブサイトが見つからない、というのがあって、それについて触れている記事が紹介されていて、その記事へ飛んでみると、いろいろ書いてある。

企業がウェブサイトを持つことが当たり前のようになって来ていますが、検索とかで、手軽に情報を入手してやってくる一見のお客の気を引くのではなく、実際の店舗でのやりとりに専念したい、という企業の姿勢はそれはそれで評価できる事だと思います。

ところが、多い意見は、企業たるもの、ウェブサイトくらい作るべし、なのだ。

特に気になったのが、
「お店の開店時間を調べてから行こうと思ったのにウェブサイトが見つからないので行きませんでした。ひとつの機会損失ではないでしょうか?」
というたぐいの意見。

それは、あなたがその企業にちやほやしてもらえなかったことから来る思いなのでしょうが、その企業にとっては、インターネットで情報が入らないぐらいで来ないようなロイヤリティーの低い人は顧客ではないのですよ。

電話かけて訊いたっていいし、本当に手に入れたければ、開店時間なんか分からなくても、開いてそうな時間に行ってみればいいのです。

顧客顧客って偉そうにしていられるのは、買ってもらえないモノを無理に買ってもらおうとしている売り手との関係から生まれるものであって、その売り手が売らんとしているものは必然的に大したものではないということになりませんか?

「欲しくても、まずお得意様優先で」

お得意様に優先的にいいものを回すので精一杯で、一見さんはお断わりなわけです。生産に余裕があって、余るようならどうぞ、っていうスタンスだとしたら、上のような意見の人はずいぶん惨めですよね。

デフレ進行のなかで、みんなが欲しがるモノを手に入れるためには、ウェブサイトがないとダメだ、とかそんな尊大な態度ではクズをつかまされるのがオチですな。

と思った。

どうでもいいモノは格安で、こだわるモノはとことんいいモノを。

そんな時代の様な気がします。

2004.3.5 若干加筆・修正しました。