いつもはツーリングだけど、そろそろ寒いし、今回のメンバーの1人の探偵さんのバイクの調子がイマイチなので、車か電車で、と提案したところ、受け入れて貰えて、電車で行くことになりました。車っていうのもあるとは思うけど、下田の市内を散策するだけでも結構ボリューミーな感じがしたので、あえて道中で遊ばなくても、となりました。
1日目
行きはのんびり東海道線で熱海まで行って、熱海からリゾート21。リゾート21は普通電車なんですよね。
ということで集合は東京駅。
最近まっちいが「珈琲王」というコーヒーメーカーを購入して、今回はそのドリッパーと、ついてきたコーヒーの粉を持ってくるということだったので、特にコーヒーへのモチベーションが高く、グランスタ内のDrip ManiaにてブルーマウンテンブレンドのMサイズを頼んで待ち合わせ。探偵さんはポットでコーヒーを持参。
まっちいは少し早く到着してグランスタを見回ってきたようです。なにやらお総菜の袋、というものを持っています。とんかつまい泉で一口ヒレカツとメンチカツを購入して来たそうで、昼飯時に食べるつもりだそうです。スゴイガッツリだ。
Drip Mania の奥はこんな感じで座るところがあるので、コーヒー飲みながら待ち合わせには良い感じ。各社の公衆無線LANの電波もばしばし飛んでいますが、残念ながら速度はイマイチな感じ。
まっちいのiPadはソフトバンクの公衆無線LANを利用できない(IDがわからない?)らしく、イーモバイルの電源を入れさせられる。なんだかなあ。でも、こういう状態のときもある程度スピードがでるので、イーモバイルは重宝するのですが、この場所は3Gでした。
手土産に日本橋錦豊琳のかりんとうを。ここは変わったかりんとう勝負ということで、各自1品、野菜、竹炭、コーヒーをセレクト(笑)。きんぴらごぼうなんかもなかなかインパクトがある。ちなみに、黒糖、洗双糖あたりのドノーマルなのもおいしいのですが、インパクトに欠けますね。
そのまま目的の電車に乗り込みますが、ボックスシートがことごとく埋まっていて、先頭の車両まで行ってようやく確保。意外と混んでるモンだ。
軽くお菓子(じゃがりこのクラムチャウダー味と大人のじゃがりこガーリックチーズ味)なんかつまみながらしゃべっているうちに熱海到着。
とりあえず乗ってきた電車の写真を撮ってみた。
ここで弁当を調達。ホームとコンコースに売店があるけど、基本的には同じ弁当展開。
デラックスこゆるぎ弁当とさがみ弁当というのに惹かれましたが、結局鯛めしに。
ここでリゾート21に乗り換えます。熱海駅での弁当調達時間と、指定席のない列車の一部しかない座席確保のため、小一時間前に到着しているので、誰もいません。平日ですしね。なぜかPSPを持っている少年が我々の前に割り込もうと必死なのが印象的でした。到着して、降りるお客さんがこちらの車両のドアが途切れないので、その少年は隣の車両のドアから入って中から回ってきて、窓側のボックスシートを確保していました…。ボックスシートならいいじゃん。とはいえ、最終的には山側のボックスシートもあらかた埋まってたので、ある程度は早く来ないと横向きシートには座れない模様。
まっちいの2段ロケット弁当。肉+海鮮で2倍、2倍!とは言っていませんでしたが。ヒレカツはやはりロースにするべきだったらしいです。
私は鉄板の鯛めし。小さなちくわやかまぼこ、ちょっぴり入っているわさび漬けなんかも、小田原気分で結構いいんですよね。昔はなかったと思うのですが、可愛らしい木のスプーンなんかついてて食べやすくなっています。隠れてて写ってないけど。
リゾート21も終盤になってきて空いてきたので(伊東で相当の人数が降りました)、先頭車両から前を。
しばらく動画も撮りましたが別に変わったものが写るでもなし。
下田に到着。夏色キセキの車内アナウンスの夏色キセキのラッピング電車ではなくなっていますが、とりあえず写真を撮ってみました。
とはいえ駅前のお土産の売店ではまだガッツリ夏色キセキ押しです。サブレーとか、てるてる坊主とか別にいらんので写真だけ。
ひとしきり物色したら、寝姿山ロープウェイに。このロープウェイのアナウンスも夏色キセキバージョンだったことがあったようです。
あんまり大きなゴンドラではないですが40人乗りらしいです。これに40人ってまじかー。
山頂駅からは下田周辺が一望できます。正面の堤防がつながっている島が犬走島(いぬばしりじま)です。
手前のちっこい方には鳥居が見えます。毘沙子島(みさごじま)というらしいです。
下田駅側。まっちいがとんかつ一(はじめ)の位置を勘違いしているらしくて、しばらく話がかみ合いませんでした。
インドネシアのヒレナガゴイと埼玉県のニシキゴイを掛け合わせた彩の国のヒレナガニシキゴイらしい。中央手前の黄色いのがとくにヒレがゴージャスだった。達者で暮らせよ。
寝姿山山頂をぐるりとまわるとそれなりに時間がかかりそうな地図でしたが、実際に歩いてみると意外とコンパクト。
ソフトクリーム担当不在の中、まっちいがどうしてもご当地モノとして押さえておきたい、とわさびソフトへ。つーんとわさび成分強めのソフトクリームでした。
きりしまはここで金目鯛の里っていうおつまみ状のものが気に入りましたが、この後どこでも手に入るだろうとたかをくくっていたら、手に入りませんでした。
ロープウェイを降りてくると、もういい時間なので、一駅戻って宿に向かいます。南伊豆フリーきっぷというのを使用しているので、フリーエリア内乗り放題です。バスも乗れるらしいです。
蓮台寺までの一駅はこの車両。
蓮台寺降りたところ。橋を渡って右側がハンディホームセンター。お買い物には不自由しなさそうです。ま、今日は特に買うモノないですが。
右に曲がったところに酒屋さん(清水家酒店)があるので、そこで、日本酒二種(伊豆の里と伊豆力)を購入して宿に向かいます。
さっきの角を反対に左に曲がって少しも歩かないうちに到着(近っ!)
ここが今回下田に来ている理由の金谷旅館です。いつものツーリングだと、気楽なBBRoadになってしまうのですが、そうすると大沢温泉山の家でお風呂は用を足してしまうので、ちょっと移動してまでここの温泉に入るチャンスがありませんでした。そこで今回はここの温泉に入るためにここに泊まることにしているのです。日本一の総檜大浴場という千人風呂、楽しみです。
まっちい持参のハリオの円錐ドリッパーでコーヒー。旅館のお茶も十分おいしいのですが、コーヒーは割と旅館では自由に飲めなかったりして、日中にコーヒーが飲みたくなってしまったりするので、旅行の際にレギュラーコーヒーが飲める用意があるといいな、ということで。
そうそう、金谷旅館はイーモバイル圏外で、館内にソフトバンクWiFiがあるっぽいのですが、インジケーターがちゃんと点灯していなくて利用できませんでした。残念。
一休みしたら早速千人風呂へ。
広い!
そして人がいない(笑)!
自分達のほかに3人。
広い浴槽でのびのびとくつろぎます。浅い部分の手前から熱いお湯が出てて、離れていくとだんだんぬるくなっていきます。
また、奥の方は1m位の深さになっているようで、さらにのびのびです。広いお風呂、いいですね。
戻ってきて夕食です。部屋食で、豪華なお造りが舟盛りになっています。
板長さんが凝っているという香り茸の突き出し、だそうです。魚の燻製のようなものとあえてあって非常に酒に合います。
お酒はリストにいろいろとずらーっと並んでいますが、部屋がちと寒いので熱燗で(笑)。とはいっても銘柄がさっき買ってきた酒だし(笑)。
お造り。伊勢エビとかあります。金目鯛もきっちり押さえられていますし、こんもり盛り付けてあるわさびも本わさびです。3人前なんだし、こんなになくても足りそうだけど(笑)。
最近は大食いではないので若干もてあましてしまいますが、十分な量あったと思います。ああ、肉少ないですが(鴨があっただけかな?)、私は最近魚や煮物がうまければ満足なので不満はありません。
ごはんが3合炊きの炊飯ジャーで出てくるのはちょっとどうかなとも思うけど、お米自体がおいしいので別によしとします。
まっちいが頑張って完食していたので、片付ける仲居さんに「明日はもっと多くしておきますね」と言われる…。前日の夜ほどはフツー食べないと思うんだが。
この本館2階の松の間、天井が高いです。3人で2間なので広々~。テレビも最近液晶になったらしいです。37インチのフルスペックハイビジョン。いや、宿のテレビはあんまり気にしないですけど。
本館の2階は他に竹、梅とありますが、利用しているのは我々だけ(笑)。
その後は貸切風呂が空いているらしいので、とりあえず入ってみる。
一銭湯という銭湯を復元(?)したもので、浴槽が3つあって温度がそれぞれ異なるけど、入る人が少ないせいか温度差がハッキリしていて、一番熱い浴槽はやや熱く、他の2つはぬるい感じでした。
風呂から上がってきて、部屋で夏色キセキの資料(笑)を見ながら雑談をしているうちに眠くなってきたのでお休みに。
探偵さんもまっちいもいびきかいてるので気兼ねなく寝る(笑)。
2日目
寒っ。
部屋が寒くて目が覚めましたよ。
広々とした部屋でエアコン使わず寝てましたからね。エアコン苦手なので…。
トイレ行って、フロ入ってきますかね。
がらーん。入ったときは人いましたがすぐ上がって貸切状態に。千人風呂貸切です。ラッキー。
というか、寒くて目が覚めた身体には、温かい風呂の床がスゴイほっとします。
なんというか、お湯が新鮮で、湯量が多いので、ちっとも鮮度が落ちないっていうか。
いい湯ですねえ…。だらだら浸かってたい。…でももうすぐ朝食だ。今日は意外と8時がすぐだ。
(8時か8時半朝食なんで、腹減って待つような格好になるかと思ったのですが)
ちなみに女湯の屋根。女湯「万葉の湯」も、十分な広さがあるので、無理に混浴の千人風呂に出てこなくても良さそうで残念です(何が)。
朝食。湯豆腐がいい。あと玉子焼きがおいしかった。ごはんは昨日完食したせいでてんこもり…。まあ3合炊きのジャーだからたかがしれているけど。まっちいが果敢に挑んでいた。
出発前に明るいところで宿の写真を。
再び伊豆急下田駅まで一駅移動。来たのはリゾート21。まっちいが熱心に写真を撮っていますが、ドアが少ないので立ってたところから乗れない(笑)。
今日は帰りの時間まで下田市内の散策。
とりあえず夏色キセキの聖地巡礼マップ片手に歩いてみる。
まずいきなり平井製菓であんぱん。こういう買い食い系を3つ、今回はピックアップして狙っていたので、腹減ってないけど買う。自分でもハリスさんの牛乳あんぱんと大粒栗入り 下田あんパンを買ったんだけど、まっちいに半分分けてもらってとりあえず満足なので、自分で買ったモノはお土産に持ち帰るとしよう。今日は本店の方はお休みだったので、こちらで即買って正解。なんだか、パンがじんわりとおいしいんですよ。
そして凛子の神社のモデルらしい下田八幡神社。絵馬のクオリティーが半端ねーす。これって絵馬買って持ち帰って家で書いてきたりするのかな? それともここでガッツリ書くのかな? 元住吉の伊藤さんの作品がかなり堪能できました。
ここからbのシーンに沿って移動します。iPadで画像確認しながら、自分のデジカメで同じカットを撮って歩き始める(下田駅周辺の時は見てスルーだったクセに徐々にエンジンがかかり始める)
福正で金目コロッケ。普段は1個150円なのですが、今日はちょっと小ぶりなため100円らしいです。右側のは新商品のメダイのメンチだとか。とりあえず腹減ってないので小ぶりな金目コロッケでもオッケー。なかなかうまい。
日進堂菓子店で、磯もなかと三島由紀夫の愛したマドレーヌを発見したのでそれぞれ1個ずつ購入。途中で食べよう。
島野製菓のさざえもなかを狙っていたのですが、今日はたぶんとんかつ一(はじめ)に行かなそうなんで、ルート的にないなあ、と思って。
そして(b)のルートを制覇して、(c)のルートへ。(b7)から(c1)までが遠いのですが、なんだかテンションが上がってきたのでどんどん歩きます。日差しが暑いです(笑)。まっちいはわざわざ来なくてもと不服そう(笑)。
ペリーロード、下田公園とガッツリ聖地巡礼。いやいや聖地巡礼じゃなくても下田の町並みを堪能するという意味で普通に楽しめるルートですよ。
地図に記されている赤い矢印はカットの方向ではないので、適度に探索気分も味わえます。丹念にカットと確認しながら歩きます。まあ、地図以外にもカットはいっぱいありますが、キリがないので、地図分くらいがちょうどいいバランスのような気がします。
(c9)だけ同じカットを見つけられませんでした(残念)。
まっちいと探偵さんに協力してもらってキービジュアルのカットも撮影。とりあえず、キービジュアルの写真のアップも内輪ウケでしかないし、カットあわせして撮りまくった写真も自己満足の世界なんでとりあえず割愛。
そしたら聖地巡礼を一段落して、犬走島へ。
釣り人が何人かいる防波堤を歩いていると、ちょうど遊覧船サスケハナが通りかかってシャッターチャンス。
犬走島の反対側まで来るとこんな灯台がありました。とりあえずここでおやつに磯もなかを。甘いあんこがおいしいですね。求肥は入ってないけど。
さて、昼飯はとんかつ一(はじめ)じゃなく、 CAFE&HAMBURGER Ra-Maru の1000円バーガー(下田バーガー)を食べに行きたいとのことなので、道の駅開国下田みなとまで港沿いを徒歩で移動。
この位の範囲だと徒歩でトコトコ移動ができていいですね。(今回は遠くのスポットは最初から断念してるわけですが)
席はアニメの7話で由香と凛子が座った席を確保して、注文に向かいます。
メニューに写真が無かったのですが、注文するカウンターで、
「ガツン!Wメンチ!!」というキャッチフレーズがサイコーなのでまっちいに挑んでもらう。
ガツン!!(笑) メンチ2枚重ねなんておかしいよ。
こちらは由香と凛子が食べた1000円バーガーこと、下田バーガー。金目鯛のフライのバーガーです。アニメではドリンクとセットにしているみたいなので、厳密には1000円ではないです。下田バーガー単品で1000円です。
かじってみたところ。金目鯛のフライです。スライスチーズとカマンベールチーズのダブルチーズが味わい深いです。
あと、まっちい申請のクーポン使用によるフライドポテト。ローズマリーの枝がついているので、ちぎって食べます。フライドポテトにローズマリーはおいしいですよね。一緒にフライしているのを前に食べたことある。
食事のあと、しばらくくつろいだらお土産を調達(ってほどしてないけど)して、帰りの電車に。
帰りはスーパービュー踊り子でゆったり東京へ一目散です。
指定席で楽々。指定券を取ったときは海側は結構びっしり埋まっていました。最終的に結構お客さん乗ってました。平日とはいえ侮れないです。
車内販売の生ビール(笑)。
日差しが温かいのでうとうととしたら熱海過ぎてました(笑)。
何回か来てるのに、とんかつ一(はじめ)で昼飯というパターンばかりだったので、ゆっくりできてよかったです。(道の駅で飯食ったことはあったかな)
それと、金谷旅館も期待通りいいお宿だったので、また機会があったら泊まりたいと思った。できれば今度はもうちょい寒くない時がいいかな。
まっちいによるレポートはこちら
2012年11月21日 : 金谷旅館、下田旅行
コメント (1)
購入した日本酒は、伊豆の里と伊豆力
まだ飲んでないや
投稿者: まっちい | 2012年11月30日 17:03
日時: 2012年11月30日 17:03