「電車男」のエントリに丁寧にお礼のコメントまで頂いてしまったGaiさんのウェブログに、「電車男」の新しいエントリがありました。
フィクションとして書かれているこの「エルメス子さんの視点から」の物語は、あながちそれほど的外れでもなくて、結構イイ線行っているんじゃないかなぁとも思った。
そういう意味ではちゃんと読んだのが夕べでかえって良かったかも。
Heppoko Gamer's Gai: 「エルメス子さんの視点から書いたフィクション」と更なる後日談に思う。
電車男の想い人、最初のセンセーショナルなプレゼントからエルメスと名付けられた彼女を主人公に小説風にしたためられたフィクション。
この物語はあの 電車男氏とエルメス嬢のエピソード を、エルメス嬢の視点から記述しようと試みた、実験的フィクションです。一種のパロディとも言えますし、つまるところ妄想です。
Hermes - asagi box
じつは、私は電車男さんを主人公に据えてこれを恋愛小説風にまとめてみたら面白いのではないかと、「電車男」のサイトを読み終えてまず感じたのですが、最初一人称でどうかと思った直後に、やはり三人称で書かれた方がいいような気がしたときに思い当たったのです。
これは、電車男さんを応援する人が自分というストーリーだと言うことに。
電車男さんをからかい半分でけしかけ、本気で応援し、旅立ちを見送る、そんな自分という体験をできるストーリーだということに。
だから、これはお願いというのはおこがましく、お薦めしかできないわけですが、エルメス嬢の物語が小説形態で読みやすいとはいえ、もとになっているストーリーを読破し、(すばらしい編集であまりあの形態に耐性のない人もついていけます)、それを反芻しながら読まれるのがよろしいかと思います。
あと、私は知らなかったのですが、この登場人物名は「炎の転校生」からきてるようで、知ってる人にはインパクトあるようです。