2023年3月1日落札
1989年
60,000円
https://audio-heritage.jp/YAMAHA/player/kx-w600.html
AKAIのデッキをひたすら攻めてたけど、
2022年年末ごろから昭和レトロブームなのかカセットテープブームなのかカセットデッキブームなのか、動作品が高級機どころか後期の普及機も価格高騰してくるようになって来た気がします。
そのため少し古めのリバース機の CS-F33R や GX-F44R を手に入れて修理しようとしてデッキのメカ部分の複雑さに心が折れたので、
2023年3月1日、動作品で誰も入札していないので落札。
窓からカセットテープが大きく見えるのが他のヤマハのデッキと違う路線
ヤマハのカセットデッキはリッドにスリットのような細い窓が開いてるデザインがパターンで、あんまりカセットテープが見えない感じがする。
カセットデッキって、カセットテープと回転するハブが眺められるのは一つの魅力ではないかと。
CDは円盤の回転が速すぎて眺めてるものではないし。
ダブルデッキ・リバースデッキはわりと避けられてる
まあメンテナンスがしにくいのと、気合いの入ったメカを搭載できない(スペースやコストの制約か)とかでグレードが低くなりがち、メカが複雑になるとか、どっちかのデッキが不調となると完動品ではなくなってしまうから、とかかな。
リバース機構も、どっちか方向のみ再生可能とか。あと、機構的に精度が犠牲になるためかグレードが下がりがち。
1ウェイの3ヘッドのシングルデッキで、
普及機・上位機・最高級機みたいなラインナップで、
最高級機はワケワカンナイ価格帯での戦いになっているので参戦できないし、
上位機も予算の範囲外。
そもそもいわゆるカセットテープブームが再燃したわけではないので…。
とすると、2ヘッドでも、普及機でも、ダブルデッキでもリバース機でも上等、ということで。
2023年になってからは、1ウェイの普及機も落札価格が上がってきた感じがする。
ヤマハのダブルデッキは気をつけないとツインデッキ(1つの筐体に単に2台入ってるような感じで、後ろの端子も2セットある)がある。
いちいちつなぎ替えたり、スイッチとか入れたりしたくないし。
ダブルデッキである必要は確かにないし、ダブルといってもダビング時以外はAデッキかBデッキのどっちかしか使えないようなのも寂しいけど。
外部ソースをAB両方で同時に録音できるメリットもあまりないとは思うけど。
安いグレードのデッキはメカもシンプルで、回路も少ない(笑)のでメンテはしやすい。
https://audio-heritage.jp/YAMAHA/player/kx-w600.html
ま、5~6万は普及機のグレードですよね。
http://ips.fc2web.com/pa/ar-5.html
https://nishimurasound.jp/blog/archives/12649
西村音響店さんが分解しているので心強い。
到着したら開梱して
(梱包がカップめんの段ボールだったので天地逆、段ボールの中に詰め物がないので段ボール内で動く状態で驚いたけど、外部に破損はなさそう)
とりあえず動作品のはずなのでリッドから中覗いてカバーだけ開けておかしくなさそうなので電源入れてみる。
カセットセンサーがあるっぽく、カセットを入れないと操作できないっぽい。
テキトーなテープを入れると検出されて操作対象のデッキとして選ばれる。
デッキ選択しないと操作できないの惜しいな。
再生、早送り、巻き返し、
再生時はまだなにもつないでないけどレベルメーターの反応が確認できたので、
無事動作するっぽい。
ので雑用デッキとして頑張ってもらおう。
左右のデッキが切り替えなしで独立して操作できる
GX-W830
を入手してほとんど使われなくなった。
1つ前:AKAI GX-R70EX(2)
次:YAMAHA K-1