Athlon 3000G と ASRock A320M-HDV R4.0 でマシンを組む

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Ryzen 3 3200G、Ryzen 5 3400Gで組んだマシンがあるんだけど、Ryzen 5 3600が気になってた。
ただ、Ryzen 5 3600 はCPU単体の価格もさることながら、グラフィック機能を搭載していなくて、そこそこのグラフィックボードを考慮に入れると、大幅に高額なシステムになってしまう。
問題はそれで何かしたいわけでもないし、手元のRyzen 3やRyzen 5も「十分速い」と思っているので、手を出さずにいた。

そこに、ハードオフでマウスコンピュータのLM-AA200S本体のみジャンクと、Fractal Design Define R5 の白を入手したので、余ってるマザーボードのN3700-ITXは、Fractal Design R5に入れてFreeNASにして、マウスコンピュータのケースの中に入れるのを検討。

マウスコンピュータのPCはジャンクとは言え、起動はしたんだけど、
このマザーボード、A8-3870K APU 搭載でまあまあのパワーがあったんだけど、USBメモリからブートできないので処分済み。(強引に型番で同型のファームウェアでアップデートしてみようとしたらお亡くなりに)

Ryzen 5 3600を狙わないのなら、今度はローエンド側を見ると、Athlon 3000Gが。
Athlon 200GE~240GEとかに比べると大した性能アップではなく、クロック倍率アンロックが話題になっているらしい。とはいえ価格差はそれなりの範囲なので、それで試すことにする。



Athlon の価格(2019/12購入時現在)

200GE 5,256円
220GE 5,644円
240GE 7,088円 納期1~2ヶ月
3000G 7,686円

AMD デスクトップ用AMD Athlon™およびAMD Aシリーズ・プロセッサー
スペック見る分には違いを感じない。

とはいえ200GEだと鉄板過ぎて面白くないので、新発売商品で、
ナンバリングルールが変わって世代が違う感をアピールしているので。

ケースは、Micro-ATX対応なので、今までの2台のMini-ITXより廉価な

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ASRock A320M-HDV R4.0

を選択。

BIOSはP3.30でAthlon 3000G対応

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P3.70、最新で届いた。
(いざとなったらRyzenでBIOSアップデートできるだろう、とたかをくくってポチった)

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だいたいこんな感じかな。
(光学ドライブは起動時にシークする音がウルサイのでつながない(笑))

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Athlon 3000G の箱ちっちゃ。
(なお箱の大きさの差はクーラーの大きさの差)

起動してみると、HDMIで画面が全然映らなくて焦ったけど、RGBでは表示できるし、HDMIケーブルを交換したりしてる間に映るようになる。
HDMIケーブルかモニター側の端子か、その辺の接触が悪かったのかも知れない。


Windows 10はN3700-ITX用でインストール済みのSSDから起動しようとしたけど、ブルースクリーンになってしまうので、あきらめてクリーンインストール。

ドライバダウンロードページで、Athlon 3000Gを指定するとなにもダウンロードできないので、AMDトップページの
AMD Radeon Software Adrenalin 2020 の「詳細を読む」から
AMD Radeon Software Adrenalin 2020
の「今すぐダウンロード」からダウンロードしてインストールする。
(機種選択フォームで選択すると同じことの繰り返しなので、自動検出&インストールの一番下の「今すぐダウンロード」からダウンロードする。自動検出だと余計なものもゾロゾロ入れられたりするので気に入らないけど)

マザーボード関係のソフトウェアは、
(このマザーボードは R4.0 と無印があるのでダウンロードページの選択注意)

ASRock Motherboard Utility バージョン:3.0.251

Restart to UEFI バージョン:1.0.6

Motherboard Utility はファンの回転制御アプリが含まれている。UEFIの中にFANチューニングの項目が見当たらないので、このアプリ使わないとダメなのかな?

Realtek のLANドライバやサウンドドライバは割とWindows 10は妥当なのがインストール済みだったりするので、わざわざインストールする必要がないことが多い。

システムドライブにM.2 SSDを奢っただけのことはありサクサク動作する。

特に重い処理をしない分にはメインPCとしてコレでも十分な人多いんじゃないかな。

マインクラフト Win 10版もまあまあ動作する。

  

メモリは、

Ryzen 3 のマシンの方を交換して玉突き。
Athlon 3000GはDDR4-2666MHzで回らないのかな。
DDR4-2400MHzでないと動作しないっぽい。

後日談
Athlon 3000G は Windows 11 非対応らしい。
(2024年10月27日追記)

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2019年12月27日 13:28に投稿されたエントリーのページです。

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