FreeNAS を通常のNASとして使う分には、Wizardを使うだけで最低限の設定は可能ですが、あと、堅牢性を活かしたり、実用にするにはもう少しステップが必要です。
とりあえず、画像は後で用意することにして、
FreeNAS 9.3 の手動初期設定
でやってて、Wizardとかでは設定されない部分のありか。
SMBの設定
Services > Sharing > SMB
NetBIOS Name の変更とか
DOS Charset CP932 とか
ネットワークごみ箱の設定
Wizardだと選択するところがないので、
Storage > ボリューム名 > Shares > 共有名
Advanced を展開して
Recycle bin
Snapshot の設定
Windows クライアントからは「以前のバージョン」として利用が可能になる
Storage > tank > Snapshots > +
Name 適当に(カレンダーに表示されるのでなんかわかればOK)
Dataset tank とか(Browseで選択してSelect)
Expires After 1 Weeks ここはお好みで。前は2週間だったような
Allow Replication
Recursive チェック(このSnapshotタスクで全体をまかなうとき)
Repetition
Repeat Every 2 Hours とか
S.M.A.R.T.
ハードディスクの寿命を検知して大災害を予防
Calendar > [Smart] を適当にドラッグ
Create an event
Name 適当に
Enabled チェック
Disks 起動用のUSBメモリ以外を選択
Test type 普段は Short で十分派
run now ですぐ実行
Task Shcedule
● every day とか
Occuring at:
00:00 とか
UPS
無停電電源装置があるなら使うに限る。
ちと手元にないのでわかんない
Services > Management > UPS
にある。
rsync
複数のFreeNASで同期したり、複数のVolume間で同期したりしてバックアップをとるのに使う。
Calender > [Rsync] を適当にドラッグして設定。
Services > File Transfer > RSYNCD で rsync module を起動出来るっぽい。
Boot Volume の二重化
System > Boot Volume > Boot Volume Disks
Add
プルダウンから選んでdone
FreeNAS 9.10 のときより、Boot イメージが大きいのか、サクッとは追加されない。
とりあえずこんなところかな。
とはいえ、FreeNAS Corral にする意味は、Dockers と bhyve じゃないかと思うんだけど、まだ実環境の FreeNAS Corral がないので、しばらく試せないかなあ。