BitTorrentを試してみた

先日、友人の協力を得て、BitTorrentの威力を体感するコトができたので簡単に紹介します。

発信は私で、140MBほどのMPEG2ファイル。私の環境は上下15Mと言われるKDDIのマンション型のVDSL。マンションから上は100Mとのこと。ただし、上りは使う人が少ないのか異常にスピードが出るのが特徴。

友人1は同様にKDDIで、1000Mとのこと。
友人2は1.5MのADSL、
友人3は8Mくらいかな?

3人にダウンロードを開始してもらったところ、友人1へグングンデータを転送し始める。
見ていると、友人2と友人3は友人1からのダウンロードも開始した様子。
友人2はそれなりに時間がかかったが、それぞれ帯域をフルに使って転送できた。

この結果から、1:1で転送するより発信者のトータルの転送量が少なくなることから、ある程度の少人数でも十分な効果を上げるようだ。
また、発信者以外は大した作業なしに、自分のアップロード帯域を発信者に提供できるということもすばらしい。
1:1で1回送信すればいいだけなら効果はないが、少なくとも複数の相手に送信する場合、メールボックスの負担などを考慮しても、BitTorrentの実力というものの片鱗を垣間見ることができたような気がします。

トラッカーさえ用意できれば、ファイルを置いておくウェブサイトも必要なく、ウェブサイトの回線の帯域も気にすることなく、効率的にファイルを配布できるようです。

現在の日本のADSL~光の範囲ですと、数十MB~数GBまで、活用範囲はあると思われます。

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2004年10月25日 13:13に投稿されたエントリーのページです。

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