キャタピラーで移動して、ショベルで穴を掘る建設機械を「ユンボ」と呼んでいますが、「なんでユンボって言うの?」と訊かれると知りません。
そこで調べたところ、
油圧ショベルはヨーロッパ生まれ。昭和30年代前半までは、日本もその大部分を輸入していました。中で評価が高かったのはフランス・シカム社の製品「ユンボ」。昭和35(1960)年、同社と技術提携した新三菱重工(現三菱重工)が、翌年に代表機種のY35を初めて国産化するや、その名は油圧ショベルの代名詞として瞬く間に浸透しました。ショベルカーやバックホー、パワーショベルなど呼称はさまざまですが、(社)日本建設機械工業会では、「油圧ショベル」に統一しています。
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とのこと。いわゆる「ステイプラー」に対する「ホッチキス」みたいなものですかね。なお、このユンボというのは(株)レンタルのニッケンによって商標登録されているそうです。
で、他に出てきた名称についても、一応。
「油圧ショベル」(社)日本建設機械工業会の呼称。
「パワーショベル」呼称が統一される前にコマツが使用していた油圧ショベルの呼び名。サイトでは表記が見あたらないが、コマツの製品の型番が「PC」であるあたりに名残か?
「ショベルカー」油圧ショベルに限らず警察用語で建設機械をさす。 新聞報道でもこの表現が使われています。
「バックホー」back hoe(後ろに掘る)という英語から手前に向かって地面を掘る方法の建設機械の通称。
参考サイト:
Trademarks
THE CAT
name7a
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