トラックバックのルール

トラックバックの本家本元のMovableTypeに限らず、このところ、ウェブログツールといわれるツールにはほとんど装備されているトラックバックですが、「トラックバックのルール」でググっても全然ヒットしません。

コメントとトラックバックの使い分けとか。
ルールってあるんですかね?
3DAYS PRIEST 3rd | i_rain's layer

ふと思って「トラックバックのマナー」でググったところ、それなりのヒットがありました。いくつかのページをたどってみると、(あー、なんか、こー。複数のページのリンク関係を整理してブラウズできるツールとかないかなあ)

トラックバックの有効な使い方を考える : ウェブログ@ことのは

トラックバックについての書き物としてメジャーなのはここかな。


以下、内容の項目を拾ってコメントしてみました。

■トラックバックする場合は、本文中でリンクし、そのリンク先の内容について触れたうえで
関係ない記事のトラックバックはタダの迷惑ですし、ちゃんと管理されているウェブログからはすかさず削除されるでしょう。また、どこかの記事について触れているのに、読者がその記事をたどれないのはユーザーフレンドリーじゃないので、リンク元は明記するべきです。

■トラックバックは事前に伺いを立てる必要なし
トラックバックという機能、MovableTypeに限って言えば、受け付けないようにしたり、受け付けたものを削除したりできますから、できるようにしている、という時点で無断でトラックバックOK。だいたい、フツーの設定なら、トラックバックが成立した時点で、管理者にメールで通知が行っています。あらかじめ、メールで許可を得る必要なんてないでしょう。

■トラックバックにお返しのトラックバックは不要
トラックバックする記事は本来、自分の記事に対するリンクを含んでいるはずですので、お返しにトラックバックを打つ必要はないでしょう。ただ、リンクが含まれていない記事の場合に、読者の事を考えてトラックバックしておくのは一つの方法だと思います。
そもそもトラックバックのお礼など、ほかの閲覧者には不要な内容なので、必要ありません。どうしても礼を尽くしたければ、直接メールでお礼すればいいでしょう。

■トラックバックとコメントの使い分け
自分のウェブログ内の記事(エントリ)にできそうなときはトラックバック、そうでないとき(または自分のウェブログがないとき)はコメント、でいいのではないでしょうか。

ただ、なににせよ、マナーとかルールとかは後から付いてくるモノであって、事前に決められているものでもないと思います。ページにコメントをできる機能はかなり昔から実装されていました。
それに新しくトラックバックという機能が用意されて、どう使うのか、どう使い分けるのか、ユーザーが試行錯誤する。それにより、トラックバックのルールはできあがっていくものなんじゃないかと考えます。

「トラックバックのマナー」というキーワードではかなり興味深い記事に突き当たりますし、上記で紹介した記事にもたくさんのリンクが紹介されています。
またしばらくしたら追記することもあるかもしれません。

2005.2.13追記
このエントリを作ってからまもなく1年が経過するんだなあ、と思いつつ、未だにトラックバックなどいただけているので、若干追記しようかと思いました。
今となっては続々とウェブログサービスが出てきて、自分のウェブサイトをHTMLでアップロードして維持する代わりに、ウェブログを使う、というスタイルが定着してきたような感じがします。
そうすると、エントリー自体の相互リンクの一環として利用できるようになってきますよね。


ひなは大体の常識を「引用した相手側のリンクを貼って、トラックバック。トラックバックしてくれた方にはコメントでお礼をしにいく。ニュース性のあるものは「これに関して自分はこういう意見ですよ」という形でリンクなしでトラバを送ることもある」

ひなのメイド部屋:トラックバックの常識ってどれなんでしょう??

基本線はやはり、この内容になるのではないでしょうか。
「あなたの記事に関して、こんな事を書いてみました」
というお知らせ機能を余すところなく表現しているように感じます。

トラックバックが入ると、原則相手のエントリーにはリンクが入りますので、受けた側は何もしなくてもいいと思うのですが…。

(私の場合は、「オートディスカバリー」という機能をオンにしているので、本文中でリンクすると送ってしまうのですが)


ブログのアクセスアップにトラックバックは有効
でしょうか?

これまで取り上げた、相互リンク、PING送信、
人気blogランキングへの登録の中で、もっとも
有効だと思われます。

相手先に強制的にリンクを張るのですから強力なのは
いうまでもありません。

アクセス向上の必殺技トラックバックは有効か?

アクセスアップという観点から、トラックバックを利用する業者(?)があって、ときたま、全然関係ないサイトへのトラックバックを受信しますが、最近ではGoogleではMovableTypeのエントリーくさいのが全然ヒットしなくなってしまっていますので、これまでほど効果がないかもしれませんが、他の人のウェブログを読んでいる人を誘導する力という点では、トラックバックの効果は高いと思います。

あるテーマについて、記事を追いかけている人などは、トラックバックを丹念にたどることで、一連のネットワークの意見を見ることができるはずです。
エントリーのネットワークを形成する、という点で、コメントとトラックバックは決定的に異なるものと思われます。

あと、エントリーを丹念に生成している人は、あまり有効でないトラックバックを頂いてしまった場合は削除するのもアリかな、と思いました。


孫ネタみたいな感じかな・・・そこからまたトラックバックをサーフィンし、その記事が自分の記事と関連がありそうならば、当然トラックバックを送信するでしょう。

トラックバックとコメントの違い|風マニア

「孫ネタ」という書き方ですが、ある方のエントリーはきっかけに過ぎなくて、自分がエントリーを書きたくなったエントリーは、そのエントリーのリンク先だったりした場合の事だと思いますが、リンク先をうまく紹介している場合は双方にトラックバック、たまにブックマークのように、ほとんどコメントもなくリンクだけしているエントリーがあるのですが、そういう場合は、リンク先の方だけにすることもあります。

これは、リンク先の記事の方が価値があって、リンク元はあくまでそこへの誘導でしかなく、自分のエントリーを読んでくれた人に同じルートをたどって頂く必要はなく、必要なエントリーへ。

つまり、私のMovableTypeの設定だと、
「本文中でリンク」≒「トラックバック送信」
という感じですかね。


「(トラックバックは)基本的に掲示板のアラシとは違い、自分のブログへと誘導するのでそんなにひどい行為は行われないので、有名ブログだとコメントは禁止していますが、トラックバックは受け付けているところが多いです。」

トラックバックだと自分の読者にも嫌われるのでそういう質の低いものがないんだと思います。

コメントとトラックバックの違い:悪魔(アクセスアップ)に魂を売ったブログ

トラックバックの場合は、リンク先のウェブログ(など)にそれについての記事が書かれるので、そのウェブログ(など)の持ち主の品格が問われてしまうわけですね。

反対にコメントは根無しで、そのコメント1つがいかに攻撃的であっても、書き込んだ本人との関連性が低いわけですよね。

この有名人ウェブログの対処方法もコメントとトラックバックの違いのひとつになるかもしれません。

トラックバック

この一覧は、次のエントリーを参照しています: トラックバックのルール:

» トラックバックの常識ってどれなんでしょう?? 送信元 ひなのデスノ部屋
トラックバックについて考える記事を書いたので引用させていただきました [詳しくはこちら]

» トラックバックは有効か?アクセスアップとマナー 送信元 腰痛ダイエット花粉症対策日記
アクセスアップにトラックバックは有効でしょうか?これまで取り上げた、相互リンク、PING送信、人気blogランキングへの登録の中で、もっとも有効だと思われます。... [詳しくはこちら]

» トラックバックとコメントの違い 送信元 風マニア
コメントというのは、素直にコメントです。そのブログの記事についての感想、誤植の指摘、ブログ作者へのメッセ等に使うことが多いです。 これに対して、トラックバ... [詳しくはこちら]

» トラックバックとコメントの使い分け 送信元 自分、人、流儀
ブログ初心者の俺は、「トラックバックとコメントの使い分け」というワードで検索してみた。 このサイト(「きりしま屋」さん)が出てきた。 ふむ、ふむ。よくま... [詳しくはこちら]

コメント (1)

ogoh:

昔、メールはウェブメールは×とか、もっと昔、
メールのタイトルは半角英数で、とか、
なーんかいろいろあったよね、メールひとつで。
インフラやテクノロジイの変化で、
この辺りもいろんなお決まりができては消えてゆくんでしょうね。
もっとも、まだトラックバックの意義が理解できるほど貢献してないサイトの管理人なんですが。むにゃむにゃ……。

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2004年04月28日 10:23に投稿されたエントリーのページです。

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