AKAI GX-F44R

2023年2月26日落札

1981年頃
当時の価格は 79,800円
https://audio-heritage.jp/AKAI/player/gx-f44r.html

ヘッドが前後にスライドするオートリバース機、
CS-F33Rと同時期のGXヘッド搭載の上位機種らしい。
先に入手したCS-F33Rのメカが降ろせないので同時期のグレード違いと比較しておろし方の参考にするために入手してみる。

早送り、巻き戻しのみできるってことだけど、動かしてみるとやっと回転してる感じで再生のスピードほども回らない。まあいいけど。
キャプスタンベルト、アイドラー、ピンチローラー交換コースか。
場合によってはリールモーターもどうにかしないとか。
カバーがゆがんでいるので、
程度としてはCS-F33Rより悪いか。


反対に
出品者の人の梱包はこのところ落札したカセットデッキの中では最高に丁寧だった。

https://doinaka123.blog.fc2.com/blog-entry-87.html

https://doinaka123.blog.fc2.com/blog-entry-88.html

https://doinaka123.blog.fc2.com/blog-entry-89.html

https://doinaka123.blog.fc2.com/blog-entry-90.html

キャプスタンのゴムベルトの掛け方の図がある

http://gt2500jzz.livedoor.blog/archives/1730798.html

http://gt2500jzz.livedoor.blog/archives/1730801.html

カセット入れてなくても操作できるので、カウンターベルトは動作しているし、
早送り・巻き戻しはしばらくは弱々しかったけどそのウチそれなりに回り始めた。
再生は、ピンチローラーが上がらなくてテープが送れない模様。
手で動かしてみたら、リバース側は上がるようになったけど、フォワード側はガチガチっぽくてビクともしない。
これだけでリバース再生だけできるようになったので、
ピンチローラーアームをバラして清掃かな…。


R0019639.jpg

メカの部分が、CS-F33Rよりはるかにギッチリしててバラすの大変そう。
フロントパネル側にLEDの基板がついてて、フロントパネルすらすんなり外せない。
基板を外そうにもケーブルの余裕がないのでアクセスしづらいので、本体とつながっている2本のうち片方をコネクターから外して引き出して基板を外す。
フロントパネル外すといろんなところがグラグラし始めて組み付ける時に合わせなければならない場所がいっぱい。
操作パネルのベースが曲がってる気がする。すんなりハマらない。
苦労してる間にカウンターのリセットスイッチの延長部が内部に落っこちる。
…面倒くさい。

とりあえず清掃・グリスアップしてピンチローラーアームが動くようになったので、フォワードも含め再生はできるようになった。

ついでにCS-F33Rと同じピンチローラーに交換する。カッチカチのピンチローラーはスリップしてる気がする。もともとのピンチローラーは芯の部分が真鍮っぽいんだけど、アリエク結構探してみたんだけどその仕様のは見当たらない。
この機種はオートリバースとテープエンド検出用のセンサー、消去ヘッドの取り合いで、ピンチローラーのサイズがかなりいじめられてて、すごい径のちっちゃいのが使われてる。

10pcs 8x6x1.5mm wheel belt pulley rubber audio pressure pinch roller for cassette deck tape recorder Stereo player
https://www.aliexpress.com/item/1005002156641654.html

適当な音源で自録再を試してみる。テープは再入手性でまずはダイソー。あー。ダイソーのテープはかなりレベル下がるんだなあ。
あとやるとしたら新品で手に入るマクセルのURか、頑張ってAmazonとかでデッドストック?が売られてるTDKのAEかな。
メタルとかハイポジションは同じもの手に入れるのからして大変そうだからまあいいか。

YouTubeでUR AD AD-X で自録再上げてる人がいるのでその辺か。でも今度はソースの曲がわからないな。
Take Five は市販のミュージックテープ、
Take the “A” Train はどのテープなのかわからないか。
ストリーミング音源でやるだけやってみるか。

とかやってる間に
CS-F33Rの修理が終わったので聞き比べてみると全然音が違う(笑)。スゴイなGXヘッド。いや、グレード違うから内部の基板の構成も全然違うんだけどね。
まあ、ショボイスピーカーとかで聞くと差が縮まるから、違いを聞き取れるようなスピーカーやイヤホンとか使うのでなければ、アレはアレで。

クイックリバースするところ。

1個前:AKAI CS-F33R

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2023年09月20日 09:07に投稿されたエントリーのページです。

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