レンタル/リース上がり品の外装チェック工程を省略したお買い得品、というのがTwitterで流れていたので、買ってみた。
横河レンタ・リースの引き上げた商品をQualitというところが販売しているらしい。
2017年頃のモデルで、
i5-6500搭載 ←Pentiumとかi3とかの非力なCPUだともう少し安いけど、この位あればゲームとかしなければ十分な感じ
メモリ4GBx2の8GB ←メモリ4GBとかだと即増設が必要だけど、8GBあると増設しなくてもまあまあ使える。一応4スロットあるみたい。最初から64GBフル実装するつもりで探してるなら関係ないだろうけど、相性気にして4GBを1枚探したり、2GBx2枚や4GBx2枚増設する金額考えると、8GB搭載は大変ありがたい。しかも、1枚じゃなくて2枚構成で(たぶんだけど)デュアルチャンネル駆動になってる。そういえば第6世代からDDR4メモリになるのかな。
あとは、メーカー製デスクトップならではのコンパクトさかな。いわゆるフツーのスリムデスクトップサイズより一回り小さい。魔改造しにくいのとトレードオフだけど。
(中途半端に古い世代のCPUが載るマザーボード探したりしてると、「新品買った方が早くて安くね?」なんてことがままあるので、これはヘタにいじらずこのまま使うのが)
EliteDesk DMだとさらに小さくなるけどACアダプター型になるはず。
で
・クリーニング済み
・OSリカバリ済み
・当社のレンタル物件付属品一覧表が付属しており、管理シール/タグが貼られています。
とのこと。
同社のホームページで「バリューPC」というカテゴリを見回してみたけど、他のモデルは、少し世代が古すぎたり、メモリが4GBしかなかったり、お値段がそれなりにしたりしていて、なおさらこのモデルが特に魅力的に。
2018年頃のモデル
ProDesk 600 G3 SF(Y3F34AV-BFYK/Win10x64) HP Core i5-3.2GHz(6500)/8GBメモリ/500GB/DVDライター 2018年頃購入 [バリュー品] [中古] [デスクトップ][期間限定][セール][セキュリティ対策同梱オプション対象商品]
は仕入時期が違うだけで同スペックで23,100円と0.5割増し。
EliteDesk 800 G3 SF(Y2Z63AV-ACYR:Win10x64) HP Core i7-3.4GHz(6700)/16GB/1TB/DVDライター 2017年頃購入 [バリュー品] [中古] [デスクトップ][期間限定][セール][セキュリティ対策同梱オプション対象商品]
はi7搭載で16GBだけど、39,600円。こちらはいわゆるスリムデスクトップサイズだと思う。
(ProDesk 600 G3は一般的なスリムデスクトップより少し幅(?)が小さい。内蔵されているマザーボードの長さがMini-ITXサイズとMicroATXサイズの中間(?)みたいな感じで拡張スロットが2つ、奥行がちょっと長い感じ)
EliteDeskだとグラボの搭載スペースに2スロット分ありそう(でも電源ユニットで窒息しそうだけど)、3.5インチのシャドウベイが2つに2.5インチのシャドウベイが1つありそう(でも搭載するのに変なカタチのビスが必要そう。ネットの写真とか見てるとフレームに予備のビスがついてるっぽい)。
2020年頃のモデル
ProDesk 600 G5 SF(6DX60AV-ETTH/Win10x64) HP Core i5-3.0GHz (8500) Vpro非対応/8GBメモリ/500GB/DVDライタ- 2020年頃購入 [バリュー品] [中古] [デスクトップ][期間限定][セール][セキュリティ対策同梱オプション対象商品]
は第8世代搭載で、41,800円。
このクラスになってくるともう少し積み増して新品で考えたくなる。
また、
ヤフオク!とかハードオフでこのクラスのをこの価格で入手するのはなかなか難しいかと。
1円スタートとかで何かの拍子に安く落札できたりというワンチャン狙いだといつ入手できるかわかんないし。
調べてて
CPUのグレードがちょっと良くて19,580円、こんなの見つけたけど、残3。
というか、格別この機種が欲しいわけじゃないし。
見渡した感じ、Qualitよりサイトが見づらくて探しにくくて、それぞれの球数が少ないけど、若干安いか若干高スペックかも。
> 外観ランクS~Bランク相当のレンタル品をそのまま販売しております。
> 商品には当社の管理シール/タグ/レンタル物件付属品一覧表等が付属しています。
とのことですが、予想以上に綺麗です。
キーボードの右上と本体に小さく横河レンタ・リースのシールと管理番号のシールが貼られていました。このままレンタルに出荷できるような状態の気がします。
引き上げて、クリーニング、リカバリしてレンタル用にスタンバイしてた在庫が、古くなってきてレンタル対象にならなくなってきたので処分、って感じでしょうか。
中身も十分綺麗。
起動前に、HDDを手持ちのSSDにクローニングして、
SSDから起動してセットアップ。
(HDDはWD Blue WD5000AZLXが入ってた)
背面端子。
DPx2とD-sub 15ピンx1という構成になってる。
DPの余ってるディスプレイがあってよかった。
リカバリ済みなので、いつものセットアップ。
当時モノということか、1803で起動。
Windows Update で 20H2 にアップデートが完了するまで約3時間。
後はファームウェアとかドライバを、
HPのホームページで確認して適宜更新。
とりあえず、コレと入れ換えになる予定のPCとの比較用に
Cinebench R15を実行。
OpenGL 49.70 fps
CPU 524 cb
ってところらしい。
で、
コレと入れ換えになるPCから
Radeon R7 250
を移植。
パフォーマンスは少しマシ、位だと思うけど
これでHDMIで接続できるようにはなる。
グラボはCPUから遠い側のスロットにしか装着できないので、ファンが電源ユニットに面してて、エアフロー的にはダメダメな感じ。
この位置なので、2スロット占有型のカードは装着できないっぽい。
そういえば、昔ヒートシンクが反対側にあるグラボ探して装着したことがあったなあ。あれはDellのパソコンだったか。
マルチメディア コントローラーのドライバがあたらないのも同様の状態。
Cinebench R15は
OpenGL 66.16 fps
CPU 501 cb
ベンチの実行中も若干滑らかな感じ。
手持ちの他のPCだと、
Ryzen 3 3200G とオンボードの Vega 8 の
OpenGL 55.52 fps
CPU 574 cb
あたりと近い感じ。
ま、CPUも4コア4スレ同士だしなあ。
あとはバラしてて、ドライブケージの下に
M.2 のスロットが2つ(片方はWi-Fiモジュール用かな)あるのに気づいたけど、
コレ用に NVMe SSD とか購入するまでもないんじゃないか、と思っているところです。
(2.5インチのSSDでとりあえず運用するけど、固定できる場所がないので3.5インチ用のマウンターを用意しなければ)
ELUTENG HDD/SSD 変換 マウンタ 2.5 3.5 ブラケット 変換両面使用可能 新型 アルミ合金制 SATAケーブル 内臓電源ケーブル セット 2.5 3.5インチ 変換 マウンタ
にしてみた。
アルミ製のがいいかなと。
あと、
マウスがサイドのすき間がボタンクリックで開閉するのできりしまの持ち方的には親指が痛くなるヤツだった。
キーボードはキートップの角がとんがっている感じで、真っ芯を叩かないのか指先が痛い感じがするので手持ちのマウスとキーボード使う。
セールを紹介してたページ
Core i5-6500搭載の小型スリムPC「ProDesk 600 G3 SF」が22,000円、Vランク中古品がセール - AKIBA PC Hotline!
Core i5-6500について評価しているページ
Core i5-6500の性能スペックと特徴まとめ【2021年】 | 4コア4スレッドとスペックが低いため現在は通用しないが、後世のCore i5シリーズに多大な貢献を残した偉大なCPU!
ゲーミングPCスペックを求めるなら2021年現在中古であえて買うようなCPUではない、とのこと。このPCも拡張性とかかなり厳しいので、価格最重視や、オフィス用途やセカンドマシン的な位置づけを逸れようとした場合はあまり適さないかも知れません。
GT1030を仕込む動画だけど、装着して終わりなので、グラボの窒息具合とか、熱がどうなるのかとかわからない。
Radeon R7 250 は結構熱くなってて、特に何もしてなくても70℃とかいってて、ファンが結構ブン回っててウルサイので、これならオンボードの Intel HD 530 に DP→HDMI 変換アダプタでもかました方がいいような気がしてきた。
HP ProDesk 600 G3 SF 製品詳細 スペックPDF
によると、メーカーオプションの設定は GT 730 らしい。
テキトーなサイトで調べたTDP的には GT 1030 < GT 730 < R7 250 って感じなので、R7 250 使うの諦めるかなあ。
GT 1030 は枯渇してるし、GT 730 も1スロットタイプはまともな価格で見かけないし。
DisplayPort - HDMI変換 アダプター iVANKY DP - HDMI変換 アダプター【1080P/20cm】 デスクトップPC、ラップトップ(HP/Lenovo/Dell)、モニター、HDTVなど対応 黒
こんなの使って、Radeon R7 250 は外すかな。
HP公式が分解と、パーツ増設の動画を公開しているのなんて、現代的だなあと思ったり。
しばらく使ってて思うのは、Synaptics HD Audio 関連で稼働している Flow っていうアプリがタスクマネージャーでアプリの項目に常時居座っているのが気にいらないのと、電源のオン時、及び何かの拍子に周囲のスピーカーに「ブツッ」というノイズを走らせている気がする。
サウンド無効にすればなんとかならないかと思ったが、
HDMI経由のサウンド自体が無効になってしまってうまくいかなかった。
その後、2021年8月頃に2万円を切る金額で在庫所分セールがされたあと、一気に品がなくなったようです。 現在は2018年頃購入の方の在庫が残っています。
特に不満はなかったんだけど、
ProDesk 600 G3 SFF に NVMe M.2 SSD を搭載してみた。