ぼくのかんがえたさいきょうのFreeNAS機みたいな(苦笑)。
hp ProLiant MicroServer が終息し、後継の商品が見当たらないので、自作機を用意してみました。Fractal Design node 304 に ASRock N3150-ITX を組み込んで2TB 6ドライブの FreeNAS を構成しました。予想以上に CPU パワーは十分でしたが、ここでちと誤算。
ZFSの場合、容量の80%ぐらいが通常使用の限界点なのです。
(使用量が80%を超過すると警告される)
ということで、予定していたファイルが全て格納できないため、2台目を用意する必要が出てしまいました。
幸いというかなんというか、1台目の FreeNAS へデータを転送してカラになった2TBのハードディスクが8本ほどありますので、ハードディスクには苦労しません。
それで、今回はケースを大きくして、8台構成を、とちょっと思ったのですが、ケースはまだしも、マザーボードがSATAポート×8というのがかなりフツーじゃないことに気づきました。
そこで、再び6ドライブ搭載可能な、 Fractal Disign node 304 の出番です(苦笑)。
同じケースならスタッキングもできるしね。と乱暴なことを考えながら、売り切れてしまっている黒の代わりに白で構成してみました。
Fractal Design Node 304 White MiniITX DTX用キューブPCケース 日本正規代理店品 CS4363 FD-CA-NODE-304-WH
左右のメッシュが黒い塗装なのが惜しいですが、割とクールな感じだと思います。
あとは構成ですが、手元にSATAカードの余りがないので、
mini-ITXで6ポートを持つマザーボード、というところから入ります。
GIGABYTE マザーボード intel Z97 LGA1150 miniITX スタンダードシリーズ GA-Z97N-WIFI
GIGABYTE マザーボード intel H97 LGA1150 mini ITX スタンダードシリーズ GA-H97N-WIFI
以前ノミネートしていた GA-Z97N-WIFI が安かったので、WIFI機能を最初から捨ててこれを選びましたが、別にZじゃなくていいので、 GA-H97N-WIFI でもSATAポートが6つあるのでいいと思います。(今は GA-Z97N-WIFI はずいぶん高くなってしまっています)
Intel CPU Celeron G1840 2.80GHz 2Mキャッシュ LGA1150 BX80646G1840 【BOX】インテル
CPU。FreeNAS で CIFS を運用するだけならさほどパワーは要求されないので、容赦なく LGA1150 で一番安い CPU として G1840。TDP 54W にくらっと来ますが。
CFD販売 デスクトップPC用メモリ PC-12800(DDR3-1600) 8GB×2枚 240pin DIMM (無期限保証) (Elixirシリーズ) W3U1600HQ-8G
メモリ。CFDのいつもの16GB。CL9のほう。このマザーボードはフツーのデスクトップ用メモリを使用。
玄人志向 電源 500W 80PLUS Platinum 12cm静音ファン KRPW-PT500W/92+ REV2.0
電源は、80 PLUS Platinum認証電源でなんか、ということでこれ。オウルテックのAURUM92+もいいと思うけど、ショートスパンケーブルが、ハードディスクが互い違いにマウントされるこのケースに合わない…。
できれば、PCIe用の8ピンケーブルが着脱可能な電源がいいんだけど、AURUM92+は固定だし、値段との折り合いを考えて。
あとは、SATAケーブル。
オウルテック 6Gbps対応シリアルATAケーブル[ストレート]-[ストレート] ラッチ付 30cm ブルー OWL-CBSATA-SS30(BL)
手持ちが枯渇したので買いました。30cmの4本にしましたが、長さの違うのを組み合わせて絶妙な長さで配線してもいいかもしれません。
SATAケーブルがまだ納まっていませんが、CPUファンがあるというだけで配線が面倒。
ファンレスの N3150-ITX の場合は気にしなくていいのがスゴイ。
消費電力は60W~70Wくらい。
N3150の構成だと、45Wくらい。やはりスゴイです。Braswellの6W。(G1840はTDP 54W)
さすが Intel チップなのかどうかは分かりませんが、N3150-ITXよりスコアがイイです。
このマザーボードはRealtekのチップも積んでるデュアルなのですが、面倒なんで切り替えてベンチマーク取っていません。