FreeNAS 9.2.1.X が終わりを告げ、FreeNAS 9.3 が来ました。
・UIの簡素化と再設計
・Microsoft ODX と Windows 2012 クラスタリングのサポート
・VAAIのサポートなど、より良いVMwareとの統合
・新しいアップデート機能と、ロールバックのサポート
などなどで、
9.2.xのユーザーと9.3ベータのユーザーはアップデートを強く推奨しています。
9.3のリリースノートによると、
・WebDAVのサポート
・Samba 4.1.13
・iSCSI (CTL) の更新
・AD/LDAPの設定変更が即時反映される
などという記述も見受けられます。
まずは、9.2.1.9環境からのアップデート。
(ESXiの仮想環境を利用したISOイメージからの新規インストールはFreeNAS 9.3 の新規インストール)
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FreeNAS 9.3 のハードウェア要件は、
64ビット版のみ
メモリ8GB以上推奨、
できればECC推奨
ZFSの重複排除機能(deduplication)を使うなら、1TBあたり5GBのRAM
大人数でActive Directoryを使うならWinbindのキャッシュ用に2GBのRAM
が必要とのこと。
8GBのRAMが搭載できないのであれば、よりパワフルなハードウェアを検討した方がいいとのこと。(メモリが少ない場合は、パフォーマンスを下げる代わりにカーネルパニックを押さえる Autotune 設定も試してもいいかも。)
起動用のUSBメモリは、最低4GBでも動作するようですが、新しい複数の起動環境などを記録するためには、8GBや16GBのUSBメモリを使用しておくことが望ましいようです。
(ブートデバイスをミラー化することができるので、同型番を2本用意してもいいでしょう)
あとは今までとそう変わらないと思います。
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FreeNAS 9.3 からアップデートの手順が簡単になりました。
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