The Ten Commandments of Weblog - Blog-yana!
に紹介されていた、
essays :: ten tips for a better weblog
です。
おそらく、
Joi Ito's Web - JP: レベッカ・ブラッドと10のTips
からたどられたのではないかと思います。
原文英語なので、ざっくり翻訳してみました。
翻訳本業ではないですし、おおざっぱに意訳で日本語にしようとしていますので、多少変なところもあります。もしアドバイスがあればお知らせ下さい。
よりよいウェブログのための10の心得
1.使いやすい更新ツールを選択してください。
いくつかのサービスを試してみてください。 無料のものもありますし、いくつかは若干の費用がかかりますが、それでも事前に無料でテストする仕組みを持っていることでしょう。試してみた上で、あなたに一番ぴったりなものを選択してください。
2.あなたの目的を決定してください。
ウェブログは情報を仕分けしたり、ビジネスを組織化したり、家族のニュースを共有したり、専門化としての評判を確立したり、社会の変化を煽動したり、そして生命の意味について熟考したりするために使うことができます。あなたがウェブログを使って何をしようとしているかを知ることで、より確実にスタートすることができるでしょう。
3.あなたのターゲットとする読者を知ってください。
あなたはプロのパートナー、見知らぬ人、顧客、あるいはあなたの祖母と一緒の場合には、友人たちと一緒のときと異なった振る舞いをするはずです。誰のために書いているかを知ることで、あなたは適切な口調を使うようになるでしょう。
4.ウソをつかないください。
専門的なウェブログさえ魅力的であり得ます。ウソの宣伝文句を避けてください。真実について、真実を話してください。
5.あなたが何を愛しているか書いてください。
政治、音楽、社会問題、造園、あるいはあなたの職業についてであるかにかかわらず、ウェブログは強力な意見発表の場所です。 あなたがテーマにより密接に取り組んでいるのなら、それだけあなたの書いたものは面白くなるでしょう。
6.まめに更新してください。
興味を持った読者は、新しい何かがある可能性ほ求めてあなたのサイトに戻ってくるでしょう。 毎日更新する必要はありませんが、1週間に数回は更新するように努めてください。
7.あなたの信頼性を確立してください。
あなたの能力の最善をつくし、正直にしてください。あなたの読者と、仲間のブロッガーを敬ってください。あなたが、自費出版したり、あるいはもう1つのサイトの上にアーカイブししたりするかどうかにかかわらず、インターネットにおいて、あなたの言葉は永遠に生き続けます。ウェブログハンドブックで、私は一つのウェブログ倫理学を提案しました。;あなた自身の基準について考えて、そしてそれを忠実に守ってください。
8.あなたの情報源にリンクしてください。
ウェブは他のどのようなメディアもまねすることのできない透明性を持っています。 ニュース記事、エッセイ、政府の文書、スピーチ、あるいは他のブロッガーのエントリーにリンクすることによって、あなたの発言の源となっている主要な資料へ読者がアクセスし、彼らに理解に基づいた判断をしてもらうことができます。
9.他のウェブログにリンクしてください。
あなたの読者はあなた自身が楽しんで読んでいるウェブログを紹介してもらえたら喜ぶことでしょう。Web は多数決のメディアです、そして、それらがお互いにリンクするとき、ブロッガーの一人一人の声はより大きなものとなっていきます。気前良く他のウェブログにリンクすることにより、情報共有の草の根ネットワークと、私たちがウェブ上で形成しているコミュニティーを拡大していくでしょう。
10.辛抱強くしてください。
たいていのウェブログの聴衆の数は少ないものです。ですが、時間と日々の更新であなたの聴衆は増えるでしょう。 あなたが何百人もの読者を持つことはないかもしれませ。ですが、あなたが何を言わんとしているかに興味を持っている人は、定期的にあなたのサイトに戻ってくることでしょう。
オマケ:楽んでください!
あなたのウェブログが趣味か専門的なものであるかにかかわらず、もしちょっとした遊び心をもって運営するなら、あなたはいっそう報われるでしょう。特定のテーマ専門のウェブログさえ、ちょっとした気まぐれからも恩恵を被ることができるでしょう。
rebecca blood
for welt am sonntag
22 march 2003
こんな内容でした。今更目新しいこともないような気もするのですが、一覧としてまとまっていて価値のある文書だと思います。
このRebecca Blood(レベッカ・ブラッド)さんという人は、
ウェブログ・ハンドブック―ブログの作成と運営に関する実践的なアドバイス
という本の著者さんです。
2004.3.25 和訳の文句を若干手直ししました。