XLink Kaiの導入 (GW-USNano2 + 7.4.1.8 + Vista)
相変わらずプラネックスのアダプタは…
気がつくと現行の製品が新しくなっていて、ほんとに次から次へと…。まあ、モンスターハンターポータブル3rdに合わせて、1つくらい試してみますかね。
今回は、
Planex GW-USNano2 Realtek RTL8192CU
店頭で在庫が潤沢にあったもの。
GW-USNano2 がクライアントとしての運用がメイン、GW-USNano2-G がゲーム機用のアクセスポイントがメイン、 GW-USNano2-M がケータイ用のアクセスポイントとしての運用がメインという区別のように見えます。が、ゲーム機用の GW-USNano2-G も XLink Kai 用のモードがメインじゃないみたいなんで、 XLink Kai 用途の場合はどれでも同じような気がします。
ヨドバシカメラでも、値段に差はありませんでした。プラネックス社のホームページからダウンロードできるドライバも共用。
ダウンロード|GW-USNano2 / GW-USNano2-G / GW-USNano2-M:PLANEX
(マニュアルは異なるようです。PDFのマニュアルを確認してみたところ、付属の「スタートガイド」の手順が、どの接続方法を前提として書かれているかだけの違いのようです。)
まあどれでもいいのですが、 XLink Kai 用途が前提の世の中の人はたいてい買うであろう GW-USNano2-G は動作実績のブログ等も多いようですし、ボディの色が、 GW-USNano2 だけ白、あとの2つは黒でしたので、あえての GW-USNano2 (無印)で。たぶん、 -G も -M も同じ手順でできるのではと推測。
GW-USNano2 | GW-USNano2-G | GW-USNano2-M |
端子カバーがない
まあ、そんなに大事なことじゃないんですが、GW-USMicroN2W のときには、半透明の端子カバーがあったのですが、今回は付属していません。取り外したときの取り扱いがイマイチ…。まあ、コスト削減でしょうかね。
ランプはオレンジ
ランプはオレンジ色に控えめに点灯します。GW-US54GXS や GW-USMicroN2W のようにブルーに眩しく光るのよりは、 GW-USMini2N っぽいのがいいんじゃないでしょうか?
それと、 差し込む時ボタンがちょっと邪魔ですね。
やっぱうまくいかねー。
セットアッププログラムの形式になっているので、いきなりドライバだけ組み込むことはできないようです。別の無線LANの接続用のツールを使っている場合は一旦削除するなどする必要がありそうです。
とりあえず、付属のCD-ROMからドライバをインストールします(といいつつ画面はダウンロードしたドライバ)、
この状態で、いちおう、
C:\Program Files\PLANEX ClientManager\Driver\
に各ドライバが展開されるようです。
続いて起動するクライアント・マネージャの接続ウィザードに従って、
ゲームをする、
XLink Kaiで接続する、と進み
GW-USNano2 をパソコンに接続して、
ドライバをインストールして、
XLink Kaiのインストールとアカウントの取得を行います。すでに取得、インストール済みの場合はそのまま次へ。
PSPの電源を入れて、オンライン集会浴場へ移動して電波を飛ばして、
クライアントマネージャで SSID PSP_AULJM05800_L_MHP3Q000 を検出して次へ。
接続名はデフォルトのまま保存で、
GW-USNano2 とは通信が確立したように見えますが、このまま XLink Kai を起動してもうまくいきません。
Diagnostics Mode を見てみると、外からのパケットが入ってきていないのが確認できます。
そうです、「ドライバをインストールしたら再起動する」の鉄則がまるで抜けています。
のでここでコンピュータを再起動します。
起動すると、
現在設定されている環境ではWi-Fi接続をご利用いただくことはできません。
「クライアント・マネージャ 接続ウィザード」からWi-Fi接続のための環境を設定してください。
と表示されます。
XLink Kaiにしかつかわないのでそんなことどうでもいいのです。これでは当然毎回の起動の度に聞かれて面倒ですし、
いやな予感がしたので、試しに GW-USNano2 を接続しないで起動してみると、
無線LANアダプタがパソコンに装着されていません。
クライアント・マネージャを終了します。
と出ました。これはいちいち余計なお世話です。私は XLink Kai 用アダプタは XLink Kai 専用として考えていて、APモードに切り替えてクエストのダウンロードにも、などど考えていません(無線付きのルーターか、ワイヤレスAPを導入すればいい話ですし、あえて兼用にして余計なトラブル呼び込むこともないと思うのです)。
なのに毎回、「クライアント・マネージャ 接続ウィザード」から XLink Kai モードにしないとならないというのでしょうか? いくら何でもあまりに動作がタコな仕様じゃないですか?
クライアント・マネージャ封印決定。
(まあ、スタートアップから削除するとか、毎回表示されるこのダイアログさえ気にしなければこのまま使えることは使えますが)ということで独自のインストール手順
GW-USNano2 を装着したまま、
コントロールパネルのプログラムのアンインストールからプラネックス クライアント・マネージャを削除します。
クライアント・マネージャだけ削除されて、認識済みのドライバは削除されません。(ドライバがコピーされていたフォルダはなくなります)
一応念のため、デバイスマネージャで
PSP XLink Mode が Enable になっているか確認しておきます。XLink Kai用にインストールされていれば、元々Enableのはずです。
Network Type は Ad Hoc / Auto select / Infrastructure の3つがありますが、 Infrastructure のままで大丈夫です。
ここからの手順は従来と同一で
MHP2Gの時のドキュメントのまま設定できます。
XLink Kaiの導入(7.4.18 beta+Vista)
念のため、Configure Kai の画面