Last Updated 2006.02.10
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access cgi - 記録設定
- 01 : 記録設定 : 基本設定(report.ini)
- 02 : 記録設定 : アクセスチェック設定(report.ini)
- 03 : 記録設定 : ホスト情報取得設定(report.ini)
- 04 : 記録設定 : リクエスト情報取得設定(report.ini)
- 05 : 記録設定 : 半角カタカナ変換設定(report.ini)
- 06 : 出力設定 : カウンター表示設定(report.ini)
- 07 : 特殊設定 : タイムゾーン設定(common.ini)
1:記録設定:基本設定(report.ini)
ログファイル記録時の処理を変更したい場合は、report.ini の設定を変更します。
1-1:基本設定
$count_start = 1;
…… アクセスカウンターの初期値です。新規のログファイルにのみ適用されます。$log_max = 1000;
…… 現行ログファイルのデータ保持件数です。これを越えると古い順に削除されます。
2:記録設定:アクセスチェック設定(report.ini)
管理者によるアクセスや同一訪問者による連続アクセスの「記録する/記録しない」の選択は、report.ini の設定を変更します。
2-1:管理者チェック
$admin_check = 0;
…… cookie と IPアドレスを利用して管理者のアクセスをチェックする設定です。$admin_check = 0;
…… 管理者チェック機能を使用しません。(初期設定)
$admin_check = 1;
…… cookie を利用して管理者のアクセスをチェックし、管理者であれば記録しません。
$admin_check = 2;
…… IPアドレスを利用して管理者のアクセスをチェックし、管理者であれば記録しません。
$admin_check = 3;
…… cookie と IPアドレスを利用して管理者のアクセスをチェックし、管理者であれば記録しません。
- 管理者 cookie チェックは、解析リスト閲覧にて要求されるパスワードの入力にて cookie を利用した後に有効となります。
- 管理者 IPアドレスチェックは、解析リスト閲覧時に admincheck.cgi へ記録された IPアドレスでチェックします。
2-2:訪問者チェック
$cookie_check = 0;
…… cookie を利用して訪問者のアクセスをチェックする設定です。$cookie_check = 0;
…… cookie を利用してのチェック機能を使用しません。(初期設定)
$cookie_check = 5;
…… 最後のアクセスから5分間を過ぎるまでは記録しません。
訪問者 cookie チェックを利用する時は、任意の数値を分単位で指定してください。(例:1時間 = 60|6時間 = 360|12時間 = 720)
訪問者が cookie を利用しない設定にしていたり、cookie の利用を制限しているブラウザで閲覧していると、この設定は有効に作用されません。
2-3:同一ホストチェック
$host_check = 0;
…… 同一ホストによる連続アクセスのチェックを行う設定です。$host_check = 0;
…… 直前のホスト情報との照合を行いません。(初期設定)
$host_check = 1;
…… 直前のホスト情報との照合を行い、同じホストからの連続アクセスだった場合は記録しません。
同一ホストチェックの対象となるのは、直前の1件のみです。
リクエストURI 記録時の動作
リクエストURI を記録している場合の $host_check = 1;
設定は、以下の様に処理されます。
- ホスト情報が同じでリクエストURI が違った時は、記録する。
- ホスト情報が同じでリクエストURI が同じ(リクエストURI が無い場合も同様)だった時は、記録しない。
3:記録設定:ホスト情報取得設定(report.ini)
ホスト情報取得の処理を変更したい場合は、report.ini の設定を変更します。
3-1:ホスト名取得モード
ホスト情報ではなく IPアドレスが記録される場合は、以下の設定を変更してみてください。
$get_remotehost = 0;
…… ホスト名取得モードの設定です。$get_remotehost = 0;
……$ENV{'REMOTE_HOST'}
でホスト名を取得。(初期設定)(*1)
$get_remotehost = 1;
……gethostbyaddr
でホスト名を取得。(*2)
$get_remotehost = 2;
……$ENV{'HTTP_X_FORWARDED_FOR'}
でホスト名を取得。(*3)
- (*1) :
$ENV{'REMOTE_HOST'}
の利用を制限しているサーバもあります。サーバ管理者の指示に従ってください。 - (*2) : この設定でもホスト情報が取得できなかった場合、設置サーバでは DNS の逆引き処理を行っていない可能性があります。
- (*3) : 取得 IPアドレスが全て 127.0.0.1 になってしまう場合は、この設定にしてみてください。
4:記録設定:リクエスト情報取得設定(report.ini)
リクエスト情報を記録したい場合は、report.ini の設定を変更します。
4-1:リクエストURI 記録
$get_request_uri = 0;
…… リクエストURI の記録設定です。$get_request_uri = 0;
…… 記録しない。(初期設定)
$get_request_uri = 1;
…… 記録する。
この設定は、複数ページのアクセス情報を共通のログファイルへと記録したい時等に利用してください。但し、JavaScript での取得ではページ間移動に $cookie_check
設定の影響を受けますので、cookie をチェックする時間を考慮することが必要です。
4-2:リクエストURIタイトル記録
$get_request_title = 0;
…… リクエストURI のタイトル記録設定です。$get_request_title = 0;
…… 記録しない。(初期設定)
$get_request_title = 1;
…… 記録する。
リクエストURI を取得できなかった場合は、リクエストURIタイトルも記録しません。
4-2:リクエストURIタイトル文字コード
$request_title_code = 3;
…… リクエストURI のタイトル文字コード判定設定です。$request_title_code = 0;
…… 自動判定。
$request_title_code = 1;
…… Shift_JIS 固定。
$request_title_code = 2;
…… EUC 固定。
$request_title_code = 3;
…… UTF-8 固定。(初期設定)
予め URIエンコードされていないタイトルは、文字化けして記録されます。(JavaScript の encodeURI は、UTF-8 です)
5:記録設定:半角カタカナ変換設定(report.ini)
リンク元/リクエスト情報/UserAgent に含まれる半角カタカナを全角カタカナへと変換して記録したい場合は、report.ini の設定を変更します。
5-1:半角カタカナ
$h2z_trans = 0;
…… 半角カナ→全角カナ変換設定です。$h2z_trans = 0;
…… 半角カタカナもそのまま記録します。(初期設定)
$h2z_trans = 1;
…… 半角カタカナを全角カタカナに変換して記録します。
6:出力設定:カウンター表示設定(report.ini)
カウンター表示を行いたい場合は、report.ini の設定を変更します。
6-1:カウンター表示
$counter_mode = 0;
…… カウンター表示機能の設定です。$counter_digit = 4;
…… カウンター表示桁数の設定です。任意の数字を設定してください。$counter_image_dir = './images/';
…… カウンター画像用ディレクトリの設定です。
カウンター表示の詳細は、「追加設置 - 4:設置作業:カウンター表示」を参照してください。
7:特殊設定:タイムゾーン設定(common.ini)
アクセス日時を日本時間ではなく他の地域の時間帯で取得したい場合は、common.ini の設定を変更します。
7-1:タイムゾーン
下記の例を参考にして、設定を変更してください。
$get_time = 9;
…… タイムゾーン設定。$get_time = 0;
…… グリニッジ標準時
$get_time = 9;
…… 東京(標準時 + 09:00)(初期設定)
$get_time = 5.5;
…… デリー(標準時 + 05:30)
$get_time = 5.75;
…… カトマンズ(標準時 + 05:45)
$get_time = -10;
…… ホノルル(標準時 - 10:00)
この設定は、replist.cgi の時間帯別アクセス件数の日付(直近 n 日)にも影響します。