at works - access cgi - readme - manual


Last Updated 2006.03.14

  1. access cgi - 解説
  2. access cgi - 設置手順
  3. access cgi - 追加設置
  4. access cgi - 記録設定
  5. access cgi - 表示設定
  6. access cgi - 照合設定
  7. access cgi - 動作解説
  8. access cgi - 更新履歴
  9. access cgi - FAQ

access cgi - 動作解説


1:動作解説:はじめに

解析リストの表示は、Windows 2000 版の Microsoft Internet Explorer 6 及び Mozilla Firefox にて動作確認しています。これ以外の Windows 用や他 OS 用の UserAgent では動作確認をしていません。予めご了承ください。


2:動作解説:パスワード入力

ブラウザ等から replist.cgi を呼び出し、解析リストを表示させてください。

最初に要求されるパスワードは、「設置手順 - 3:設置作業:cgi ファイルの設定」にて設定したパスワードです。パスワード入力で cookie を利用する場合は、チェックボックスをチェックしてください。

パスワード入力で cookie を利用しない場合は、replist.cgi が出力する HTML の HTTPヘッダに no-cache を追加してサーバから送信しますので、no-cache に対応したブラウザ等の「進む(Back)/戻る(Forward)」を利用すると「ページの有効期限切れ」(WinIE の場合)と表示される場合があります。(no-chache は完全ではありません。一部の UserAgent や Proxy サーバでは、no-cache を無視してキャッシュファイルが削除されずに残ることがあります)

また、管理者 IPアドレスチェックに利用する為に、admincheck.cgi へ解析リスト閲覧時の IPアドレスが記録されます。(閲覧専用モード時を除く)


3:動作解説:解析リストのメニュー一覧


4:動作解説:解析リストの基本動作

replist.cgi の基本的な動作は、以下の通りです。

  1. 解析リスト設定の一時的な変更は、表示変更メニュー内の [表示変更] ボタンをクリックしてください。
  2. 各リストへのページ内ジャンプは、表示変更メニュー内にある各該当文字列をクリックしてください。

なお、CSS の指定により、以下のボタンは普通のテキストと同じ状態で表示されます。

共通メニュー

各メニューに共通する動作のみ、以下に簡単に解説しておきます。

1:「ログファイルディレクトリ」選択プルダウンメニュー

複数設置した際の解析対象ログファイルディレクトリを切り替えます。

2:「ログファイル」切替プルダウンメニュー

現行ログファイル「----/--/--」、日別ログファイル「yyyy/mm/dd」、月別集計ファイル「yyyy/mm」を切り替えます。

3:「初期」ボタン

一時的に [表示変更] された設定を、replist.ini で設定している状態へと初期化して表示します。

4:「検索」フォーム

現行ログファイル、日別ログファイル、タイトル表示置換リストを検索します。

ログファイル別動作

各メニューとログファル種別の組み合わせで、多少動作が異なる処理もあります。

  1. プルダウンメニューから選択した当該ログファイルが存在しない時は、現行ログモードとなり空のデータが表示されます。
  2. 統計/個別情報/参照項/リンク元/検索語/解像度/ブラウザ/ホストメニューでは、現行ログファイル/日別ログファイルの切り替えとなります。
  3. 日別/月別/時間帯メニューでは、現行ログファイル/月別集計ファイルの切り替えとなります。
  4. 月別集計ファイルが存在する場合、月別メニューの初期表示は、現行ログモードでも月別集計ファイルの総計で表示されます。
  5. 日別アクセス件数集計では、ログファイルに記録の無かった日のデータは表示されません。
  6. 月別アクセス件数/年別アクセス件数集計では、ログファイルに記録の無かった日/月/年のデータは表示されません。
  7. 時間帯別アクセス件数集計では、ログファイルに記録の無かった日のデータは表示されません。(現行ログファイルの直近 n 日を除く)

表示注釈

解析リストにて使用されている「 - 」及び「その他」表示の意味は、以下の仕様になっています。


5:動作解説:データ検索

検索フォームへ何らかの文字列が入力されている状態で [表示変更] ボタンを押すと、検索結果が表示される仕様になっています。

検索対象データ種別

データ検索は、現行ログファイルと日別ログファイル及びタイトル表示置換リストに記録された文字列を、検索対象としています。月別集計ファイルは、検索対象になりません。

  1. ログファイル検索では、ログファイル内をそのまま検索します。検索語/ブラウザ等の変換後の文字列検索には対応していません。
  2. 日別/月別/時間帯メニューでは、現行ログファイルのみの検索となります。
  3. タイトル編集メニューでは、タイトル表示置換リストが検索対象となります。
  4. タイトル登録/統計メニューでは、検索対象はありません。

サーバ負荷の増大に繋がりますので、全ての日別ログファイルを一度に検索対象とする処理を実装する予定はありません。

使い方

  1. 何も入力しないで [表示変更] を押すと、通常の表示変更になります。
  2. “小文字と大文字”及び“半角と全角”は区別されます。(例えば、Macmac は別の文字列として処理されます)
  3. 複数の文字列を検索する場合は、文字列を半角スペースで区切ってください。
  4. 集計リストの百分率は、検索結果に対する処理となります。
  5. 検索結果から、各表示件数等の一時的な表示変更が可能です。
  6. 検索結果から、個別情報削除、リンク元/リクエスト削除、リンク元/リクエスト書換も可能です。

下記は、検索の例です。

更に検索条件を絞る場合は、それぞれを and 又は or と組み合わせて入力することで可能となります。

入力支援

個別情報/ホストメニューではホスト情報を、リンク元メニュー/リクエスト集計では URI を検索条件として、検索フォームへと入力支援することができます。

入力支援を利用した場合、検索結果は個別情報メニューで表示され、検索条件が完全に入れ換わります。


6:動作解説:個別情報削除

個別情報削除は、現行ログファイル又は日別ログファイルに記録されたログデータを削除対象としています。月別集計ファイルは、削除対象になりません。

ログファイル種別

解析リストとして表示されているログファイルを削除対象とする為、現行ログファイル又は日別ログファイルを指定して表示後に削除を行ってください。両方に記録されているログデータを削除する場合は、現行ログファイルのアクセス情報を削除後、日別ログファイルのログデータの削除も行ってください。

通常は現行ログファイルのログデータ削除だけを行い、日別ログファイルのログデータ情報は残しておくことをお薦めいたします。なお、ログデータを削除すると、月別集計ファイルのアクセス件数集計とに差異が生じます。

現行ログファイルの直近1件目を削除する場合は、日別ログファイルの同ログデータも削除してください。アクセスカウンター(COUNT)は、現行ログファイルの最後のアクセスを基準としてカウントしますので、日別ログファイル側でカウントが重複してしまいます。(この仕様で都合の良い場合もあることも考慮して、access cgi 側では削除の制限を行っておりません)

サーバ負荷その他の理由から、現行ログファイルと日別ログファイル及び月別集計ファイルを一度に削除対象とする処理を実装する予定はありません。


7:動作解析:リンク元/リクエスト削除

リンク元/リクエスト削除は、現行ログファイル又は日別ログファイルに記録されたリンク元/リクエストのデータのみを削除対象としています。

ログファイル種別

解析リストとして表示されているログファイルを削除対象とする為、現行ログファイル又は日別ログファイルを指定して表示後に削除を行ってください。両方に記録されているリンク元/リクエストを削除する場合は、現行ログファイルのリンク元/リクエストを削除後、日別ログファイルのリンク元/リクエストの削除も行ってください。

サーバ負荷その他の理由から、現行ログファイルと日別ログファイルとを一度に削除対象とする処理を実装する予定はありません。

検索元削除について

検索元集計にて、「小計」チェックボックスを適用している場合に該当検索エンジンを削除すると、処理が適用されていた該当検索エンジンからの検索元が全て削除されます。

検索元を個別に削除したい場合は、「小計」 チェックボックスを解除して [表示変更] を行った後の検索元集計リストから削除してください。


8:動作解説:リンク元/リクエスト書換

リンク元/リクエスト書換は、現行ログファイル又は日別ログファイルに記録されたリンク元/リクエストのデータのみを書換対象としています。一部分だけの文字列書換も可能です。

完全一致

下記の様な書き換えを行いたい場合は、[完全一致] チェックボックスをチェックしてください。

通常ですと http://atworks-online.net/about.html 等も書換対象となり、http://atworks-online.net/index.htmlabout.html と書き換えられてしまいますが、[完全一致] をチェックすることにより、これを避けることができます。

検索元のリンク元書換について

検索元集計にて、「小計」 チェックボックスを適用している場合に該当検索エンジンのリンク元を書換することは、避けてください。期待される処理は行われない仕様になっています。

検索元を個別に書き換えたい場合は、「小計」 チェックボックスを解除して [表示変更] を行った後に書き換えてください。

ログファイル種別

解析リストとして表示されているログファイルを書換対象とする為、現行ログファイル又は日別ログファイルを指定して表示後に書換を行ってください。両方に記録されているリンク元/リクエストを書換する場合は、現行ログファイルのリンク元/リクエストを書換後、日別ログファイルのリンク元/リクエストの書換も行ってください。

サーバ負荷その他の理由から、現行ログファイルと日別ログファイルとを一度に書換対象とする処理を実装する予定はありません。


9:動作解説:タイトル表示置換(titlelist.cgi)

リンク元/リクエストの URI を表示する際に別の文字列へと置き換えたい場合は、titlelist.cgi を編集することで可能となります。

replist.cgi で編集

titlelist.cgi の編集は、replist.cgi にてリンク元/リクエスト集計の [登録] ボタン、タイトル一覧の [変更] ボタン、タイトル登録フォームより行うことが可能です。

直接編集

以下は、テキストエディタ等にて titlelist.cgi を直接編集する場合の解説です。

titlelist.cgi の %title_rep = (); 内に '' , '' , で囲って記述してください。(文字列に ' が含まれる場合は、' の直前に \ を挿入し、\' としてください)

%title_rep = (
    'http://atworks-online.net/' , 'at works' ,
    'http://atworks-online.net/about.html' , 'at works\'s about page' ,
    '' , '' ,
    '' , '' ,
);

仕様

検索元のタイトル表示置換処理が search.pl と titlelist.cgi とで重なった時は、titlelist.cgi の設定が優先されます。

リクエストのタイトル表示置換処理が記録時に取得されたリクエストURIタイトルと titlelist.cgi とで重なった時は、titlelist.cgi の設定が優先されます。


10:動作解説:ブラウザ判定(agent.pl)

ブラウザ判定処理は、状況に合わせて更新して行くことを予定しています。必要な場合は、agent.pl を最新のファイルと差し替えて使用してください。

独自に対応する UserAgnet を増やしたい場合は、agent.pl 内に処理を追加してください。


11:動作解説:検索エンジン判定(search.pl)

検索エンジン判定処理は、状況に合わせて追加して行くことを予定しています。必要な場合は、search.pl を最新のファイルと差し替えて使用してください。

独自に対応する検索エンジンを増やしたい場合は、search.pl 内に処理を追加してください。


12:動作解説:検索語句変換(transform.pl)

検索語句/検索語集計では transform.pl を利用して、文字列を変換してから集計を行うことが可能です。

標準では、以下の処理を行います。

  1. " を削除。
  2. cache: に続く URI を削除。
  3. 全角英数字を半角英数字に変換。
  4. 英字の大文字を小文字に変換。
  5. 半角カタカナを全角カタカナに変換。

独自に対応する変換を増やしたい場合は、transform.pl 内に処理を追加してください。なお、文字列変換処理の関係で、transform.pl のみ EUC で記述されています。



http://atworks-online.net/