Web上に情報が残っていない現象

ゲームボーイカラーやラジカセ、カセットデッキなどをいじってて古い情報を調べようとすると、当然インターネット上にホームページを作るようになる「前」の時期の情報は、Web上に基本的には残っていない(後年、誰かが登録するしかないわけで)状態になるわけですが、
この現象に名前があるのかなあ、と。


なお、友人が気がついた、

ジオシティーズ(geocities)閉鎖により、インターネット上に一度は構築されたものの、
一時期のデータ自体が消えた現象は、
ある意味
ミッシングリンク(Missing-link)
と言ってもいいかもしれません。

無料のホームページスペースの閉鎖と同様に、
プロバイダーがインターネット接続と同時に提供していたユーザー別のWebスペースもサービスの統廃合と共に消えたり、
そもそもユーザー自体が退会することによって消えたりしますね。

とはいえ、
archive.org
にうまく収録されていれば、完全には失われていないかも知れませんが、
そもそもインターネット上に情報として格納されていない時代の情報については引き続き名称不明。

インターネット上に個人でホームページが作れるようになってくる1995年あたりより前、となると思いますが、
それ以前はパソコン通信の時代で、nifty-serveとか、草の根BBSとか、あとはnewsgroupなどに存在していたのでしょうか。
(個人単位でログとか今現在でも保管している人もいそう)

nifty-serve が1987年からなので、1980年代後半より前になると、デジタルデータがない時代になるかもしれないですね。

この時代自体は「前ネット時代(プレ・インターネット時代)」とか表現されている記事もありますね。
(歴史で言うところの「先史時代」みたいな感じか)

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2023年02月09日 12:19に投稿されたエントリーのページです。

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