FreeNAS の インポート機能を試す

別のFreeNASで使っていたハードディスク2本を別の環境のFreeNASに接続したところ、アッサリインポートできたので、仮想マシン上でスクリーンショットを取りながら手順を記録してみました。

freenas_import_01.jpg

初期環境、ディスク4本でRaidz2構成。


では早速破壊(笑)。

freenas_import_02.jpg

ESXiの vSphere Client で起動用のドライブと、Raidz2を構成している2本のドライブを削除。

freenas_import_03.jpg

起動用のドライブを破壊するとUIとかも動かなくなる。
強制的にオフにして、

freenas_import_04.jpg

新しい起動用のハードディスクと、CD-ROMドライブにインストールイメージをマウントして起動。

freenas_import_05.jpg

インストール先を間違えないように選択してインストール。
(インストールの手順は通常通り。実環境の場合は、インストールが終わるまではインポートしたい大事なデータのあるドライブは外しておくのが万全じゃないかな)

freenas_import_06.jpg

初回起動。9.3なので、Initial Wizard が起動しますが、Exitで。

freenas_import_07.jpg

とりあえず起動しました。
テストなので環境設定とか割愛。

freenas_import_08.jpg

Storageが認識されていません。

[Import Volume] をクリック。

freenas_import_09.jpg

ディスクを暗号化していないなら、「No: Skip to import」
のまま[OK]

freenas_import_10.jpg

以前の Volume の「tank」が見えていますので、
[OK]

freenas_import_11.jpg

しばらく待つと、以前の Volume が2本のディスクだけで再現されました。

freenas_import_12.jpg

もちろん、Raidz2なので、2本足りない状態なので、ディスクをReplaceしたりすればいいと思います。

freenas_import_13.jpg

9.3-STABLE-201506292332 はESXi上の仮想マシンだと smartd が動かないのですが、まあ今回は関係ないと言うことで。
GUIだけでインポートがちゃんとできます。

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2015年08月10日 09:38に投稿されたエントリーのページです。

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