オートパイのエンジン形式には、2ストと4ストがあります。
2ストは様々な理由から1980年代後半~1990年代前半にかけて隆盛を誇ったものの、現在はごく一部の競技用車や、海外モデル等に姿を残すだけです。
で、特に聞かれるのが、
2ストと4ストはどう違うの?
パワーとか馬力はどうなの?
って言うことですね。
で、2ストと4ストの仕組みについてですが、
このページの動画がかなりわかりやすいのではないでしょうか?
それから、
2ストは2ストローク、2サイクル、
4ストは4ストローク、4サイクル
と呼ばれますが、このストロークとサイクルの違いは?
となると妥当なサイトがないですねえ。ほぼ同義に使われているのは分かるんですが。
ここで若干ふれてますね。
で、パワーとか馬力とかどうなの、って話ですが、
2ストは、パワーが絞り出しやすいのですが、
発熱量が大きい為、大排気量のものが作れません。
絶対的なパワーとなると排気量が大きくできる4ストに軍配があがります。
2ストは仕組みが簡単なので、軽くて小さいパワフルなエンジンが作れます。
そういう意味では50ccのスクーターから250ccのスポーツバイクあたりまでの
ラインナップが現実的だったのではないでしょうか。
ただ、2ストは、その機構上、エンジンオイル(2ストオイル)をガソリンと一緒に燃焼させながら動く為に、どうしても排気ガスがクリーンにならないという点から、環境的にもほぼ4ストにシフトしてきつつあります。
大型の免許が教習所でとれるようになり、4ストで大排気量のバイクが作れる技術力がでてきたので、2ストは活躍の場をなくしているのでしょう。
草刈り器や、チェーンソーなどが2ストエンジンなんで、ちょっと懐かしいような気がします。
……とまあ、ほとんど上記のリンクの覚え書きなんですけどね(笑)。