千葉県は、2003年9月の条例で、打たせ湯には清潔な水を使用しなければならない、という項目を追加したらしく、浴槽の水を循環させているスーパー銭湯から打たせ湯は次々と姿を消しているそうです。
公共施設は、どぼどぼ飲める水で打たせ湯やってるみたいです。
千葉のスーパー銭湯からなくなっているもの。/さかきスタンダード。
清潔な水の定義が、濾過した循環水ではダメとなると、水道水をバンバン垂れ流すか、地下水をどばどば垂れ流すしか、スーパー銭湯にはやりかたがないわけで、上下水道代だけでもバカにならないわけです。
レジオネラ肺炎が懸念されるからのようですが、
県は昨年9月、公衆浴場法施行条例を改正し、「打たせ湯には清潔な水を使用すること」という一文を追加した。体に当たってはねた湯が口に入り、死に至る場合もある「レジオネラ肺炎」に感染するのを防ぐためだ。県衛生指導課によると、「浴槽の水を、ろ過装置などに通して循環させても『清潔な水』とは言えない」のだ。
減る「打たせ湯」/千葉 Yahoo!ニュース - 千葉 - 毎日新聞
とはいうものの、打たせ湯ってそんなに利用率高くないですよね?
全く使わないまま出て行く人も結構多いですし、若干寂しいですが、コストから考えると、スーパー銭湯になくてはならない設備であるとも思えないのですが…。
ただ、こうやって姿を消していくとなると、家庭用打たせ湯にビジネスチャンスがあるのではないでしょうか(笑)?
ユニットバスに岩風呂風のデザインを設けて、壁の一角から打たせ湯が……とか。