仕上げ砥石まで使って研ぎ上げて(砥石)、だいたい切れるようになってきましたが、調べていると、最終仕上げをすることで長く切れ味が維持できるという論調の記事をよく見ることに気づきました。
中仕上げなどでも十分刃はつきますし、切れるようにはなりますが、それは刃の先が微細なのこぎり状になっているせいもあるらしく、こののこぎり状の部分はすぐ取れてしまうので、すぐ切れなくなる、という印象になるのだそうです。
ここを平滑な状態に仕上げることで、長く切れ味の続くようにするための砥石が、最終仕上げ用とか超仕上げ用とか言われるカテゴリの砥石らしいです。
キング砥石 キング仕上砥 S-3型 185x62x15 粒度:#6000 最終超仕上用
同じ番手で大きいS-1という商品もありますが、
キング仕上砥 S-1型 ブラウン 210x73x22 粒度:#6000 最終超仕上用
まあ半信半疑なので。
実際に研いでみるとこれがまた全く研げてる手応えがありません。
見た目を鏡面の様に仕上げるのが目的であればさらにもう一手間必要そうですし、とぎ汁もわずかしかでなくて、番手が高いので当然研げる量も微々たるものです。
というか、そういう用途の場合は、バフ使うのが正しいらしい。
ただし、普通の砥石で常時ゴシゴシやってたら刃物はどんどん小さくなってしまうのが道理で、一旦切れ味を取り戻せたら、仕上げ→最終仕上げ→超仕上げで整えるだけにした方が長持ちしていいんじゃないか、と思っています。
もう一段階番手を上げて、
キング砥石 キングゴールド仕上砥 G-1型 210x73x22 粒度:#8000 最終超仕上用
と思ったら、
も射程に入るような気がしてきました。
(研ぐ刃物に比べてどんだけ高いんだと)